Respawn Entertainment(リスポーン・エンターテインメント)は『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の次回大型アップデート「シーズン19イグナイト」に向け、新レジェンド・コンジットなどの最新情報を公開中。
この記事では、マップ改変されるストームポイントや、さらなる調整を受けるランクマッチ。レジェンドや武器のバランス調整など、シーズン19で行われる既存コンテンツの変更点を紹介する。
ストームポイント復興中!
主要な対戦マップの1つ「ストームポイント」は、数ヵ月にも渡る大嵐に見舞われ、地形が激変してしまった。シーズン19ではようやく嵐が過ぎ去り、シンジケートの手で島が復興されていく様子がマップ改変として表現される。
ゲームプレイ的には、嵐によって海岸線が削り取られ、対戦マップ全体の規模が縮小した。さらに地形変化によってエリア間のつながりがよりスムーズになり、交戦までの時間が短くなるように調整されている。
具体的には、「バロメーター」南の小島と、「座礁区域」に墜落していた戦艦が水没。中心部に点在していたプラウラーの巣も消えて、PvE要素が減少したのも特徴の1つだ。復興作業によって、各地に新たな足場や遮蔽物も追加されており、戦闘を多彩なものにしてくれる。
新たな6つのPOI
マップ内には6つの新たなPOI(主要エリア)が追加。復興にあたっては、ワットソンやクリプトがその影響を与えている。マップを探索することで、2人の関係のその後や、シンジケートの計画に関わる、新たなイースターエッグを見つけられる。
- 「アンテナ」が「ザ・パイロン」に変化
- 「ゲイルステーション」が「エコーHQ」に変化
- 「養殖場」が「デバステート・コースト」に変化
- 「高地」が「ゼウス・ステーション」」に変化
- 「座礁区域」が「コースタル・キャンプ」に変化
- 「カスケードフォール」の南西に「チェト・ステーション」を設置
- (日本語名は記事上の仮訳)
ストームポイントは空の色も変わって、まるで別のマップに来たような新鮮な雰囲気を醸し出している。対戦全体がより白熱するように調整された、新たなストームポイントを隅々まで探索してみよう。
ランクマッチの変更点
シーズン18のランクマッチでは、シーズン17でマスター帯人口が多くなりすぎたことへの反省点が反映されていた(詳細記事)。
シーズン19のランクマッチでも、さらなる調整が施される。獲得LPとボーナスの制限が緩和され、各プレイヤーが適性ランクに辿り着くまでにかかる時間が、シーズン18よりも短くなる方針だ。
他の変更点としては、フレンドとトリオを組む際の制限が撤廃される。ただし3人のスキル差が開きすぎている場合は、より難しいロビーに加入させられる点に注意しよう。
ランクマッチ新報酬・新要素
新報酬として、「ランクバナーフレーム」が登場する。ダイブ軌道と入れ代わりで導入される新たな装飾アイテムで、他のプレイヤーに自分の強さを見せつけられる。
また、各ランクへの「昇格トライアル」が導入される。エクスペリエンス・デザインディレクターのAaron Rutledge氏によると、これはランクマッチの緊張感を高めるための新機能。シーズン19からは昇格に一定の条件が求められるというコンセプトだ。
たとえばシルバーⅠからゴールドⅣに昇格するには、必要LPに到達した後、次の5試合以内に「対戦で1回勝利する」、または「『トップ10に3回入る』かつ『キルかアシストを3回獲得する』」という条件が課される。トライアルのトラッカーはメニュー画面にも表示され、常に確認可能。各ランクの詳しい昇格条件は、後日エーペックス公式サイトから解説されるとのこと。
昇格トライアルはランクが上がるごとに難易度も上がり、ダイヤからマスター帯への昇格条件が最も困難なものとなる。なお、マスターからプレデターへの昇格のみトライアルがないそうだ。最後は純粋な対戦勝利によってエーペックス界最強の座を勝ち取って欲しい。トライアルに失敗しても敗北ペナルティが増えることはないので、リラックスして挑戦しよう。
レジェンドのバランス調整
ゲームデザイナーJohn Larson氏からは、新シーズン開始時に実施されるバランス調整の概要が先行発表された。さらなる詳細は後日公開されるシーズン19パッチノートで確認して欲しい。
- カタリスト:
- 「スパイクストリップ」を同時に設置できる最大数が3から2に減少。投擲可能な範囲が縮小
- 「スパイクストリップ」のスパイク部分が飛翔体をブロックしなくなる
- 「フェロバリケード」の継続時間が5秒短縮
- バンガロール:パッシブのスプリントやスモークの継続時間減少など、全アビリティに小幅な弱体化
- レイス:「虚空からの声」の信頼性を改善
- バスファインダー:味方がスキャンしたケアパッケージをスキャンしても、パッシブ効果(ジップラインガンのクールダウン短縮)が有効になる
- レヴナント:「フォージシャドウ」の延長時間を3秒に短縮
- ヴァンテージ:「スナイパーズマーク」の装弾が6発に増加
- ニューキャッスル:「キャッスルウォール」の使用感を改善。跳躍の高さと範囲を強化
注目はプロ競技シーンALGSでも大活躍していたカタリストの弱体化だ。Larson氏はさまざまな局面で活躍できるコントローラー・カタリストの強さに触れつつ、弱体化については「当然とまでは言いませんが、サプライズでも無かったと思います」とコメント。また、弱体化とはいえ「競技シーンで活躍できるポテンシャルはまだ残っていると考えています」とも補足した。
武器のバランス調整
シーズン19では、ロングボウ、チャージライフル、センチネル、ボセックといった、中~長距離用の武器にテコ入れが行われる。弾丸のサイズやグロウス(飛距離による当たり判定の拡大)を強化して信頼性を高めることで、メタの多様化を図っていくのが調整の目的だ。
センチネルについては、チャージショット時の弾道が改善。長距離での戦闘で、よりしっかりした与ダメージを期待できるようになる。
ボセックのシャッターキャップ機能は、拡散度が強化。精度を重視したい場合はオンオフの切り替えが可能になる。
これらの武器とバランスを取る形で、30-30とヘムロックが弱体化される。30-30は腰だめ撃ちで連射した際の拡散度が上がり、これまでのようには命中しにくくなる。
『エーペックスレジェンズ』シーズン19は、間もなく11月1日よりスタート。新要素を確認しつつ、新たな環境にいち早く適応しよう。
Source: Pressrelease
コメント
コメント一覧 (2件)
フルパのキャリーで上がってくる勘違いが減って欲しいから昇格条件は個人に対した条件にして欲しいわ
チャンピオン必須とかはソロ勢消えろって事だよな
なんかバンガのピック率下げようと全体的に弱体化してるけどバンガの強みというか一番の問題点って結局スモークとデジスコの組み合わせとAIMアシストに対する一応のアンチキャラだからやろ?デジスコで透かせる範囲を狭めたりとかAIMアシストの調整とかあるだろ。前回のULT弱体化とか的外れ過ぎるでしょ。