ソニー・インタラクティブエンタテインメントはPlayStation Networkがパスキーによるサインインに対応したと発表した。パスキーとはパスワードの代わりに指紋認証や顔認証などを使用するサインイン方法で、パスワードよりも素早く安全であるとして普及が進んでいる。
PlayStationがパスキーに対応
PSNアカウントをパスキーでのサインインに設定する方法は以下の通り。スマートフォンのほか、Windows PCやMacなどがパスキーに対応している。
- PSNのセキュリティー設定から「パスキーでサインイン」の「編集」を選択
- 「パスキーを作成」を選択
- 画面ロック解除を求められるので、指紋認証などで解除する
- 設定完了。パスワードや、2段階認証を設定していた場合は自動的に無効になる
PS5やPS4自体はパスキーでのサインインに対応していないが、パスキー設定後はスクリーンにQRコードが表示されるようになる。そのコードをスマートフォンなどで読み取れば引き続きサインインできる。
パスキーとは?
パスキーとはフィッシングやデータ侵害などの様々なサイバー攻撃に対抗するため、パスワードより安全なログイン方法として提唱された規格。パスキーには指紋や顔による生体認証のほか、PINやパターンロックなども選択できる。
また生体認証情報が外部に送信されることは絶対にない。生体認証はデバイス上でパスキーのロックを解除するためにのみ使用され、サーバーにはログインが成功した事実のみが送信される。さすがに100%とは言えないものの、パスワードと比べればアカウントを盗難されたりパスワードを忘れたりといったリスクが圧倒的に軽減される。最近ではiOSやAndroidでパスキーを安全に同期できるようになり、さらに便利になっている。
古いPlayStationを使うなどの理由がない限りは、パスキーに変更することを強くおすすめしたい。GoogleやAmazon、Nintendoなどもパスキーに対応しているので、この際にセキュリティ設定を見直してみては。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: PlayStation
コメント
コメント一覧 (3件)
PSはSteamでも勢いに乗ってるから余程悔しいんだろうなw
いやこの記事の内容がどうでもいいからだろ、アンチくん必死過ぎんか…?
ps系の記事が全く盛り上がってないのがオワコンたる証拠だよな…
信者もアンチにも捨てられた悲しきハード