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オーバーウォッチ2 S9 ミッドシーズンアップデート:17ヒーローにバランス調整、うち15名は強化!

オーバーウォッチ2 S9 ミッドシーズンアップデート:17ヒーローにバランス調整、うち15名は強化調整
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本日2024年3月13日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 のアップデートを実施。テレビアニメ「カウボーイビバップ」とのコラボレーションイベントの開催と同時に、ヒーローのバランス調整などが行われた。

CONTENTS

ヒーローのアップデート

シーズン9開幕時に行われた「投射物のサイズ変更」と「ライフ値の変更」の影響を中心に微調整が行われている。パッチノート公開以前に予告されていた調整点については、予告時点で詳しく紹介を行っているのでそちらを確認していただきたい。

投射物のサイズ変更

  • 秒速50メートルを超える投射物にかかる一律のサイズ補正が、0.1から0.075メートルに減少

開発者コメント:頭よりも先に胸部のヒットボックスに命中してヘッドショットと判定されなくなるシチュエーションを減らすために、高速で発射される投射物のサイズを小さくしました。

ロール・パッシブのアップデート

  • ダメージのロール・パッシブを受けた際の回復減少量が20%から15%に低下

開発者コメント:ダメージのロール・パッシブは、交戦状態における回復の有効性を減らすと同時に、ダメージが一度に多く発生した際の影響と、継続的に発生した際の影響を一律するうえで役立ちます。ですが今回、タンクとサポートのプレッシャーを軽減するために、このパッシブの効果を試験的に下げました。回復量減少の効果は一定に保ちたいので、今後もこの変更の影響を注視していきます。

UIのアップデート

  • 一人称視点のライフ・バーの上に、各回復効果(回復不能、回復強化、回復減少)を示す新たなUIを追加

ドゥームフィスト(強化)

  • “メテオ・ストライク”
    • 最小ダメージが15から50に増加

事前に予告されていた調整内容。

マウガ(強化)

マウガ
  • “オーバーラン”
    • 踏みつけダメージが45から60に増加
  • “カーディアック・オーバードライブ”
    • 持続時間が5秒から4秒に短縮
    • クールダウンが12秒から10秒に短縮
    • パッシブの追加ライフを100獲得できる仕様に変更

事前に予告されていた調整内容。

オリーサ(強化)

  • “テラ・サージ”
    • 最初の2.5秒間のチャージ率が25%増加

シーズン9に実施された「投射物のサイズ変更」の恩恵を受けられず「ライフ値の変更」のマイナス面のみ影響を受けていた“テラ・サージ”に強化が行われている。今後最初の2.5秒間は、62.5/秒で与ダメージをチャージ可能になるため、攻めの起点としての信頼性が向上する。

ラマットラ(強化)

  • “貪欲な渦”
    • 総ダメージが45から70に増加
    • クールダウンが12秒から11秒に短縮

“テラ・サージ”と同じく、シーズン9調整で恩恵を受けられなかった“貪欲な渦”。調整後は「約23.3/秒×最長3秒」のダメージを与えるようになる。“貪欲な渦”で3秒間フルにダメージを与える場面はそれほど多くないが、立ち回りを手助けするクールタイム短縮の恩恵は大きそうだ。

ラインハルト(強化)

  • 一般
    • アーマーが275から300に増加
  • “ファイア・ストライク”
    • ダメージが100から120に増加

シーズン9開幕時には“ロケット・ハンマー”と“チャージ”のみのダメージアップであったが、“ファイア・ストライク”も与ダメージ量が上昇。

“ロケット・ハンマー”×2 + “ファイア・ストライク”の合計ダメージが320になったことで、調整前の合計ダメージよりも50高くなり「ライフ値の変更」で最も多いパターンの増加量+50を相殺できるようになった。

ロードホッグ(強化)

  • “チェイン・フック”
    • 引き寄せた敵との距離を4メートルから3メートルに短縮
  • “ピッグペン”
    • 起動時の垂直方向のノックバックが43%減少

ロードホッグは“チェイン・フック”連係関連の安定性を向上させる強化。引き寄せ後の距離が近くなったことで“スクラップ・ガン”のヒット率が向上し、“ピッグペン”を絡めた場合も跳ねて弾が当たらないといったケースが少なくなるだろう。

しかし、“チェイン・フック”を用いた環境キルを狙う場合、これまでよりも自身が崖の近くに立つ必要がある点には注意。

ハンゾー(バランス調整)

  • 投射物のサイズ変更
    • 投射物の基本サイズが0.075から0.1メートルに拡大。

投射物のサイズ拡大が行われているがハンゾーの矢は、本日実施された「秒速50メートルを超える投射物にかかる一律のサイズ補正」の変更対象であるため最終的なサイズは据え置き(0.175m)となっている。

メイ(強化)

  • “凍結ブラスター”
    • 弾薬数が120から140に増加
  • クリオフリーズ”
    • 1秒あたりの回復量が50から62.5に増加

“凍結ブラスター”のマガジンサイズが拡大。メイン射撃の連続使用時間が延長されたことで、環境全体の体力増加の影響を受けにくくなった。また、本調整はサブ射撃が「秒速50メートルを超える投射物にかかる一律のサイズ補正」の対象であるため、その補填の意味もあるだろう。

“クリオ・フリーズ”は回復速度が上昇し、最大回復量も200から250に増加している。これまでの最大回復量は体力増加以前から据え置きであったため、ひん死の状態で使用した場合に少し物足りなさがあった。今後は、パッシブの回復効果と合わせてほぼ全快の状態まで持っていけるようになるだろう。

リーパー(強化)

  • “デス・ブロッサム”
    • 1秒あたりのダメージが170から185に増加
    • アルティメットのコストが12%減少

“デス・ブロッサム”は効果時間が最長3秒であるため、最終的なダメージ量はヒーロー一人当たり510から555の+45ダメージとなる。

アルティメットのコスト削減量は、シーズン開幕時に実施された「全ヒーロー10%のコストアップ」を超える値に。弱点も多いアルティメット・アビリティだが、今後は高い回転率が魅力の一つになりそうだ。

ソンブラ(強化)

  • “ウイルス”
    • 直撃ダメージを10から25に増加
  • “トランズロケーター”
    • 飛翔中、破壊可能なオブジェクトを壊す仕様を導入
  • “EMP”
    • アルティメットのコストが8%減少

上記“ウイルス”直撃ダメージの上昇量は、対象がハックされていない状態時のもの。被ハック状態の敵には2倍のダメージを与えるため20から50への上昇となる。

“トランズロケーター”は、投てきするテレポーターが破壊可能オブジェクトを貫通する仕様に変更。投げたテレポーターが柵などに弾かれてしまい、狙い通りにテレポートできないという事がなくなる。

シンメトラ(強化)

シンメトラ
  • “フォトン・プロジェクター”(メイン)
    • 1秒あたりのダメージが、1段階につき60から65に増加。
  • “セントリー・タレット”
    • ライフが30から50に増加
    • 1秒あたりのダメージが25から30に増加
  • “テレポーター”
    • ライフが50から100に増加
    • シールドが150から200に増加

“フォトン・プロジェクター”(メイン)は、レベル1のダメージとレベルアップに伴うダメージの上昇量の両方が増加。レベル1から順に60/120/180から65/130/195に上昇している。

“セントリー・タレット”は耐久値が20増加したことで、通常の近接攻撃1回では破壊不可能に。ダメージの増加は「ライフ値の変更」とのバランス取りだろう。

“テレポーター”も耐久値が大幅に上昇。“ロケット・ランチャー”や“フラグ・ランチャー”といった単発120ダメージの攻撃も、連続2発まで耐えられるようになった。

トールビョーン(強化)

  • “タレット設置”
    • タレットのダメージが11から13に増加

“セントリー・タレット”と同じく「ライフ値の変更」とのバランスを取る目的の調整。シンメトラの設置物と異なり耐久値が強化されていないのは、トールビョーン本人が「投射物のサイズ変更」と「ライフ値の変更」の恩恵を強く受けている影響か。

アナ(強化)

  • “バイオティック・グレネード”
    • 爆発ダメージと回復量が60から90に増加

事前に予告されていた調整内容。

バティスト(弱体化)

  • “イモータリティ・フィールド”
    • フィールド内での保障HP割合を25%から20%に低下

割合で体力を保証する“イモータリティ・フィールド”は、全ヒーローの最大体力が上昇したことで実質強化された状態(旧200族の場合:50→62.5)になっていた。今回の調整により、シーズン9開幕時の調整前後で保証体力が同じ数値(旧200族基準)となる。

ブリギッテ(強化)

  • “リペア・パック”
    • クールダウンが6秒から5秒に短縮
  • “ラリー”
    • コストが8%減少

“リペア・パック”のクールタイム短縮は「最大3つまでストック可能」という性質と相まってかなり強力。

“ラリー”には8%のコスト減少が行われているが、“リペア・パック”の強化からアルティメット・チャージ獲得量の増加を見込めるため、数値以上の回転率向上に期待できる。

イラリー(強化)

「オーバーウォッチ2:インベージョン」開幕、新サポート「イラリー」/新PvPルール「フラッシュポイント」/PvE「ストーリー任務」実装など
  • “ソーラー・ライフル”
    • メイン攻撃のリカバリー時間が0.3秒から0.2秒に短縮
    • 最大チャージ時間が0.7秒から0.65秒に短縮

“ソーラー・ライフル”の調整は、低ダメージ連射と高ダメージ射撃の両方の運用方法が強化されている。

特に低ダメージ連射の運用時は「リカバリー時間の短縮」による射撃レートの向上「最大チャージ時間の短縮(チャージ効率の上昇)」による射撃単価の向上、両方の恩恵を受けられる。

ライフウィーバー(強化)

  • “ヒーリング・ブロッサム”
    • 最大回復量が70から80に増加
    • 最大チャージ時間が1秒から1.15秒に増加

事前に予告されていた調整内容。


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