CONTENTS
ゲーミングデバイスの使用メーカー・満足度・推奨度
※ 2023年内にPCでゲームをプレイしたと回答した方(8,808名)を対象に集計。
※「満足度」「推奨意向度」は、ブランド別利用者数で「その他」に分類されたものを除外して集計。
※「満足度」は、ブランド選択後に「どの程度満足しているか」を1~10の10段階評価にて質問。
※「推奨意向度」は、ブランド選択後に「どの程度知人、友人に勧めたいか」を0~4の5段階評価にて質問。
※ 各「利用デバイスTOP5」は、回答から製品名を特定できたものに限り集計。
ゲーミングパソコン部門 ランキング
回答項目 | % |
---|---|
自作 | 32.10% |
ドスパラ | 25.34% |
パソコン工房 | 8.99% |
マウスコンピューター | 7.05% |
HP(ヒューレットパッカード) | 5.04% |
FRONTIER(フロンティア) | 4.33% |
DELL(デル) | 3.67% |
Lenovo(レノボ) | 2.68% |
ツクモBTO | 1.23% |
Sycom | 1.14% |
その他 | 8.45% |
- PC用ブランド(メーカー):
- TOP 3は「自作」32.10%(1.8%↑)、「ドスパラ」25.34%(1.76%↓)、「パソコン工房」8.99%(1.91%↓)。前回と全く同じ顔ぶれながら、徐々に他ブランドがシェアを拡大。
- 2022年の1位記念ドスパラさんインタビューを読めば、1位の理由も納得できるだろう。
- ゲーミングパソコンは、製品に求める要素が「性能」を「価格」が上回る数少ないカテゴリ。他はマウスパッドのみだ。
- 「マウスコンピューター」のユーザーは「性能」を重視する方が多く見られ(98.71%)、「価格」の重視率も高いためコストパフォーマンスに優れているという認識なのだろう。これはHP(OMEN)も同様の傾向だ。
- またまた「自作」が伸びたのは興味深いところ。
- 決して安くない買い物であり、上を目指せば青天井なため「どこかで妥協点を見つける必要がある」と考えているユーザーが多いようだ。
- 満足度:
- 前回1位のFRONTIERは2位となり、前回2位のSycomがトップに躍り出た。
- 推奨意向度:
- 「FRONTIER」がトップをキープ。今後の伸びにも期待できそうだ。
ゲーミングディスプレイ部門 ランキング
以降は「製品」と「ブランド」ごとのランキング。製品リンクはAmazon.co.jpで、ブランドリンクは公式サイトのカテゴリページ。
ランキング | ディスプレイ製品 |
---|---|
1位(→) | BenQ ZOWIE:ZOWIE XL2546 |
2位(↑前回3位) | BenQ ZOWIE:ZOWIE XL2411K |
3位(↑前回4位) | BenQ ZOWIE:ZOWIE XL2546K |
4位(↓前回2位) | BenQ ZOWIE:ZOWIE XL2411P |
5位(NEW) | BenQ :MOBIUZ EX2510S |
ディスプレイブランド | % |
---|---|
BenQ | 24.49% |
Asus ROG | 11.66% |
Acer | 10.22% |
IO DATA | 8.76% |
DELL | 7.81% |
LG | 6.99% |
MSI | 4.89% |
Pixio | 3.69% |
AOC | 2.28% |
iiyama | 1.95% |
HP・OMEN | 1.94% |
ビューソニックジャパン | 1.27% |
JAPANNEXT | 1.14% |
ノートPCを使用している | 4.63% |
その他 | 8.27% |
- ディスプレイ製品:
- 入れ替わりはあるものの、BenQ ZOWIEがトップ5を独占!信頼度の高さがうかがえる。
- 価格は最高4万円台。
- ディスプレイブランド:
- TOP 3は前回と同じで「BenQ」24.48%(2.02%↓)、「Asus ROG」11.67%(2.03%↓)」、「Acer」10.22%(0.38%↓)だが、いずれも低下という事態に。
- 有名メーカーの並びは崩れないものの、国内メーカー「JAPANNEXT」の使用率に伸びが見られた。
- 満足度と推奨度:
- 前回同様「Pixio」が1位を獲得するも、推奨度は「HP(OMEN)」に譲る形に。
- その他:
- ディスプレイは全カテゴリの中で飛び抜けて「性能」が求められている(唯一の90%超)。
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ゲーミングマウス部門 ランキング
ランキング | マウス製品 |
---|---|
1位(→) | Logicool G:PRO X SUPERLIGHT |
2位(→) | Logicool G:PRO ゲーミング マウス |
3位(→) | Logicool G:G703 LIGHTSPEED |
4位(↑前回5位) | Logicool G:G304 LIGHTSPEED |
5位(NEW) | Logicool G:G502 LIGHTSPEED |
利用ブランド | % |
---|---|
Logicool G | 52.09% |
Razer | 17.93% |
エレコム | 5.00% |
Pulsar Gaming Gears | 2.49% |
SteelSeries | 2.45% |
VAXEE | 2.27% |
BenQ ZOWIE | 1.19% |
わからない | 3.60% |
その他 | 12.99% |
- マウス製品:
- 「Logicool G」がトップ5を独占!不動の人気製品に加え、新ランクインもLogicool Gと圧倒的。
- 価格帯は4,000円台から1万円程度が人気。
- マウスブランド:
- 「Logicool G」52.09%(9.61%↓)、「Razer」17.94%(2.54%↑)、「エレコム」5.0%(3.28%↑)。
- 1位の50%超えはマウス部門のみ。
- 「マウスといえばLogicool G」状態ながら、使用率に低下が見られる。
- 鬼滅の刃など、ユニークなコラボを行う「Pulsar Gaming Gears」が4位に食い込む。
- マウス満足度:
- 前回2位に転落した「BenQ ZOWIE」が再び「VAXEE」を下し1位に。
- マウス推奨意向度:
- 「VAXEE」が引き続き1位をキープ。ここまで愛されるブランドは幸せだろう。
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ゲーミングマウスパッド部門 ランキング
順位 | マウスパッド製品 |
---|---|
1位(→) | Logicool G:G640 |
2位(↑前回4位) | Logicool G:G240 |
3位(↑前回5位) | Razer:Razer Gigantus V2 |
4位(↓前回2位) | SteelSeries:QCKヘビー |
5位(↓前回3位) | SteelSeries:QCK |
ブランド | % |
---|---|
Logicool G | 22.65% |
Razer | 10.81% |
SteelSeries | 10.26% |
ARTISAN | 8.09% |
エレコム | 4.00% |
BenQ ZOWIE | 2.91% |
VAXEE | 2.78% |
SKY PAD | 2.36% |
Pulsar Gaming Gears | 2.00% |
HyperX | 1.50% |
Xtrfy | 1.35% |
不明 | 16.76% |
その他 | 9.67% |
不使用・代替品 | 4.86% |
- マウスパッド製品:
- logicool G、Razer、SteelSeriesの三国志状態。
- ボリュームゾーンは1,000円~3,000円台。高級製品はランクインならず。
- マウスパッドブランド:
- TOP 3は「Logicool G」22.65% (9.85%↓)、「Razer」10.81%(1.61%↑)、「SteelSeries」10.26% (6.04%↓)。
- マウスパッド専門の「ARTISAN」の4位は面目躍如といったところ。
- Logicool Gは1位を守るも約10%ダウンと大幅低下。新製品の発売タイミングや新規メーカー参入によるバラツキも考えられる。
- マウスパッド満足度:
- 第1位は株式会社リンクスインターナショナルの製品「SkyPAD」が獲得。
- 選択肢ではなく記入での回答が必要だったにも関わらず、使用率でも8位を獲得。
- マウスパッド推奨意向度:
- 前回と同じく「VAXEE」が1位を獲得。
- その他:
- マウスパッドはPCと同じく重視するポイントで「価格」が「性能」を上回っている。
- 理由の1つとして「そもそもパッドを使用していないプレイヤー」や「代替品」ユーザーが多く、大きな性能差はないと考えているプレイヤーが多いことが考えられる。
- もちろんワイヤレス充電機能付きなどの高級部門は別枠。
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ゲーミングキーボード部門 ランキング
ランキング | マウスパッド製品 |
---|---|
1位(↑前回3位) | Logicool G:PROキーボード |
2位(NEW) | Logicool G:G913 TKL |
3位(NEW) | SteelSeries:APEX PRO |
4位(NEW) | SteelSeries:APEX PRO TKL |
5位(↓前回1位) | Logicool G:PRO X TKL |
ブランド | % |
---|---|
Logicool G | 29.06% |
Razer | 14.62% |
SteelSeries | 7.45% |
東プレ | 4.71% |
Corsair | 4.59% |
エレコム | 4.53% |
HyperX | 3.04% |
Ducky | 2.10% |
ROCCAT | 2.05% |
DrunkDeer | 1.86% |
Wooting | 1.73% |
ノートPC | 4.54% |
その他 | 19.71% |
- キーボード製品:
- Logicool Gが3つ入るも、SteelSeriesのAPEXシリーズも人気。
- ボリュームゾーンは2万円台となっているが、4万円台も人気。
- キーボードブランド:
- TOP 3は「Logicool G」29.06%(5.74%↓)、「Razer」14.62%(0.18%↓)、「SteelSeries」7.45%(3.04%↑)
- 今回の調査でも「Logicool G」がマウス・マウスパッド・キーボードのメインデバイス利用者数三冠を達成。強い!
- キーボード満足度:
- 過去5回連続で満足度1位を維持していた「東プレ」がついに2位に転落。
- 「東プレ」に変わり1位となったのは、大ヒットしたラピットトリガーの始祖(関連記事)で優れたカスタマイズ性でも注目を集める「Wooting」。
- キーボード推奨意向度:
- 満足度も「Wooting」が1位を獲得しており、要注目のメーカーだ。
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Wooting
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ポチップ
ゲーミングヘッドセット部門 ランキング
ランキング | ヘッドセット製品 |
---|---|
1位(NEW) | Logicool G:ASTRO A40 TRヘッドセット |
2位(→) | Logicool G:PRO X |
3位(→) | Razer:Razer BlackShark V2 |
4位(NEW) | Razer:Razer BlackShark V2 Pro |
5位(NEW) | SONY:PULSE 3D |
利用ブランド | % |
---|---|
Logicool G(+ ASTRO) | 31.37% |
Razer | 19.01% |
SONY | 9.74% |
HyperX | 9.41% |
EPOS | 7.85% |
SteelSeries | 7.70% |
オーディオテクニカ | 1.82% |
その他 | 13.10% |
- ヘッドセット製品:
- Logicool G(ASTRO)が首位を獲得。
- 前回第1位であったRazerの「Kraken」はランク外となり、同ブランドの「BlackShark」シリーズに移行しているようだ。
- ボリュームゾーンは1万円だが、約3万円のBlackShark V2 Proもランクイン。本製品は本当にぶっちぎりでマイク性能が良いので要チェックだ(レビュー記事)。
- ヘッドセットブランド:
- 「Razer」19.01%(3.39%↓)、「SONY」9.74%(7.4%↑)と、SONYの伸びが目立つ結果に。
- ヘッドセット満足度:
- ランクインこそないものの「EPOS | SENNHEISER」が単独で1位を獲得。
- ヘッドセット推奨意向度:
- 前回の第3位から大きくスコアを伸ばた「SteelSeries」が第1位に。
ポチップ
ポチップ
コンデンサーマイク部門 ランキング
ランキング | マイク製品 |
---|---|
1位(↑前回2位) | HyperX:HyperX QuadCast |
2位(↑前回5位) | HyperX:HyperX QuadCast S |
3位(↓前回1位) | オーディオテクニカ:AT2020 |
4位(↓前回3位) | HyperX:HyperX SoloCast |
5位(↓前回4位) | LLogicool G:YETI |
利用ブランド | % |
---|---|
HyperX | 26.54% |
オーディオテクニカ | 16.51% |
Logicool G | 8.67% |
Razer | 8.10% |
Marantz | 7.56% |
FIFINE | 6.63% |
SHURE | 4.34% |
SONY | 3.98% |
その他 | 17.68% |
- マイク製品:
- 順位は前後したものの、まさかの全製品が前回と同じラインアップ。まだまだ競争の余地がある分野だ。
- 価格は6,000円台から約2万円と幅広い。
- 配信映えもするHyperX「HyperX QuadCast」シリーズが多くのユーザーを獲得するも、質実剛健イメージで比較的安価なAT2020もランクイン。
- マイクブランド:
- 「HyperX」が26.54%(8.04%↑)と脅威の伸び。
- 続いて「オーディオテクニカ」16.51%(0.49%↓)、「Logicool G」8.67%(0.14%↓)。
- マイクの満足度と推奨意向度:
- どちらも「SHURE」が1位を獲得。
- その他:
- コンデンサーマイクの全体的な使用率は、前回とほぼ同じ約3割程度(30.18%)。
- 巨人Logicool Gは初のダイナミックマイク「YETI GX」を2024年2月に発売。今年の動向が楽しみだ(レビュー記事)。
ポチップ
ポチップ
イヤホン部門 ランキング
ランキング | イヤホン製品 |
---|---|
1位(-) | Shure:SE215 |
2位(-) | Shure:SE215 SPECIAL EDITION |
3位(-) | Sennheiser:IE 100 PRO Clear |
4位(-) | Razer:Razer Hammerhead Pro v2 |
5位(-) | final:VR3000 for Gaming |
利用ブランド | % |
---|---|
SHURE | 25.06% |
Razer | 14.11% |
final | 9.82% |
EPOS | SENNHEISER | 8.85% |
Logicool G | 6.52% |
HyperX | 5.54% |
SONY | 4.91% |
Apple | 3.49% |
その他 | 21.69% |
- イヤホン製品:
- VGP2024の金賞を受賞したSHUREの「SE215」シリーズが人気で、それよりも安価なRazerが追う形。
- VR3000 for Gamingは現時点でイヤホン部門のAmazonベストセラー1位となっている。
- ボリュームゾーンは1万円台かそれ以下。
- 使用ブランド:
- TOP3は「SHURE」25.06%、「Razer」14.11%、「final」9.82%。
- その他:
- イヤホンの使用率はコンデンサーマイクと同程度の3割弱(28.87%)。
- イヤホン部門は今回新設された部門なので、今後が楽しみ。
ポチップ
ポチップ
ゲーミングデバイス業界全体の動向をまとめると、リーディングカンパニーであるLogicool Gやドスパラはやはり圧倒的な強さ。Razerはラピッドトリガーで爆発的に売上を伸ばし、SHUREの強さも目に付いた。
「ゲーミングデバイス戦国時代」を感じるほど活発な市場だけに、老舗の王者たちもうかうかしていられないだろう。テクノロジーでも価格でも切磋琢磨してほしいところだ。
コメント
コメント一覧 (4件)
コアゲーマー向けアンケートを国政調査呼ばわりするのはちょっとね。PCゲーマーがそもそも多いっぽいし。
ウケてるのはお前だけだぞ
アメリカではーとコメントする日本人!w
ヴァロ、Apex、OW2、スト6。
ぜーんぶ日中韓でだけ人気のゲームでクソワロタ。
これがNAとEMEAの場合、フォートナイト、CS2、シージ、GGSTになるんよ。
特に日本人と中国人のゲームの嗜好ってめちゃくちゃ似通っててヴァロ、PUBG、スト6って日本人と中国人が総アクティブの7~8割占めるくらい日本人と中国人しかプレイしてないからな。
LoLはもっと特殊で中国人と韓国人しかやってない。
遊ばれてるゲームも日本はガラパゴスなんクッソウケるわ。