Activision(アクティビジョン)のCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』は10月25日リリース予定。6月10日の時点で、1990年代にフィーチャーしたその世界設定や、「オムニムーブメント」などゲーム内の新機能が紹介済み。
世界のゲーマーたちの間では、今年の『CoD:BO6』への注目度は極めて高いようだ。公式YouTubeチャンネルで公開中のトレーラー再生数も、チャンネル内での歴代最高記録となる約5,500万回に至っている。
『BO6』のトレーラー、はやくも歴代最高の再生数に
6月10日に公開されたばかりの『CoD:BO6』ゲームプレイ公開トレーラー。動画時間はわずか2分ほどながら、1990年代の史実とゲーム内映像を織り交ぜたその迫力で好評を博している。
6月14日の記事執筆時点で、再生回数は5,000万回を上回る5,490万回に。すぐにでも5,500万に達するだろう。この数字は北米『コール オブ デューティ』YouTube公式チャンネルにおける歴代最高記録。
なお、これまでの最高記録は2016年に公開された『Call of Duty: Infinite Warfare(コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア)』のトレーラー(約4,600万回再生)。これは『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』でのBanda MSとのコラボ映像でも抜けなかった記録だが、2024年にして『CoD:BO6』が塗り替えることに成功した。
「Game Pass」初登場でプレイヤー激増に期待
今回の再生数は、10月25日のリリースに向けた『CoD:BO6』への期待度の高さがうかがえる。史実に絡めたダークなドラマを描くことで人気の高い「ブラックオプス」シリーズの最新作であること以外に、どんな点がゲーマーの目を引いたのだろうか。
中核コンテンツであるマルチプレイヤーについては、実際のところ全体像はまだ分かっていない。これは現地時間8月28日の配信イベント「CoD Next」を待つことになる。先行情報としては、全方向にダッシュやスライディングなどができる「オムニムーブメント」や、自由度の高いHUDカスタマイズといった新機能が明かされている。
ポイントはやはり、『CoD:BO6』がXboxの「Game Pass」に加わることではないだろうか。これはActivisionがMicrosoft(マイクロソフト)に買収されたことで実現した、2024年の大注目ポイント。『コール オブ デューティ』シリーズ全体にとっても画期的な出来事だ。
『CoD:BO6』は既に製品版の予約がスタートしており、「通常版」と豪華特典つきの「秘蔵版」から選べる。
しかし今年は、月額制のサブスクサービス「Game Pass」のメンバーもリリース初日から『CoD:BO6』の通常版にアクセスできる。さらに「Game Pass」からオープンベータにも先行アクセスでき、追加料金(3,600円)を払えば「秘蔵版」へのアップグレードも可能。
普通に買うと通常版は9,800円、秘蔵版は13,400円。今すぐの予約は決めにくいプレイヤーも多いだろう。しかしGame Passなら月額850円~1210円で、かつ『CoD:BO6』以外の最新ゲームを含めた膨大なライブラリにもアクセスできる。カジュアルゲーマーや、シリーズ初体験のプレイヤーには便利な選択肢だ。
今年は例年以上に多くのプレイヤーが『コール オブ デューティ』にアクセスすることが期待される。今回注目された「トレーラー再生回数の新記録更新」も、あるいはあっという間に過去の出来事になるのかもしれない。
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One
Source: YouTube
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