CoD:BO6『コールオブデューティ: ブラックオプス6』のスナイパーライフルは「胴体から上はすべて1発キル」、開発者明かす

CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6（コールオブデューティ: ブラックオプス6）』は10月25日正式リリース。マルチプレイヤーのコンテンツについては「リリース時マップは16種」であることが判明しているが、ロードアウトの詳細はまだまだ不明点の方が多い。

そんな中、マルチのメイン開発を手がけるTreyarch（トレイアーク）の開発スタッフが、スナイパーライフルについて解説している。『CoD:BO6』のスナイパー系は、すべて「胴体1発キル」の性能になるという。

『BO6』のスナイパーライフルについて開発者が解説

『CoD:BO6』マルチの全体像は、現地時間8月28日に行われる配信イベント「CoD Next」を待つことになる。そして「CoD Next」後のスタートが予想されるオープンベータでようやく、各プレイヤーが実際にコンテンツを試し、ベータ時点での最強武器やメタの議論が可能になるだろう。

一方では早くも確定した点もある。VentureBeatで行われた開発者とのインタビューで、Treyarchのアソシエイト・デザインディレクターMatt Scronce氏が次のように発言している。

Scronce氏「（ウォーゾーンで毎年のように変わるスナイパーライフルの仕様と、プレイスタイルの一貫性に関する質問について）ウォーゾーンに関しては、次のイベント（CoD Next）や年内に、より多くのことを話せるでしょう」

「ここでお話しするのは、ちょうど昨日リード武器デザイナーとも話していたことで、スナイパーライフルのキルに必要な弾数についてです。たとえば『CoD:BO6』のマルチプレイヤーでは、スナイパーライフルはすべて胴体から上はワンショットキルになります」

「もちろん、連射速度が遅かったり、速かったり、反動があったりと、武器ごとに異なる特徴があります。しかし、スタジオ全体で話し合っていることです。私たち全員が、自分たちのやっていることをよく理解しています。一貫性を保つという目標もありますが、それぞれの経験に合ったことをするという目標もあります」

『BO6』の武器メタはどうなる？

既に発表されている通り、『CoD:BO6』には過去作からの武器やアイテムの引き継ぎ要素はない。『BO6』の新武器と、『Call of Duty: Modern Warfare ll （コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll）』および『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ（コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ）』で登場してきた多様な武器は、『ウォーゾーン』でのみ統合される。

『BO6』マルチでは一から研究を始めることになるが、スナイパーライフルはどのような位置づけになるのか今から楽しみだ。

『MW3』でもLongbowやMORSなどのスナイパーライフルが話題になり、スナイパーのように扱えるシーズン4の新マークスマンKar98kのピック率も高い（Warzone Metaより）。

とはいえ全体で見ると、アサルトライフルやサブマシンガンの方がよく使われているようだ。スナイパーのワンショットキル性能は、やられた方は理不尽に感じる。しかし総合的に見たときは、リスク・リワードのバランスが取れている武器クラスの方がやはり好まれるのだろう。

（『MW3』はまだサービス進行中だが）こうした環境を経てSledgehammer Games（スレッジハンマー・ゲームズ）からバトンタッチされたTreyarchは、どのような対戦環境を整えていくのだろうか。今後も徐々に明らかになると思われる、『CoD:BO6』の最新情報に注目しよう。

Source: VentureBeat, WZ Meta