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『ヴァロラント』パッチノート 9.08:ゲッコーの回収時間制限短縮&回収時間増加、ヨルの“フェイクアウト”は他アビリティとの相互作用改善など

『ヴァロラント』パッチノート 9.08:ゲッコーの回収時間制限短縮&回収時間増加、ヨルの“フェイクアウト”は他アビリティとの相互作用を改善
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Riot Games(ライアットゲームズ)は、無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』に適用予定のパッチノート 9.08を公開。両プラットフォーム共通の調整や各プラットごとのシステムアップデート等が記載されている。

CONTENTS

『ヴァロラント』パッチノート 9.08:

エージェントアップデート(全プラットフォーム共通)

ゲッコー

  • 球体
    • ワールド内に存在する時間を短縮 20秒 >>> 15秒
    • 回収にかかる時間を延長 1秒 >>> 1.5秒
  • “ディジー”
    • 投てき後のアクティブ時間が短縮 1.5秒 >>> 1秒 
    • ディジーの対象捕捉アルゴリズムをアップデートして命中率を向上。
    • ディジーのベトベトのフラッシュを受けるとミニマップも見えなくなるように変更。
  • “ウィングマン”
    • スタンの扇状の効果範囲の角度が増加 45度 >>> 65度
    • ウィングマンがスパイク設置後に球体になった際に固有のビジュアルを追加。
  • “スラッシュ”
    • ULTポイントが増加 7 >>> 8

今回の調整はパッチ7.12での強化以降、ゲッコーを扱うプレイヤーの練度が向上したことにより、クリーチャーの回収と使用のリスクがほとんどない状態になっている事に対処するためのものとなっている。

調整後はクリーチャーが球体状態になるとこれまでより早いタイミングでの回収が求められ、回収に必要な時間も増加しているため、相手チームはカウンター行動を行いやすくなる。

一方で“ディジー”と“ウィングマン”は固有能力の信頼性が向上し、サウンドやビジュアルのエフェクトに伴う各種デバフ付与が成立している可能性が高まるだろう。ただし、“ディジー”の浮遊時間は「長くエリアとアングルを抑えすぎている」との考えから0.5秒短縮されているので注意。

アルティメットの“スラッシュ”に関しては、“ウィングマン”によるスパイクの設置と解除の回数や“スラッシュ”の強力さから必要ポイントが1増加されている。

複数の強化と弱体化が行われたゲッコーだが、開発の狙いとしては「ゲッコーの立ち位置には大きな影響を与えることなく、彼を長期的にバランスの取れた状態にすること」であると説明されている。

ヨル

  • “フェイクアウト”
    • ゲッコーの「ディジー」やヴァイスの「アークローズ」などの視界を奪うアビリティーがヨルの「フェイクアウト」デコイに本物のヨルと同じエフェクトを表示するよう修正。
    • ヴァイスがヨルの「フェイクアウト」デコイの視界を奪った際に、視界を奪うことに成功したセリフが再生されるよう修正。
    • サイファーの「ニューラルセフト」がヨルの「フェイクアウト」デコイを表示するよう修正。
    • クローヴの「メドル」がヨルの「フェイクアウト」デコイに衰弱効果を表示するよう修正。

デコイを生成しヨル本人と誤認させる能力を持つ“フェイクアウト”だが、これまで一部アビリティのビジュアル・サウンドエフェクトが適切に表示されず、容易に判別できてしまうという欠点を抱えていた。今回の調整では、全アビリティを確認したうえで、正しく相互作用するよう再設定が行われている。

スカイ&ジェット

  • “テイルウィンド”と“トレイルブレイザー”
    • アセントの窓で止まらなくなり、窓を突き破って反対側まで移動し続ける挙動に変更。

コスメティックのアップデート(全プラットフォーム共通)

複数のスコープのレティクルにアップデートが行われ、明瞭性を高めて視覚的な邪魔にならないよう変更されている。

  • アップデートされたスキン
    • アラクシス オペレーター
    • ヴァリアントヒーロー オペレーター
    • リーヴァー オペレーター
    • ゴシック マーシャル

マップアップデート(全プラットフォーム共通)

チームデスマッチマップ「グリッチ」登場

5つ目のチームデスマッチ用マップとして「グリッチ」が追加された。「グリッチ」は、その名の通り動作異常を起こしたマックスボットのアリーナが舞台となっており、2つのテーマを持ったマップとなっている。

マップローテーション変更

  • 「パール」と「スプリット」がコンペティティブキューに復活 
  • 「アイスボックス」と「ロータス」をコンペティティブキューから削除

サンセット:リワーク比較

サンセットのBサイトにアップデートが実施され、防衛性とスパイク設置後の問題に対処。調整の内容は、サイトにおける戦略の幅を広げるものとなっている。

スパイク設置後に大きなプレッシャーを与えていたB メインのピボットボックスは、カバーを単純化。スパイク設置後の B メインでのプレイは依然として可能だが、これまでに比べリテイクは行いやすくなるとのこと。また、これらの変更により、破壊困難なサイファーの“トラップ・ワイヤー”も設置ができなくなっている。

「B メイン」変更前(左)と変更後(右)
「B メイン外部」変更前(左)と変更後(右)
「B サイト」変更前(左)と変更後(右)
「B サイト後方」 変更前(左)と変更後(右)
「B タピオカ」変更前(左)と変更後(右)
「中央 コートヤード」変更前(左)と変更後(右)

不具合修正(全プラットフォーム共通)

マップ

  • アビス
    • B デンジャーでスパイクがマップをすり抜けて落ちた際に正しくスポーンするように。

PREMIERのアップデート(PC版限定)

  • 本ステージ終了時にインバイトの上位16チームはインバイトに残留。それ以外のチームは次のステージ開始時に降格となる(これらのルールはStandingsタブで確認可能)。
    • 降格したチームは昇格前に属していたゾーンに配置。次のステージでは、チームが対戦をプレイする前であれば、チームオーナーがチーム設定のドロップダウンメニューでゾーンを変更可能。
    • 次のステージ開始時に、チームをゾーンに配置できなかった場合、チームオーナーにゾーンを選択するようにメッセージが表示される。
    • インバイト以外のディビジョンには降格はなく、次のステージ開始時に、通常どおり昇格またはディビジョンに配置される。
  • コンテンダー資格のアップデート
    • チーム内にコンテンダー資格を持つプレイヤーが5名存在した場合は、コンテンダーディビジョンへの配置が確定。
    • 2024年のコンテンダー資格はStage E9A3の終了時に期限切れとなる。
    • 2025年にコンテンダー資格を獲得するには、プレイヤーとプレイヤーのチームがStage E9A3または2025年のいずれかの時点で資格を満たす以下のアクションを行う必要がある。
      • コンテンダーまたはインバイトディビジョンのチームに所属してウィークリーマッチまたはプレイオフマッチをプレイ。
      • コンペティティブで到達した最高ランクがイモータル3以上。
      • エリート 5でPlayoffsマッチを1戦プレイ。
    • 2025年のコンテンダー資格は2025年の最後のステージ終了時に期限切れとなる。

不具合修正(PC版限定)

  • Premier 
    • ポイントを獲得していないにもかかわらず、新規チームでプラクティスマッチをプレイした後に「好敵手」のクレストが表示されていた不具合を修正。

今後のアップデートスケジュール

Episode 9で実施されるアップデートは、既にパッチ9.11までの公開スケジュールが発表されている。

パッチ予定されている日程(米国太平洋時間)
9.06適用済み
9.07適用済み
9.08本パッチ
9.092024年11月5日
9.102024年11月19日
9.112024年12月10日
パッチの日程は、様々な理由により変更される可能性がある
  • タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
  • 発売日:2020年6月2日
  • 対象機種:PC(Riot Games
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Source:VALORANT

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