eスポーツデバイス統計プラットフォームであるProsettings.netは、2024年8月にプロeスポーツシーンにおけるゲーミングデバイスの使用率調査を実施。その結果、Razerが最も使用されているゲーミングブランドであることが確認された。
Razerがプロeスポーツにおけるデバイス使用率1位に
キーボード部門 総合使用率1位:Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless
高い精度と圧倒的な応答性を兼ね備えたRazer独自の第2世代 Razer アナログオプティカルスイッチに加え、Razerスナップタップやラピッドトリガーを搭載し、重要なシーンで卓越したパフォーマンスを提供。ミリ秒単位の反応が要求されるeスポーツのシーンで圧倒的な人気を得ています。
ヘッドセット部門 総合使用率1位:Razer BlackShark V2 Pro
ゲームごとのプロファイル設定が可能で、音の定位感を最大限に引き出す設計。Razer HyperClear 超広帯域マイクによるクリアなボイスチャットで、スムーズなチームコミュニケーションを実現。長時間のプレイでも快適な装着感で、プロ選手たちに選ばれています。
マウス部門 『VALORANT』選手使用率1位:Razer Viper V3 Pro
第2世代 Razer Focus Pro 35K オプティカルセンサー搭載による正確なエイムと約54gの超軽量設計により、素早い反応を実現。第3世代 Razer オプティカルマウススイッチの採用や最大8000Hzのポーリングレートへの対応など、遅延を極限まで減らすことが可能で、Valorantプロ選手から絶大な支持を獲得しています。
ちなみにマウスやキーボード部門ではLogicool Gが健闘しており、ヘッドセット部門ではHYPER XとLogicool Gも人気。モニター部門ではZOWIEとAlienwareが上位を独占。ゲーミングチェアでは筆者も愛用のSecretlab Titan EVOが人気となっている。
Razerは今回の結果について、「ゲーマーやeスポーツプロフェッショナルの多様で進化するニーズに応えるため、常に革新を追求し、最先端の技術を提供し続けています」とコメントしている。
Razer躍進の理由は?
Prosettingsによると長期間1位だったのは、マウスはLogicool G Pro X Superlight(現在も総合は1位)、キーボードはWooting 60 HE、ヘッドセットはHyperX Cloud IIだったようだ。
Razerは最先端の技術を追求しており、昨年11月には主力ゲーミングマウスが最大8,000Hzのワイヤレスポーリングレートに対応(関連記事)。他社もそれに続き、現在の高ポーリングレートマウスの潮流を作り出した。
ゲーミングキーボード「Razer Huntsman V3 Pro」では、キーの同時押しを防ぐ自動入力機能「Snap Tap」を搭載。『CS2』の大会「IEMケルン2024」では参加したプロの半数以上がこのキーボードを使用し、後にValveが自動入力機能を禁止するなど、進化しすぎたがゆえの騒動も生まれた。
かつては“ド派手に光る、THEゲーミングデバイス”のイメージもあったRazerだが、最近のハイエンドモデルではキーボード以外は軽量化の意味もあるのか光らなくなったように感じる。
プロはハイパフォーマンスで堅牢な製品を望んでおり、上記のような積極的な最先端技術の導入などで、競技シーンにアピールを続けたことが今回の躍進の理由なのかもしれない。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Pressrelease, Prosettings.net
コメント
コメント一覧 (1件)
昔からだけど何だかんだ他の発展しそうな所を上手くパク(ゲフンゲフン)吸収する能力がある会社よな
パクることの是非は賛否あるんだろうが大事なのはここにグレードを落とさずにある程度独自要素も加えてちゃんと形にした物を作ってるから劣化コピーじゃないのが一番でかい
でもよくよく考えるとデスアダーとかIEのパクリな訳だし昔は緑軸とか言われる軸作ってたしでやっぱりパクリはパクリだわw これからも高品質にパクってネズミの捕食者であり続けて欲しい所存