CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』では日本時間11月15日より、最初の大型アップデート「シーズン01」がスタート。ここで『BO6』の各要素が、基本プレイ無料バトロワ『CoD:ウォーゾーン』に統合されるほか、膨大な新コンテンツがシーズン全体にわたって実装されていく。
この記事では新コンテンツのうち、マルチ、ゾンビのみのコンテンツと、ウォーゾーン含めた全モードに関わるものを紹介。
『CoD:BO6』&『ウォーゾーン』シーズン01
「セブ」ことセバティ・デュマは『BO6』での出来事の後、残ったパンテオンのネズミたちを狩るべくアヴァロンへ帰郷。犯罪組織とのコネを駆使し、ローグチームとフレンチ・シンジケートとの不穏な同盟のつなぎ役となった。
ローグチームにはギア、武器、そして残りのパンテオンのメンバーの情報が必要だ。フレンチ・シンジケートは、ルッタッツィというライバル勢力を排除し、クリムゾン・ワンの軍勢をアヴァロンから締め出すことを望んでいる。
一方ネバダの砂漠では、エリア99とその周辺での作戦から離れたローグ・ブラックオプスが、取引を続けるべくルッタッツィに一連の攻撃を仕掛けようとしていた。連中の財布、すなわちマネーロンダリング用の金庫に大胆にも襲撃をかけ、さらにルッタッツィが保有するアートギャラリーというプライドを傷つけることで、最大限の損害を与えるのだ。
『BO6』&『ウォーゾーン』新武器7種
アサルトライフル:Krig C(リリース時)
- バトルパス・ページ6のHVT報酬として獲得
- バトルパス・ページ14に武器設計図あり
- 最大レベル:43
- マガジン数:3
- 装弾数:30
複数の距離で戦える、多用途なフルオート・アサルトライフル。有効射程内ではボディ4発キルと、高ダメージと平均的な操作性を有している。リコイルパターンは最初こそ極めてコントロールがしやすいが、そこから反動が増加していく。
サブマシンガン:Saug(リリース時)
- バトルパス・ページ3のHVT報酬
- バトルパス・ページ11に武器設計図あり
- 最大レベル:39
- マガジン数:4
- 装弾数:36
狭い場所で敵を一掃するのに適したフルオート・サブマシンガン。連射速度は素晴らしいものの、馬のような大きな反動を持つ。タクティカル・レーザーとTACスタンスを組み合わせて機動力と精度をさらに高めるか、アキンボ・ストックをつけて腰だめ撃ちで比類無き火力を叩き出せる。
ショットガン:Maelstrom(ミッドシーズン)
- イベント報酬として獲得
- 最大レベル:34
- マガジン数: 3
- 装弾数:10
フルオート・ショットガン。他のショットガンに比べてパワーは劣るが、フルオートでの連射速度でそれを補っている。有効射程が長めで操作性も良いが、代わりに反動と、腰だめ撃ち時の拡散が大きいため敵との距離を詰めて戦うことが求められる。ワイルドカード「オーバーキル」をつけ、中距離用の武器と組み合わせることで多様性が高まるだろう。
スナイパーライフル:AMR Mod 4(ミッドシーズン)
- イベント報酬として獲得
- 最大レベル:38
- マガジン数:4
- 装弾数:6
セミオート・スナイパーライフル。ボディ、腕、手、さらに上腿部までワンショットキルが可能。ただし反動は非常に大きく、エイム速度や連射速度も遅め。100メートル先まで大ダメージを与えられ、スナイパー系では最大威力を誇るものの、忍耐強さが求められる武器。近距離用のサイトをつければ前目に戦うことも可能。
サブ武器(スペシャル):Sirin 9mm(シーズン中)
- 特別なイベント報酬として獲得
- 最大レベル:30
- マガジン数:3
- 装弾数: 32
サブ武器ながらサブマシンガンのような特性を持つ、折りたたみ式のフルオート武器。ただし連射速度は遅め。装弾32発で中距離まで対応しており、膠着した状況でも戦い続けられる。さらに拡張マガジンをつければ、装弾40発にもできる。アンロックすると、サブ武器の新たな「スペシャル」というカテゴリーに入る。
近接武器:Power Drill(シーズン中)
- イベント報酬として獲得
- 最大レベル:30(アタッチメントなし)
仕事をするのに電動ドリルほど良い道具はない。有効射程が非常に短いが、非常に素早く攻撃して2ヒットキルが可能。振り回して攻撃する他、ジャブ、アッパーカット、ヘビーアタックを組み合わせられる。
近接武器:Cleaver(ミッドシーズン)
- イベント報酬として獲得
- 最大レベル:30(アタッチメントなし)
ワンヒットキルが可能な大包丁。短~中距離に対応し、攻撃速度も中速。狭い空間で複数の敵をさばくのに最適な武器。敵が近づいてくるのが分かったら、ヘビーアタックの構えを取り、姿を見せたところで一気に振り下ろせる。
新たな特殊アタッチメント4種
- 12ゲージ ドラゴンブレス弾(リリース時)
- ショットガン用MODアタッチメント
- バトルパス・ページ7報酬
- ショットガン用の焼夷弾。着弾地点に炎を残し、敵に燃焼ダメージを与える。このMODを装着すると、バレルアタッチメントが使えなくなる
- Buffer Weight Stock(バッファーウェイト・ストック、シーズン中)
- XM4、XMG、DM-10用ストックアタッチメント
- イベント報酬
- 静止状態で射撃する際の反動制御を容易にする、重めのストック。エイム速度やエイム時移動速度と引き換えに、ターゲットを待ち構えるのに最適
- Burst Fire Conversion(バースト射撃コンバージョン、シーズン中)
- XM4用MODアタッチメント
- イベント報酬
- XM4を3点バースト銃に変換するMOD。弾薬を節約しつつ、反動も劇的に低減させられる
- Burst Fire Conversion(バースト射撃コンバージョン、シーズン中)
- Kompakt 92用MODアタッチメント
- イベント報酬
- Kompakt 92を、極めて弾速の速い3点バースト銃に変換するMOD。装着するとアンダーバレルとバレルのスロットがロックされる。近距離で即座に発砲したいときは、トリガーを押し続けることで自動的にバーストを繰り返す
新たな「武器庫」機能
シーズン01スタート時、各モードの「兵舎」→「チャレンジ」メニューから、「武器庫」にアクセスできるようになる。
ここでは、前のシーズンのバトルパスやイベントから取り逃したロードアウト関連の装備品を回収できる。アイテム1つを有効化し、XPを稼ぐことでアンロックが進行していくしくみ。プレイヤーレベル24でこの機能がアンロックされる。
『ウォーゾーン』のみ、取り逃した『MW2』と『MW3』の武器もこの武器庫でアンロックできる。武器庫解除で獲得できたアタッチメントやアフターマーケットパーツも含まれる。
『BO6』マルチ新マップ6種
- ハイドアウト:6v6用中型マップ。リリース時登場
- 射撃場、障害物コース、本物を模した金庫とセキュリティルームを備えた訓練施設が舞台のマップ。ルッタッチ・ファミリーを叩く次のミッションの計画を練るのに役立つ
- エアルーム:2v2用ストライクマップ/6v6用小型マップ。リリース時登場
- ルッタッチ・ファミリーの保有するアートギャラリーが舞台のマップ。メイン展示室にある巨大彫刻の周辺を回遊し、ロビーや横側の展示室で接近戦を挑もう
- エクストラクション:6v6用中型マップ。リリース時登場
- クリムゾン・ワンによる待ち伏せを受けたアヴァロンのヘリポートが舞台のマップ
- ハシエンダ:6v6用中型マップ。ミッドシーズンで登場
- 『Call of Duty: Black Ops 4(コールオブデューティ: ブラックオプス4)』からの復刻マップ。ぶどう園を備えた2階建ての豪邸が舞台
- ラケット:2v2用ストライクマップ/6v6用小型マップ。ミッドシーズンで登場
- ルッタッチ・ファミリーがマネーロンダリングに使っている金庫を舞台にした、小型の地下マップ
- ホリデー・ニュークタウン:6v6用小型マップ
- 「シーズン01リローデッド」では、一年の終わりを祝うホリデーイベント「CODマス」が開催。ホリデーシーズンをテーマにした、ニュークタウンのバリアントがプレイできる。近所の「ウォーへッド」にも何か変化が起きるかもしれない
『BO6』マルチ新モード2種
- ランサック:リリース時に登場
6v6用マップを使用するこのモードでは、マップ内に金の延べ棒が入ったクレートが散らばっている。延べ棒を集め、自分のチームの金庫まで持っていくことでスコアを獲得できる。
ただし各チームは相手の金庫に襲撃をかけられるため、金庫は厳重に守っておく必要がある。延べ棒の収集と防衛を同時にこなすことが勝利の鍵だ。スコア上限に先に達したチーム、または時間切れ時に最大スコアのチームが勝利。
- プロップハント:シーズン中に登場
人気の"かくれんぼ"型パーティーモードが『BO6』に登場。このモードでは、プレイヤーはプロップ(小物)とハンターに分かれて対戦する。
プロップ側にはマップ内のオブジェクトに変身する能力があり、好きな場所に姿を隠すことができる。移動も可能。さらに自分と同じ形のデコイを出したり、別のオブジェクトに姿を変えたり、緊急時にはスタングレネードを使ってハンターから逃げられる。
ただしプロップは30秒ごとに勝手に口笛を吹いてしまうので、運が悪いと正体を気付かれる。ハンターはマップをくまなく捜索し、口笛に耳を澄ませ、怪しいものを撃ちまくろう。
- 期間限定イベント
- さらに、ホリデーシーズンにあわせた期間限定のお祭りモードも登場。詳細はシーズン01リローデッドにて。
『BO6』マルチの新たなロードアウト
新PERK 2種
- シャドウ:Perk 2スロット、ストラテジスト
- 敵のトラップや地雷に検知されなくなる
- Shrapnel Radar(シュラプネル・レーダー):Perk 3スロット、リーコン
- 敵に衝撃系ダメージを与えると、自分のミニマップにその位置を表示する。効果範囲を持つタクティカル、リーサル、フィールドアップグレードの影響を受けたあらゆる敵が対象
- ミッドシーズンで登場
新スコアストリーク:ハンドキャノン
- ハンドキャノン:リーサル系ストリーク。リリース時から登場
- スコア900
- マスターバッジあり
- 『CoD:BOCW』から復刻。高いダメージと貫通性能を備えた弾丸を放つ、強力な大口径ハンドガン。発動すると、プレイヤーは一定時間このハンドガンに武器を持ち替える。連射速度は遅めで弾数も限られているが、代わりに操作性に優れ、腰だめ撃ち精度と腰だめ撃ちスピードが向上している。何よりも最大のボーナスとして、貫通性能の高い一撃によって敵をワンショットキルできる
新ワイルドカード:ハイローラー
- ハイローラー:ミッドシーズンで登場
- 装備すると、4つ目のスコアストリークを持てるようになる(コア6v6マッチ)
『BO6』マルチにランクプレイが登場
CDLのプロたちと同じ環境で戦える競技向けモード「ランクプレイ」が、現地時間11月21日にスタート。詳細なルールはシーズン01リリース時のパッチノートに掲載予定。とはいえ、CDLと同じマップ、ゲームモード、武器制限を使って対戦するというコアの部分はこれまでと同様だ。
- ランク参加条件
- ランクプレイに参加するには、マルチの公開マッチで50勝する必要がある
- この「50勝」は、シーズン01スタート前の記録も含む。達成済みのプレイヤーは、ランクプレイのスタート時すぐにランクに参加可能
- (『MW3』と異なり)プレイヤーレベルは参加条件と関係なし
(ランクプレイの変更点や新機能は、別記事で解説予定)
ゾンビモード新コンテンツ
シーズン01リリース時には、「ダイレクテッド・モード」とハンドキャノンが登場。新マップなど、他の要素はシーズン中に実装される。
ダイレクテッド・モード
以前から告知されていたガイドつきモードのこと。メインクエストのストーリーを見たいが、難易度が高くクリアできないというプレイヤーに向けて、「ターミナス」と「リバティフォールズ」でそれぞれ利用可能になる。
このダイレクテッド・モードでスタートすると、通常なら自力で探すことになるすべての目標地点にマークがつき、ラウンド上限も15になる。ただしサイドクエスト全種と、SAMトライアルはこのモードでは使えず、あくまでストーリーを追うことのみを目的にプレイすることになる。
新マップ「シテダル・デ・モータル」(ミッドシーズン)
ターミナスでのショッキングな出来事を経て、マヤ、カーヴァー、グレイは発見した手がかりを伝ってヨーロッパのアヴァロンへ。そこで「Citadelle des Morts(シテダル・デ・モータル)」という廃棄された城を発見する(※フランス語読みはTreyarchが自ら解説している)。
ゾンビの新コンテンツ(ミッドシーズン)
シーズン01のミッドシーズンでは、新マップとともに以下が追加される。
- 新パーク・ア・コーラ1種(アンロック可能な新オーグメントつき)。リバティフォールズとターミナスのワンダーフィッツにも入る
- 新フィールドアップグレード1種(アンロック可能なオーグメント6種つき)
- 新弾薬MOD1種(アンロック可能なオーグメント6種つき)
- 研究可能な18種の新オーグメント(メジャー9種、マイナー9種。上記の新アイテム用)
- ゴブルガムの新味3種
- 作成可能なハンドキャノン
- 新たな"複数の"ワンダーウェポン
- 新マップで登場する新たな敵タイプ
シーズン01のイベント
シーズン01にはミッドシーズンから登場する新コンテンツも数多くあるが、前半では「Hit List (ヒットリスト)」イベントが開催。後半でも複数のイベントが開催され、そのうち1つはゾンビにフォーカスしたものとなる。
最初の期間限定イベント「Hit List」では、数々の契約がプレイヤーに課される。その目標はただ1つ、ターゲットを全員排除することだ。すべての目標を達成し、限定の戦利品を獲得しよう。
『BO6』シーズン01まとめ
- 新コンテンツ
- 『CoD:BO6』&『ウォーゾーン』シーズン01全情報:Krig Cなど新武器7種 / 新マップ6種 / プロップハントやハンドキャノン登場 / 期間限定"Hit List"イベントなど
- 『CoD:BO6』&『ウォーゾーン』新しくなったシーズン・バトルパス解説:新たな"ページ"システム / 新武器すべて無料 / ゴリアテなどシーズン01ブラックセル報酬
- 『CoD:BO6』競技モード"ランクプレイ"11月21日スタート / 参加条件 / マップ&モードの除外や途中降参など新機能 / ランク限定スキンなど豪華報酬
- 『CoD:ウォーゾーン』シーズン01全情報:『BO6』含む3タイトルで武器177種、オペレーター157名が使用可能 / 新マップ"エリア99"や新しいインベントリメニューなど新要素をチェック
- パッチノート
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One
Source: CoD Official
コメント
コメント一覧 (9件)
AEKをドラゴンブレスで狩ります
シーズンで一気に7個武器追加はええやん
それにm3のマーケットシステムも続行してくれてるし
AEKはクソだけどそれ以外は近年じゃ最高の出来だわやっぱ
プロップハントはマジで嬉しい
これは波乱の予感
武器こんだけ追加しても8割は大してテンションも上がらないような武器で草
文句しか言わない人の相手はしてないからね。
MWⅢ以下のゴミって言ってんだよBOキッズくん、武器もシステムもユーザーも
オムニムーブメントの存在以外一つも勝ててないからなMWⅢに
マップだけは同レベルだけどな
saugクッソ懐かしいbo4で使ってたわ、雑魚武器やったけど
今回もデュアルあるみたいだけどまさか歴史は繰り返すにならんよな?
ナーフ前はトンデモ火力だったぞsaugデュアル
今年も早速ドラゴンブレスSGでマルチwzともにアジアサーバー終わらせる気ですね分かります