CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』では日本時間11月15日より、最初の大型アップデート「シーズン01」がスタート。この記事では新コンテンツのうち『CoD:ウォーゾーン』に関するものを紹介する。
『CoD:BO6』と『ウォーゾーン』が統合
『BO6』シーズン01の目玉の1つが、基本プレイ無料バトロワ『ウォーゾーン』への要素統合。『BO6』に合わせる形で、現在の『ウォーゾーン』も大きく変化する。バトロワなどのコアな体験はそのままに、細部がアップグレード。使用可能な武器も増え、プレイヤーが混乱しない程度にボリュームアップした。
- プレイヤーレベル:『BO6』と『ウォーゾーン』で共有。プレステージ状況も含む
- ユーザーインターフェース:『BO6』のアートスタイルに合わせてアップデート
BO6、MW3、MW2の武器177種すべて使用可能
- ロードアウト
- 近接武器やワイルドカードのスロットなど、『BO6』に合わせた構成に変更。PERKシステムはやや異なる(下記)
- 『MW2』、『MW3』、『BO6』すべての武器が使用可能。計177種
- メイン武器:136種
- サブ武器:26種
- 近接武器:15種
新しくなったインベントリメニュー
- インベントリメニュー
- バックパックが削除され、以前のインベントリメニューが見やすくなって復活。左から、所持キャッシュ、ガスマスクとその耐久度、アーマープレート、キルストリーク、フィールドアップグレード、メイン武器、サブ武器、近接武器の順に並んでいる。下の欄には各種の弾薬を表示
サッチェルを入手すると、その対戦中に所持できるアイテム量を増やせる。サッチェルは2種類あり、2種類同時に着用可能。デスするとサッチェルはすべてドロップし、敵に回収される可能性がある。
- アーマーサッチェル:アーマープレートの所持上限を大幅増加
- ミューニションサッチェル:各種弾薬の所持上限を増加
オペレーター157名が使用可能
『BO6』の新オペレーターたちに加え、『MW2』と『MW3』で登場してきたすべてのオペレーター計157名が『ウォーゾーン』で使用できる。
もちろんアップデート前に入手していたオペレーターとそのスキンはすべて引き継がれている。オペレーターメニューはタイトルごとにタブ分けされ、スムーズに自分のオペレーターを選択できるようになった。
オムニムーブメントやエモートをウォーゾーンで
『BO6』マルチの注目機能「オムニムーブメント」が『ウォーゾーン』にも登場。また、とどめの一撃の別の選択肢である「ボディシールド」も使える。
さらに、『BO6』の「エモート」と「スプレー」機能も統合。『MW3』と『MW2』のオペレーターたちも『BO6』のエモートが使用可能で、ウォーゾーンにうってつけの新たなスプレーも登場する。
タクティカル11種
装備品各種は、『BO6』と同じくプレイヤーレベルを上げてアンロックしていくしくみ。タクティカルの構成は『BO6』マルチとほぼ同じだが、神経ガスがタクティカルに入り、実験用ガスとスナップショットグレネードを引き継いでいる
- フラッシュバン:レベル6
- コンカッション:(デフォルト)
- スモークグレネード:レベル17
- 実験用ガス:レベル27
- スナップショットグレネード:レベル11
- ショックチャージ:レベル42
- デコイ:レベル35
- 神経ガス:レベル48
- スティムショット:レベル30
- スパイカメラ:レベル12
- センサーアラーム:レベル23
リーサル11種
リーサルは初期で11種類。『BO6』マルチの9種類に加え、スプリングマインがリーサル枠に移動。また、投げナイフを引き継いでいる。
- フラグ:(デフォルト)
- 粘着グレネード(セムテックス):レベル9
- インパクトグレネード:レベル26
- サーモバリック:レベル21
- モロトフカクテル:レベル32
- ドリルチャージ:レベル50
- C4:レベル14
- 爆発トラップ:レベル41
- スプリングマイン:(デフォルト)
- 投げナイフ:レベル36
- コンバットアックス:レベル53
フィールドアップグレード18種
フィールドアップグレードとキルストリーク(スコアストリーク)も引き続き登場。購入ステーションで買うか、地上アイテムとして獲得する。どちらも『MW3』までの要素と『BO6』の要素が混ざった構成。
- ミューニションボックス:(デフォルト)
- 心拍センサー:(デフォルト)
- デプロイカバー:(デフォルト)
- ポータブルレーダー:(デフォルト)
- 簡易購入ステーション:(デフォルト)
- 除染ステーション:(デフォルト)
- トロフィーシステム:レベル12
- アーマーボックス:(デフォルト)
- 援軍フレア:(デフォルト)
- ロードアウトドロップ(購入ステーションでのみ):(デフォルト)
- スクランブラー:レベル18
- ウォークライ:レベル35
- デポジットバルーン(プランダーのみ):(デフォルト)
- ユーティリティボックス:(デフォルト)
- PRB(携帯再展開ビーコン):(デフォルト)
- リーコンドローン:(デフォルト)
- PRD(携帯再展開ドローン):(デフォルト)
- モルヒネ注射器:レベル44
キルストリーク12種
- キルストリーク(スコアストリーク)
- UAV:レベル15
- カウンターUAV:(デフォルト)
- アドバンスUAV:レベル42
- エアストライク:(デフォルト)
- バンカーバスター:(デフォルト)
- サプライUAV:(デフォルト)
- ケアパッケージ:レベル24
- クラスターストライク:レベル21
- 遠隔ターレット:レベル12
- SAMターレット:レベル33
- フォアサイト:(デフォルト)
- ナパームストライク:レベル30
「ピック3PERK」システムと拾得可能PERK
PERKは『BO6』マルチと同様、3つのスロットから1つずつ選択していく。各スロット6種、計18種。ただしコンバットスペシャルの要素はなく、PERK 1が青、PERK 2が赤、PERK 3が緑と、スロットごとに色分けされている。
PERKはレベルアップによりアンロックし、プレステージに入ると再ロックされる。これら18種は「ピック3PERK」と呼ばれる。ピック3PERKのうち、PERK 1の「ベテラン」と「リフレックス」のみ、シーズン01のイベントを完了することで報酬としてアクセス可能になる。大胆な効果を付与するワイルドカードは4種類ある。
さらに『ウォーゾーン』独自要素として「拾得可能PERK」というものもある。これは対戦中に獲得するPERKで、最大6つ分のスロットがある。
- 6つのうち4つは、ピック3PERKと同じもの、事前にロードアウトに選択しなかったPERKで、組み合わせが常に同じ4種セット
- シーズン01の開始時に、拾得可能になるピック3PERK4種セットが選ばれる。最初は固定されているが、シーズンの進行に合わせてその中身がローテーションし、前の4種セットが次の4種セットと入れ替わる
- 6つのうち2つは、拾得可能PERKでしか得られない限定PERK(イレディエイトとシュラウドの2種類)
- 対戦中にキルされると、ピック3PERKはその場にドロップ。敵はこれらを拾える
- 対戦中にキルされると、拾得可能PERKは消滅し、敵はこれらを拾えない
また、「スペシャリスト」PERKも再登場。貴重な戦利品アイテムとして確率で見つけられるほか、ケアパッケージからも出てくる可能性がある。獲得すると「ピック3PERK」18種の効果と、2種類の拾得PERK(イレディエイトとシュラウド)の効果がまとめて付与される。キルされるとその場にドロップし、敵に拾われる可能性がある。
新リサージェンス用マップ「エリア99」
ネバダ州の砂漠地帯にある「エリア99」こと「エコーリッジ・ウェポンステーション」は、1950年代に建造されたアメリカ政府の極秘施設だ。放射能実験の限界に挑み、アメリカの優位性を確かなものにすべく設計されたものの、不運にも原子炉の漏えい事故を起こしたことで廃棄。政府により存在を抹消された。ここが『ウォーゾーン』シーズン01における、リサージェンス用の新マップとなる。
2種の復刻マップ
- ウルジクスタン(リリース時)
大型マップ「ウルジクスタン」がシーズン01リリース時に復刻。ミッドシーズンにおけるランクプレイの舞台にもなる。状態としては『MW3』初期のもので、ポポフ発電所は無傷で残っており、バンカーにはまだ入れず、アトラス・スーパーストアも建設されていない。
ウルジクスタンでは、最大120人によるバトロワモードとプランダーモードがプレイ可能。
- リバースアイランド(リリースウィンドウ)
悪名高い監獄島「リバースアイランド」が、引き続きプレイリストのローテーションに加わる。シーズン01リリース時からアクセス可能。主にリサージェンス用だが、オムニムーブメントが可能になったことでよりカオスな戦いが予想される。
リバースアイランドでは、最大44人(トリオは45人)でのリサージェンスモードがプレイ可能。
新たな侵入&脱出シーン、収容所、ウィナーズ・サークル
対戦開始時の侵入シーケンスや、完了時の脱出シーケンスもアップデートされる。大型マップで使用される収容所にも変化が。
また、対戦全体が終了した後の「ウィナーズ・サークル」も導入。『BO6』マルチと同様、勝利したスクワッドとそのプレイヤーの情報が表示されるとともに、ここでエモートが使用できる。
『BO6』シーズン01まとめ
- 新コンテンツ
- 『CoD:BO6』&『ウォーゾーン』シーズン01全情報:Krig Cなど新武器7種 / 新マップ6種 / プロップハントやハンドキャノン登場 / 期間限定"Hit List"イベントなど
- 『CoD:BO6』&『ウォーゾーン』新しくなったシーズン・バトルパス解説:新たな"ページ"システム / 新武器すべて無料 / ゴリアテなどシーズン01ブラックセル報酬
- 『CoD:BO6』競技モード"ランクプレイ"11月21日スタート / 参加条件 / マップ&モードの除外や途中降参など新機能 / ランク限定スキンなど豪華報酬
- 『CoD:ウォーゾーン』シーズン01全情報:『BO6』含む3タイトルで武器177種、オペレーター157名が使用可能 / 新マップ"エリア99"や新しいインベントリメニューなど新要素をチェック
- パッチノート
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One
Source: CoD Official
コメント
コメント一覧 (8件)
ウォーゾーン期待してる人いるのだろうか?
バトロワに興味がなくなってきた
スパイカメラ役立ちそう・・・
mw2,3のオペレーター使えるの嬉しいな
武器数少ない上にその少ない武器で調整もまともにできない本編よりこっちやってる方が楽しそうだな
体力、上げて欲しいなぁ
それな
これ運営はやろうと思えばMWの武器をBO6に実装することも可能なのか?
だいたい時代的に合わないだろうけどtec-9とかwsp-9あたりはありそう