サウジアラビア政府が「eスポーツワールドカップ財団」通じて支援する、夏の巨大eスポーツイベント「eスポーツワールドカップ」。2025年もリヤドで第2回大会が開催されることが既に発表されているが、採用タイトルについて続報が。
2月11日、ライアットゲームズが手がける人気作『VALORANT(ヴァロラント)』、『リーグ・オブ・レジェンド』、『チームファイト タクティクス』の3作品が、メイントーナメントに採用されることが新たに決定した。
『ヴァロラント』など3作品が「EWC 2025」に採用

2024年6月から8月にかけて、世界中のプロチームを集めて開催された第1回「eスポーツワールドカップ(EWC)」。このイベントはサウジアラビアの政府プログラム「サウジビジョン2030」に組み込まれた観光・レクリエーション事業の一部であり、6,000万ドル(約90億円)という異次元の賞金総額を披露してeスポーツファンの度肝を抜いた。
2025年も引き続き、「EWC 2025」がリヤドにて開催される。現在は採用タイトルが順次発表されているところだ。このタイトルリストに、ライアットゲームズの『ヴァロラント』、『リーグ・オブ・レジェンド』、『チームファイト タクティクス』も加わることが新たに発表された。
『リーグ・オブ・レジェンド』と『チームファイト タクティクス』は「EWC 2024」でも採用されていた。一方、eスポーツ界において世界的人気を誇るタクティカルシューター『ヴァロラント』は、昨年は採用なし。Liquipediaの記録によると、MENA(中東・北アフリカ)地域のチームのみを招いた小規模な大会3種が、EWCの「サイドトーナメント」として開催されたのみだった。

「EWC 2025」におけるこれらのタイトルの具体的なトーナメント日程や、日本チームも出場機会があるか否かはまだ公開されていない。特に『ヴァロラント』の場合、公式競技シーン「VCT」の年間カレンダーとどう折り合いをつけるのかは気になるところだ。そもそも2024年に採用されなかったのは、このトーナメント日程も一因であることがThe Esports Advocate経由で伝えられていたため、今年はうまく調整されているのだろう。
「EWC 2025」採用タイトル(現時点)

- 『コールオブデューティ: ブラックオプス6』
- 『コールオブデューティ: ウォーゾーン』
- 『Honor of Kings(王者栄耀)』
- 『Free Fire』
- 『ストリートファイター6』
- 『DOTA 2』
- 『レインボーシックス シージ』
- 『Counter-Strike 2』
- 『PUBG Mobile』
- 『エーペックスレジェンズ』
- 『EA SPORTS FC』
- 『オーバーウォッチ2』
- 『Mobile Legends: Bang Bang』
- 『ロケットリーグ』
- 『Chess』
- 『Rennsport』
- 『PUBG』
- 『CrossFire』
- 『Fatal Fury: City of the Wolves 』
- 『リーグ・オブ・レジェンド』
- 『チームファイト タクティクス』
- 『ヴァロラント』
- さらなるタイトルを発表予定
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Source: EWC Official
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