CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』は日本時間11月14日午前2時正式リリース(PC版)。いよいよ開幕が迫る中で、メイン開発を手がけるTreyarchよりリリース版コンテンツの情報が共有されている。
本記事では、ストーリーモードである「キャンペーン」について紹介。歴代「ブラックオプス」シリーズの世界で約50年にもわたって繰り広げられてきた戦いに、果たして決着はつくのだろうか。これまでのストーリーと、「キャンペーン」のシステムをチェックしていこう。
『CoD:BO7』これまでのストーリー描く新トレーラー
2035年の近未来を舞台とする『BO7』だが、その因縁は『Call of Duty: Black Ops 2(コールオブデューティ: ブラックオプス2)』の過去編にまで遡る。

1986年、CIA工作員フランク・ウッズが、麻薬組織メネンデス・カルテルの首領ラウル・メネンデスに捕らえられたことから物語は始まる。一線から退いていたCIA工作員アレックス・メイソンは一報を受け、息子デイビッドを残してウッズの救出に向かう。
救出には成功したものの、続く復讐作戦は裏目に出る。カルテルの拠点を突き止めてメネンデスを襲撃するが、戦闘のさなかにウッズが投げた手榴弾により、メネンデスの妹ジョセフィーナが死亡してしまう。

この襲撃により、メネンデスは死亡したとされた。しかし1989年、アメリカ軍によるパナマ侵攻の最中、メネンデスの策略によりウッズは友人メイソンを誤って射殺してしまう。さらに、姿を現したメネンデスによって両膝を撃ち抜かれ、ウッズは車椅子での生活を余儀なくされる。こうしてメネンデスの復讐は果たされた。
時は流れて2025年。メネンデスは「オデュッセウス」の名で政治運動「コルディス・ダイ」を立ち上げる。SNSを通じてプロパガンダを展開し、貧困層の救世主と称賛される一方、裏では私兵を使って暴動や市場混乱、サイバー戦争を引き起こし、第二の冷戦を画策していた。

メネンデスを追う戦いは、アレックス・メイソンの息子デイビッドに引き継がれる。父の死後、ウッズに育てられた彼は、アメリカのドローン艦隊を乗っ取ろうとするメネンデスの計画を阻止し、ついに彼を葬った…はずだった。

2035年。メネンデスは謎めいたメッセージとともに再び姿を現す。新たな脅威に対抗すべく、グローバルテクノロジー企業「ギルド」のCEOエマ・ケーガンは、高度な技術を駆使して市民を守ることを約束する。
今度こそメネンデスと決着をつけたいデイビッドだが、地中海の犯罪組織を母体とするギルドには疑念を抱いていた。デイビッドと彼が率いる精鋭JSOCオペレーターたち(マイク・ハーパー、レイラニ“50/50”トゥプオラ、エリック・サミュエルズ)は、作戦のさなかに「恐怖を武器に変える兵器」の存在を発見し、隠された真実を追う。



マルチやゾンビと進行が連動

『BO7』のキャンペーンは「CO-OPキャンペーン」形式になっており、ソロだけでなく、最大3人のプレイヤーと組んでプレイすることもできる。
なお、今回はキャンペーンの「難易度設定」機能がないとのこと(IGNより)。ソロでもしっかりクリアできるようにしつつ、4人で挑戦しても適度なチャレンジになるようあらかじめ調整されている。
最低難度でストーリーだけさくっと見てまわるのは難しそうだが、その代わりに、アカウントの進行状況がマルチやゾンビ(後にウォーゾーン)とも連動するようになった。
つまりキャンペーンのミッションでもXPを獲得し、自分のレベルを上げられる。さらに、キャンペーンで武器レベルを上げたり、チャレンジを達成したりして迷彩報酬を解除し、マルチやゾンビにそのまま持ち込めるようにもなっている。
稼ぎ効率については不明だが、毎年マルチを優先するためにキャンペーンには触れていないというプレイヤーたちも、フレンドとともにストーリーを楽しむモチベーションにつながるだろう。

「エンドゲーム」まもなく詳細発表

『BO7』のキャンペーンにはさらに、「エンドゲーム」というやり込み要素がある。過去作にも、マップ内に隠されているインテルを集めたり、最高難度でのクリアを目指すなどのやり込み要素はあったが、今回はさらに掘り下げ、繰り返しプレイを前提にしたものになっている。
11のキャンペーンミッションをクリアした後、クライマックスとして訪れるこの「エンドゲーム」については、8月の時点でその要素が一部明かされている。いわゆる「脱出系」を思わせるそのシステムを再チェックしておこう。
- 「アヴァロン」の広大なマップを探索しながら、残されたギルドの指令センターを破壊し、謎の毒物が漏出した汚染ゾーンで戦闘を繰り広げる
- 「エンドゲーム」では、デイビッド・メイソンの「JSOCスクアッド」を構成する4名以外のオペレーターから選択できるようになる
- すべてのオペレーターは「戦闘評価」を通じて能力をレベルアップできる
- オペレーターには2種類のアップグレードが存在する
- パワーアップグレード:HP、アーマー、機動性、威力といったステータスを上げる
- スキルアップグレード:特定の役割に特化する、PERKのようなアップグレード
- キャンペーンで解除した能力や、メイン武器、サブ武器、近接武器をエンドゲームに持ち込むことができる
- 脱出に成功した際に持っていた装備や武器は、ロードアウトの特別な「現地での入手物」に保持される
- スクアッドが壊滅すると、戦闘評価も含めて最初の状態に戻ってしまう
エンドゲームのさらなる詳細については、現地時間11月10日(日本時間11日ごろ)に共有される。

FPS POWER TUNE
Source: CoD Official







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