CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』は日本時間11月14日午後2時正式リリース(PC版)。既に各プラットフォームでデジタル版予約購入者向けの事前ダウンロードが提供されている。
開幕が迫る中で、Treyarchより『BO7』の新要素の一つ、キャンペーンモードの「エンドゲーム」について、さらなる詳細がもたらされた。最大32人で広大なマップに展開し、危険な敵勢力に対して全員で協力して戦うPvEモードとなっている。
『コールオブデューティ: ブラックオプス7』キャンペーン「エンドゲーム PvE」解説

『BO7』のキャンペーン(ストーリーモード)は、フレンドとのCO-OPプレイが可能になった。また、ここでXPを獲得してプレイヤーレベルを上げれば、その進行状況はマルチやゾンビ(後にウォーゾーン)にも共有させる。
なおキャンペーンについて、過去のストーリーを知らないという方は以下の記事も参考にしてほしい。1980年代から2035年まで、50年にもおよんだ戦いの歴史に決着の時がやって来る...のかもしれない。

『BO7』のキャンペーンには、「エンドゲーム」というさらなる新要素も追加された。これは、キャンペーンを構成する11個のミッションをクリアした後にアンロックされるモードだ。
「エンドゲーム」は全プレイヤー協力型
「エンドゲーム」は、1チーム4人からなる最大8チーム(32プレイヤー)で、広大な「アヴァロン」マップに展開するというものだ。敵を倒し、マップ内に散らばるミッションをこなしてプレイヤーを強化しつつ、入手したものを保持したまま、アヴァロンから生還することを目指す。
いわゆる「脱出系」を連想するが、これはPvPvEではなく「エンドゲーム PvE」。他のプレイヤーたちと交戦しないカジュアルなモードのようだ。他のチームとの相互関係については、以下のように説明されている。
「すべてのプレイヤーは、アヴァロンでの展開中に力を合わせることになる。各スクワッドは散開してそれぞれの目標を追うことができるが、他のスクワッドとともに戦い、過酷な戦闘で生き残る確率を上げることもできる。協力することは、より危険なゾーンに近づいていく際には有用な戦術となる」

PvEである以上、油断ならない強力な敵も出現するようだ。ヨーロッパ南部の都市「アヴァロン」の作戦エリアは、画像のとおり色でエリア分けされている。白い「ゾーンⅠ」が最も安全で、赤い「ゾーンⅣ」が最も危険。後述する「戦闘評価」システムで一定以上のレベルに達していないプレイヤーは、最初から危険なゾーンに踏み入ることは推奨されない。
ロードアウトとアビリティ&スキル

エンドゲームでは、24人のオペレーターの中から自由に操作キャラを選択できる。オペレーターのスロットは4つあり、各スロットに異なるロードアウトを構成できる。
ロードアウトのうち、装備はメイン武器、近接武器、Field Acquisition(現地調達品。前回のマッチで発見し、脱出時に所持していた武器1種を設定できるスロット)、そしてフィールド装備品で構成される。アヴァロンには各所にワークベンチがあり、ここで武器のレアリティを上げれば与ダメージを高められる。
アビリティ2種を設定
武器が決まったら、次に「メジャーアビリティ」と「マイナーアビリティ」を1種ずつ設定する。これらはアヴァロンにおける戦闘スタイルを決める要素で、最初から発動可能だ。
たとえば「アクティブ迷彩」のアビリティは、起動すると短時間透明になれる。ステルスで行動し、安全に脱出するのに便利だ。戦闘に集中したいなら、「ウォーマシン」のアビリティを発動することで単発式グレネードランチャーを装備できる。
スキルと戦闘評価

オペレーターには「戦闘評価」という、キャラクターレベルも設定されている。アヴァロン内で目標を達成したり、インテルを発見したり、敵を倒したりすることでこの戦闘評価が上昇していく。最大は60まで。
戦闘評価を1つ上げるたびに、「スキルトラック」1種か、またはそれに連なる「スキル」1種をアンロックし、オペレーターを性能強化できる。
たとえば「ガンナー」は装備品の取り回しを向上させるスキルトラックで、その中にはリロード速度を向上させるスキルや、武器の切り替え速度を短縮するスキルなど、7種のスキルが収録されている。
スキルトラックはすべての選択肢から自由に選べるのではなく、そのとき出現した2択のうちから1つを選んでいくという、ローグライクなシステムのようだ。毎回異なるスキルトラックやスキルを選択していくことで、展開するたびに異なるエンドゲーム体験が得られる。
ただし、作戦中にデスすると、戦闘評価とスキルはゼロにリセットされる点には注意が必要だ。
脱出して次の作戦へ!

ストーリー上の経緯はプレイしてからのお楽しみだが、このアヴァロンにはギルドの指令センターが残されており、都市は今にも毒ガスで満たされようとしている状況だ。つまり作戦には制限時間があり、タイマーがつきる前に脱出しなければ、プレイヤーはおそらくガスに包まれてデスしてしまうのだろう。
アヴァロン内の脱出ポイントでVTOLを要請することで、マッチから離脱できる。脱出に成功した場合、現地で入手した装備品と、獲得した戦闘評価は次のマッチに引き継ぐことができる。つまり強化した状態で、次は最初から危険なゾーンに挑めるしくみだ。
なおTreyarchの方の説明では、プレイヤーの目標は「最終ゾーンまでたどり着き、危険な毒ガスのまん延を防ぐこと」とある。脱出以外にも「クリアして終了」があるのだろうか。
レベル上げや迷彩チャレンジにも便利
このように繰り返しプレイが楽しめる「エンドゲーム」だが、上述のとおり、プレイヤー進行状況は各モードで共有されている。

そこで、自分のプレイヤーレベルはもちろん、特定の武器のレベル上げをしたり、迷彩解除にも活用したりできる点がポイントだ。シーズンが始まったら、バトルパス用の経験値もこのモードで稼げる。また、デイリーチャレンジとウィークリーチャレンジにも対応している。
エンドゲームへシーズン01で新コンテンツ追加

「エンドゲーム」はリリース時点で終了せず、シーズン01開始時には新コンテンツが追加されていく予定だ。
キャンペーンの最後までたどり着くことがアンロック条件で、『BO7』では他にもマルチ、ゾンビ(+デッドオプス・アーケード)の膨大なコンテンツにリリース時からアクセスできる点を踏まえると、何を最初にプレイすべきか悩ましい。しかしエンドゲームもぜひアンロックしてみたい。単にレベル上げをするだけならゾンビモードが便利だったが、こちらの稼ぎ効率も気になるところだ。
FPS POWER TUNE
Source: CoD Official







コメント
コメント一覧 (9件)
素直にDMZ続ければいいのに
なにやってんだか
CODは流行らないコンテンツは速攻で見切りをつけるから今更DMZはないだろ
キャンペーン、エンドゲーム、ゾンビでPvE専も今作は長く遊べそうなコンテンツ量だな。
これちゃんとプロモーションした方がいいやつなんじゃ無いか
今ARC流行ってるけど、対人は好きじゃないって思いながらやってたり興味あるけど対人あるからやらないって層ある程度いるでしょ
有料であんだけ流行ったんだからこっちもワンチャンマジで流行るぞ
脱出PvPvEの面白さって物資を人に奪われる可能性があるから面白いわけで
DMZが根強い人気あったのもそれに尽きる
ダッコフ見りゃ分かるように完全PvEの消費期限は非常に短い
見るだけなら楽しそうだな やってみてどうなるか。
途中ゾンビ出てる?
めちゃくちゃ面白そう!これ流行るんじゃない?
DMZ(ゾンビ)が全員銃持ちNPCに変わった感じだね。いいじゃない