Ubisoftは、『Rainbow Six Siege X(レインボーシックス シージ エックス)』における次回のアップデート「Y10S4.2」の詳細を発表した。
イヤー10シーズン4のミッドシーズンにあわせて、恒例のバランスアップデートを実施。Thorn(ソーン)、Mozzie(モジー)、Echo(エコー)ら計8人のオペレーターと、サブマシンガンUMP45が強化される。
『シージエックス』 オペレーター8人&UMPを強化
THORN(ソーン):シェルの後投げが便利に
今回の目玉としてまず紹介されているのは、防衛オペレーターThorn(ソーン)の強化だ。
公式用語でいう「トラッパー」に分類されるオペレーターだが、固有ガジェットの「レイザーブルームシェル」の有用性は、敵次第なところがあった。理論上は1つで複数の敵をまとめてキルできる強力な致死性ガジェットでも、設置した場所に敵が来なければ意味がない。また、工夫して隠さないと先に破壊されたり、走り抜けて回避されたりしてしまう。
開発側は「吠えるが噛みつかない」のがシェルの問題点であると分析。そこで、より柔軟にシェルを使えるよう、以下のように調整される。
- レイザーブルームシェル
- 敵を検出してから爆発するまでの時間を2.9秒から1.3秒に短縮
- ダメージ
- 最大ダメージを180から125に減少
- 最大ダメージとなる範囲は半径1メートル
- 設置後、爆発可能になる時間を5秒後から1秒後に短縮
- 敵の検出と爆発の範囲:4メートル
- 被弾した際、スローダウンと出血デバフを付与:15秒(※出血デバフはFrostのウェルカムマットと同様のもの)
- 開始時の所持数を3個から4個に増加
これらの変更により、シェルは「事前に置くだけ」のトラップから、ラウンドの流れの中で動的に使えるガジェットになる。
投げてから1秒で敵を検出可能になり、さらに起動から1.3秒で爆発する点は特に強力そうだ。Ela(エラ)のGRZMOTマインのように、攻撃側のディフューザー設置や、盾オペレーターに襲われたようなシチュエーションで手持ちのシェルを投げつけることで、敵を妨害しやすくなるだろう。
所持数が4つに増えているので、初心者目線でもミスの許容範囲が広がっており、総じて使いやすくなっている。
MOZZIE(モジー):ショットガン復活
- サブ武器にSuper Shorty(ショットガン)を追加
防衛オペレーターのMozzieは、リリース時にもともと持っていたSuper Shortyショットガンを、約5年ぶりに取り戻した。
実装された当時は、武器が強力で、ドローンを奪う固有ガジェット「ペストランチャー」も衝撃的。さらにC4まで持っている中で、ショットガンで工事や遊撃にも貢献できる万能なオペレーターだった。Super Shortyの没収も妥当だったのだが、イヤー10になって再度Super Shortyの所持が許されることになった。
ECHO(エコー):ヨーカイが3つに
- ヨーカイドローンの個数を2個から3個に増加
ヨーカイの数が増えるというシンプルな強化。Echoは攻撃側の死角からディフューザー設置を阻止できる強力なオペレーターで、開発側視点では現時点でも「うまくバランスが取れている」と判断されている。
今回はヨーカイを増やし、彼の強みを活かすチャンスを広げるのがねらいだ。攻撃側は、3つものヨーカイを相手取るためにIQ(アイキュー)などのアンチピックを用意したい。
Echo視点だと、3つも同時展開するのは管理に苦労しそうだが、スキルに自信があるプレイヤーのさらなる腕試しにはちょうどいいだろう。ドローンとして操縦できる便利なカメラなので、3つ目は後から出してもいい。
オペレーター・武器のさらなる小規模な強化
今回の変更ではさらに、5人のオペレーターと武器1種が強化される。
いずれも小規模なもので、そのオペレーターのパワーレベルや柔軟性を一変させ、メタに影響を与えないようにしつつ、ゲームプレイの品質改善をはかる目的で行われる。
OSA(オサ):盾展開が速くなる
- 盾の展開にかかる時間を2.3秒から1.8秒に短縮
大きな隙となるTalonシールドの設置時間が短縮された。Blackbeard(ブラックビアード)リマスター後は優先度の下がったオペレーターと言えるが、これで多少なりピックしやすくなるだろう。
CAPITAO(カピタオ):焼夷ボルト強化
- 燃焼効果の継続時間を10秒から13秒に延長
焼夷ボルトの継続時間が延びるシンプルな強化だ。もともと強力だが、13秒もエリア封鎖でき、さらに強力になっている。
LION(ライオン):スキャン時間増加
- スキャン継続時間を2秒から3秒に延長
わずかだがスキャン継続時間が延びたことで、見つけた敵を味方との連携で追い詰めやすくなっている。
MAESTRO(マエストロ):バッテリー延長
- イービルアイのバッテリー持続時間を6秒から8秒に延長
- リチャージ時間も同じ数値であるため同様に影響を受ける
レーザーを8秒間撃ち続けられるようになる。もともとレーザーだけでオペレーターを負傷させるのは希なケースだが、その可能性が広がるだけでも敵に対する脅威となるだろう。
JACKAL(ジャッカル):スキャン可能距離が延長
- スキャン範囲を8メートルから12メートルに延長
外から屋内の足跡をスキャンしたり、長い廊下の端の方にある足跡をスキャンしたりと、使用感が改善している。
UMP45:ダメージ増加
- ダメージを38から42に増加
- 横反動を改善
連射速度600という、相対的に遅めのサブマシンガンUMPが強化。ダメージが42になったことで、アーマー3のオペレーターさえ胴体3発キルが可能になった。拠点工事に特化しているオペレーターだが、UMPを使う目的でCastle(キャッスル)をピックしてみるのもアリになるだろう。
ゲームとして「楽しい」環境に
今回は全オペレーター・武器が上方修正を受けた。最近ピックしていなかったオペレーターたちを再評価するきっかけになる一方で、総じてインフレ気味とも解釈できる。
その背景には、開発側のバランス調整方針の変化があるのだろう。
ディレクターのAlexander Karpazis氏がEAA!!とのインタビューで語っていたように、Y10S3でDenari(デナリ)の弱体化をした後すぐにそれを撤回するという混乱を経て、開発側も反省。データにもとづくバランス調整を改め、ゲームとして「楽しい」ものを目指して調整をはかることになった。

イヤー11では、1シーズンに4回ものバランス調整を予定している。楽しさ重視の流れは今後さらに加速していくことは間違いない。次々に調整されていくオペレーターたちを研究して、新しい小技・裏技を開発していこう。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
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Source: R6S Official



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盾消せ