Ubisoftは『Rainbow Six Siege X(レインボーシックス シージ エックス)』のeスポーツ競技シーンにおける、2026年度の全体図を公開した。
日本のファンは11月の「日本メジャー」に心を奪われているところだが、他にも中国リーグの誕生、国別対抗トーナメント、チャレンジャーサーキットをはじめとするティア2大会の拡張、「Esports World Cup」の公式大会化、さらに100 Thievesのシージ界出陣など、見どころばかり。2026年全体が、シージ界にとって大きな一年になりそうだ。
『シージエックス』2026年シージ競技シーンのみどころをチェック
日本コミュニティでは11月開催が決定した「日本メジャー」の話題でもちきりだが、2026年のeスポーツ競技シーン、その全体像と注目ポイントもチェックしておこう。

中国リーグがスタート! 5大リージョンが誕生

これまで中国人のプロ選手は何人か知られていたが、中国そのものは世界の公式競技シーンには含まれていなかった。
しかし2026年はついに中国リーグ(CNL)が誕生。北米、南米、EU+MENA、アジアに並ぶ、第5のリージョンとしてeスポーツサーキットに組み込まれ、5大リージョンで統一されたフォーマットで戦いを繰り広げる。
国別対抗戦「Esports Nations Cup」11月18日~22日

公式大会としては初となる、国別対抗トーナメントが開催。サウジアラビア・リヤドが舞台となる。
これまではeスポーツ団体のチーム名で戦ってきた選手たちだが、この大会では各国を背負う「代表選手」に。日程的には5日のトーナメントとはいえ、その責任は重大だ。
もともとシージ界における国別対抗戦は、「Six World Cup」なる企画が2020年ごろに発表されていた。しかし当時は新型コロナウイルス感染症の世界的流行のまっただ中で、この通称シージワールドカップもあえなく企画倒れとなった過去がある。2026年、ついにこれが実現するかたちだ。
3月:プロへの道! チャレンジャーシリーズ開幕

(以下、シージeスポーツ公式サイトの内容を反映して追記・修正)
パリで開催中の「シックスインビテーショナル2026」終了直後から、シージ界の競技シーン2026年度がスタートする。
最初に、各リージョンで「チャレンジャーシリーズ」が開催される。これはプロリーグをめざす、ティア2以下のチームに向けたトーナメントだ。
どんなチームでも参加できる「オープン予選」に始まり、スイスドロー形式で争われる「スイス・グループステージ」へと展開。そしてシングルエリミネーション形式の「ファイナル」で、上位2チームが、中国リーグを除く4リージョンそれぞれのプロリーグに参加できる。
- 2月21日~3月1日「オープン予選」:4回に渡って予選を開催し、スコア上位チームがスイスドローへ
- 3月3日~3月8日「スイスドロー」:予選を勝ち上がった16チームによるスイス形式トーナメント。各リージョンには、2025年のパフォーマンスにもとづき、このスイスドローに直接出場できるチームがある
- 3月12日~15日「ファイナル」:8チームによるシングルイリミネーション形式。グランドファイナルに進出した2チームが、その所属リージョンのプロリーグ戦に参加する資格を得る
4月~5月:「シーズンキックオフステージ」と「シックスメジャー」

チャレンジャーシリーズ終了後、4月からは短い「シーズンキックオフステージ」が開催される。
これは短期間のトーナメントだが、5月の世界大会「シックスメジャー」への出場権争いを兼ねている。また結果に応じて「SIポイント」という世界ランキングに反映されるポイントが獲得できる。このSIポイントは、2027年のインビテーショナル出場権に影響するため、キックオフステージも重要だ。
5月にはアメリカ・ソルトレイクシティで2026年度最初のシックスメジャーが開催される。
日本が所属するアジアでの、メジャー予選の流れは以下の通り。
- グループステージはなく、各サブリージョン内で8チームによるダブルエリミネーションを開催。全試合BO3で対戦する
- オセアニアとAPAC North(日韓リーグ):それぞれの優勝チームがメジャーに出場(1チーム+1チーム)
- APAC Northでは、日本時間3月27日午後1時よりファイナル開催
- アジア:優勝チームと準優勝チームがメジャーに出場(2チーム)
つまり日本チームについては、少なくとも韓国チームに勝つ必要がある。アジアからは計4チームがメジャーに出場。他に、各リージョンから4チームずつ出場してソルトレイクメジャーを戦う。
なお中国リーグにも4チーム分のメジャー出場枠があり、こちらでも出場権をかけたトーナメントがあるが、その詳細は後日発表される。
6月~8月:公式化した「Esports World Cup」をめぐる戦い

5月のメジャーが終了した後は、2026年度の「ステージ1」が始まる。6月から7月にかけて各リージョンでプロリーグ戦を行い、上位のチームが8月に開催される「Esports World Cup」の出場資格を得る。
APAC Northでは、6月12日よりステージ1が始まる。
サウジアラビア政府が主導し、「Gamers8」からスタートした「Esports World Cup」。超高額賞金大会として話題になっていたが、これまではあくまで非公式トーナメントだった。しかし、2026年からはこのEWCもシージ公式のeスポーツサーキットに組み込まれることに。
- ステージ1 フェーズ1:各リージョンで8チームによるグループステージ(4チームx2グループ)を実施
- ダブルエリミネーション形式
- 初戦のみBO1。他はBO3
- 上位4チームがフェーズ2へ
- ステージ1 フェーズ2:4チームによるシングルエリミネーション
- トップ2チームが「ステージ2 グループ」へ
- ステージ2(グループ):16チームによるグループステージ(8チームx2グループ)を実施
- ダブルエリミネーション形式
- 初戦のみBO1。他はBO3
- 上位8チームがステージ3へ
- ステージ3(プレイオフ)
- 8チームによるシングルエリミネーション
- 全試合BO3。決勝のみBO5
- 優勝チームはインビテーションル2027出場確定
大会成績に応じて、賞金とSIポイントを獲得できる。さらに優勝チームは、2027年の「シックスインビテーショナル2027」への直接出場権を得る。
また、2026年はステージ1とステージ2でそれぞれ「ステージ・ファイナル」を実施し、各リージョンのステージ・チャンピオンを決定する。APACでは8チームでグループステージを行い、その後上位4チームでのステージ・ファイナルとなる。
この2回のステージ・ファイナルと入れ替わる形で、昨年のような「リージョン・ファイナル」はなくなった。



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