日本では「キャプテン翼」の作者がサッカーのルールを知らないのではないか?というジョークを耳にしますが、海外で本当に作者がサッカーのルールを知らずに作ったサッカーゲーム『Behold The Kickmen(ビホールド・ザ・キックメン)』がSteamに登場。
あまりにも斬新すぎるサッカーゲームとして多くのゲーマーの間で話題となっています。
作者がサッカーのルールを知らないサッカーゲーム
'Behold the Kickmen' Launch Trailer
作者がノリだけで作ったことがすぐに分かるポイントをざっとあげると以下のような感じです。
- フィールドが円形だ
- フィールドがやたらでかい
- スローインみたいなものはない
- ファールはほぼない
- オフサイドが全然違う
- 1ゴールで2点入ることがある
多くの人がつまづく「オフサイド」はなんとフィールドの半分が光りだし、数秒後にそのエリア内でボールを持っているキャラクターにレッドカードが与えられるという珍妙なルール。
良く分からないけど本格的風
とはいえゲームはそこそこ本格的となっており、キャラクターは走る、蹴る、パス、タックル、サイドダッシュなどの動きを駆使してゴールを目指します。タックルやパスを繋いでいくとコンボ(???)となり、ゴールした際に手に入るお金が増えるという画期的なシステムも採用。
ゲームはシングルプレイのみながら、キャラクター育成やクラブ運営的なシステムも用意されており、試合に勝つことでコーチから新たなアビリティを貰うことも可能。なお、最初の試合に勝たないとパスすら出来ないという初心者に優しい設計となっているので安心です。
重厚ではないストーリーも存在しており、ダイアログの中で良く分からない選択を慎重に行いながら、チームをランキング的なやつの上の方に導いていくのが目的となります。
良く分からない開発経緯
作者のダン・マーシャル氏の「今日、うっかりサッカーゲームを作り始めちゃった人いない? 俺のは"走り回る"と"ジャンプする"までできた」という、ちょっと良く分からないツイートから開発がスタート。
その後、ダン氏は「サッカーのルールは知らない。調べる予定も無い」と豪快なコメント。サッカーに興味すらないという良く分からない熱意で開発が続けられリリースされたのが本作『Behold The Kickmen(ビホールド・ザ・キックメン)』になります。
I don't know what the "rules" of football are and I don't intend to look them up.
— Dan Marshall (@danthat) April 5, 2016
作者自身のレビューによると「10点中6点か7点ぐらい」の出来になっている本作。今ならセール中で358円でSteamにて購入可能で、評価はまだ50と少ないものの「非常に好評」をマーク。普通のサッカーゲームに飽きてしまったそこのあなた、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
『Behold The Kickmen(ビホールド・ザ・キックメン)』は好評発売中で、対象機種は大体のPCとMac。
コメント
コメント一覧 (2件)
こういうの、嫌いじゃない
>>フィールドの半分が光りだし、数秒後にそのエリア内でボールを持っているキャラクターにレッドカードが与えられる
>>レッドカードが与えられる
えぇ・・・(困惑)