Ubisoftが手がけるオープンワールド・ルーターTPS『Tom Clancy's The Division(ディビジョン)』シリーズは、2026年3月で10周年の節目を迎える。
現行の『ディビジョン2』では2つのDLCなどで世界が拡大され続けてきたが、この先どんな未来が待ち受けているのか。クリエイティブディレクターYannick Banchereau氏から、システムまわりで今後検討しているアイデアや、アニバーサリーシーズンの「リアリズムモード」について、さまざまな話を聞かせてもらった。
『ディビジョン2』開発者インタビュー
『ディビジョン2』では、シリーズ10周年を記念して2026年3月より「アニバーサリーシーズン」を開幕する。

今後はさらに、事前登録受付中のモバイル版『ディビジョン リサージェンス』がリリース予定。さらに最新作『ディビジョン3』の存在が以前から公のものになっており、次なる10年に向けて期待が高まっているところだ。

そんな中、EAA!!では『ディビジョン2』のクリエイティブディレクターYannick Banchereau氏とのインタビューを実施。東京・新宿で開催されたオフラインイベント「FPS Days X」の舞台裏で、さまざまな話を聞かせてもらった。
シーズン2.0による『ディビジョン2』の進化と今後
質問「ディビジョンシリーズは間もなく10年。『ディビジョン2』だけでも7年続いてきましたが、ゲームデザインは当初の構想通りに推移しているでしょうか。もしくは、予想外の方向転換をしなければならなかった点もありますか?」

Banchereau氏「予想外だったことの中で最大のものは、そして比較的最近のものは『シーズンキャラクター』ですね。イヤー6で、シーズンシステムを作り直し、毎シーズン新しいキャラクターを作成するというアイデアを導入しようとしました。
しかし、コミュニティからは非常に明確な『NO』を受けまして、そのフィードバックにもとづいて方向転換することにしました。
既にその機能の開発がかなり進んでいたので、決断は簡単ではありませんでしたが、それでも実行しました。結果的には、より良い位置におさまったと感じています」

質問「シーズンごとに体験を新鮮なものにすること自体は、今でも重要だと思います。シーズンキャラクターのアイデアを撤回した現在は、どのようなアプローチで今後の新シーズンに新鮮さを保つ計画でしょうか」
Banchereau氏「毎シーズン『シーズンMOD』を導入することで、ゲームのプレイフィールを変えることに努めています。これまでさまざまなタイプのモディファイアを試してきましたが、今シーズンの『反乱』で導入したものは特に異質で、NPCのコンパニオンが一緒に戦うというものです。今後も、毎シーズン大きく異なる体験を提供できるよう、より大胆なシーズンMODのアイデアを試していきたいと考えています」
「コンパニオン」は今後も?
質問「コンパニオンはシステム自体も面白く、ソロプレイヤーにとっても有用な、新しいメカニズムです。コンパニオンは今後のシーズンでも掘り下げていく予定はありますか?」

Banchereau氏 「このアイデアが面白いと自分たちで信じていなければ、そもそも導入していなかったでしょう。今回のシーズンで作ったものは、最初のテストなんですよ。
コンパニオンの実装については、コミュニティの人々から肯定的な意見も否定的な意見も多くいただいており、それらを学びとして受け止めています。私たちはこのアイデアに可能性を感じているので、今後も別の形で再登場させたいと考えています」







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