Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』はeスポーツ競技シーンも大きな盛り上がりを見せていますが、9月末から開催されていた国内最大の大会「JAPAN CHAMPIONSHIP 2020」も、10月18日にグランドファイナルを迎えました。当サイトEAA!!も現地取材を敢行中。
優勝はCYCLOPS athlete gaming
10月17日と18日にかけて開催された「JAPAN CHAMPIONSHIP 2020」。グランドファイナルの結果、CYCLOPS athlete gamingがFAV gamingとのBo5を制して優勝。全国190チームの頂点に立ちました。
また全体4位となったエヴァ:e(@eva_e_official)は、2021年APAC Northディビジョン入れ替え戦への出場権を獲得しました。
グランドファイナル
- 結果:CAG WIN(3-0)
- マップピック
- 海岸線(8-6)
- クラブハウス(8-7)
- 領事館(7-2)
日本全国から集った190チームの頂点を決める最大の戦いの舞台に立ったのは、FAV gaming(@fav_gaming)とCYCLOPS athlete gaming(@CYCLOPS_OSAKA)。いずれも強豪チームを倒し続けての対面となりました。
Bo5で競われたこの試合の第1マップは「海岸線」。CAGがLion(ライオン)を、FAVがValkyrie(ヴァルキリー)をBANして互いの手の内をけん制しつつのスタートとなりました。
序盤は0-2と劣勢の出だしとなったFAVは、No2(@No2_NEET)選手とShiN(@shinreins09)選手が2v5から逆転勝利を決めてきっかけをつかむと、3-3でまずまずの折り返し。攻撃に転じてからは、今度はCAGのgatorada(@gatorada9731)選手がYing(イン)を活かして巧みに現地を制圧していくます。
しかしShin選手が即座にWarden(ウォーデン)を見せたことで、双方の読み合いは一層複雑に。3-6とマッチポイントを先に取ったCAGでしたが、FAVは粘りを見せたことで1マップ目から6-6とオーバータイムに突入します。
オーバータイムでは互いにYingを持ち込みいち早く勝利を引き寄せようとしますが、最後はBlackRay(@_BlackRay_)選手が冷静に対処し、8-6でCAGが第1マップを獲得しました。
第2マップは「クラブハウス」。防衛はCAGでスタートし、序盤は3-1とCAGが流れを作ります。FAVはAfro(@I_Love_Afro)選手がディフューザー設置後の1v1を制したところから切り返しを図りますが、CAGは譲らず2-4で次はFAVが防衛に回ります。
クラブハウスの後半。FAVの防衛ではShin選手が積極的に前に出る動きをし、同時にChloroForM(@ChloroForM_966)やAfro選手が手堅いサポートを見せ先に6-5とマッチポイントを取りますが、CAGはSuzuCXXL(@SuzuC00L)選手とgatorada選手のコンビプレーで6-6へ。2マップ連続でオーバータイムにもつれこみます。
防衛から延長に入ったFAVですが、CAGは相手の金庫・監視室の逆方向からの攻めが奏功し、8-6でクラブハウスのマップポイントを獲得。2-0と連取して優勝へ王手をかけました。
第3マップはCAGがピックした「領事館」。現状攻撃有利とされているFAVはTaipon(@lily___K_)選手が連続してディフューザー設置までこぎつけるも、Anitun選手のWamai(ワマイ)やBlackRayのPulse(パルス)がそれぞれ好プレーを見せて解除成功。すぐさまタイムアウトを取ったFAVはShin選手が第4、第5ラウンドで続けて難しい立ち回りを制して勢いに乗ろうとするも、CAGはそれを許さず次の第6ラウンドで一斉に飛び出しをしかけFAVへの揺さぶりに成功します。
その後のラウンドでもAyagator(@sss27iq)選手やAnitun(@Anitube_)選手が細かな立ち回りでFAVにやりたいことを完遂させず、相手にチャンスを与えないまま7-2でCAGがマップを取得。
CAGはこの時点で3-0となり、Bo5の試合を圧倒的なストレートで優勝。3月に開催されたオフライン戦「R6祭」での優勝も合わせ、今年の国内シージ界の完全制覇を果たしました。
試合後インタビュー
レインボーシックス シージ Japan Championship 2020 DAY2 | FAV Gaming 試合後ショートインタビュー映像 - EAA
レインボーシックス シージ Japan Championship 2020 DAY2 | CYCLOPS athlete gaming 優勝ショートインタビュー映像 - EAA
DAY1およびDAY2の各試合の模様
https://fpsjp.net/archives/371113
https://fpsjp.net/archives/371115
https://fpsjp.net/archives/371119
JAPAN CHAMPIONSHIP 2020とは
「JAPAN CHAMPIONSHIP 2020」(公式サイト)は、日本国内における『レインボーシックス シージ』eスポーツ競技では過去最大規模のトーナメントです。
日本全国から約200チームが参加し、賞金総額は1,500万円。さらに優勝チームには特典として、アジアのベスト12チームが集うリーグ戦「APAC Northディビジョン」(フォーマットはスイス式)への入れ替え戦出場資格が与えられます。
なおこの出場権は全体成績4位となったエヴァ:eが獲得しています。
予選は今年の9月末からスタートし、10月4日のDAY4をもって予選日程がすべて終了しています。ここまで勝ち残った8チームが、10月17日と18日に幕張メッセで開催されるオフライン「FINAL ROUND」へと出場しました(場内無観客での開催)。
「RAINBOW SIX JAPAN CHAMPIONSHIP 2020」大会 トレーラー
https://youtu.be/uX21vV88BHo
出場チーム
- FAV gaming(@fav_gaming)
- Sengoku Gaming(@Sengoku_Gaming)
- GUTS Gaming(@GUTSGaming_jp)
- ELEMENT.36 JAPAN(@ELEMENT36_JP)
- エヴァ:e(@eva_e_official)
- NORTHEPTION(@northeption)
- CYCLOPS athlete gaming(@CYCLOPS_OSAKA)
- GEARMIX esports(@GEARMIX_esports)
LiSAによる大会公式ソングパフォーマンスや豪華ゲストイベントも
10月18日には、アーティストLiSA(@LiSA_OLiVE)の大会公式ソング「play the world! feat.PABLO」のパフォーマンスイベントも行われました。
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