Destiny:Bungieのインタビュー記事が炎上、謝罪へ。「私はクソ野郎」

Destiny-taken-king-collectors
  • URLをコピーしました!
先日発表された『Destiny(デスティニー)』の新たなコンテンツ“The Taken King(日本語版の名称は「降り立ちし邪神」)”ですが、このDLCが含まれる「コレクターズ・エディション」におけるBungieの対応に批判が殺到、本日、公式サイトにて謝罪と撤回を行いました。
CONTENTS

事の発端

「降り立ちし邪神」の価格は39.99ドル(日本版は4,900円+税)。DLCとしては高めの価格設定ですが、Bungieはそのコンテンツとボリュームに自信をみせていました。 問題は、本編とすべてのDLCが含まれる「コレクターズ・エディション」に、これでしか入手できないシェーダーやダンス・エモート、XPボーナス、エキゾチック・クラスアイテムなどの「コレクターズ・エディション限定アイテム」が複数含まれていた事。 Digital_Items_compressed 初期からIPを支えてきた「本当のファン」が限定アイテムを入手するには、すでに購入済みの本編と2種のDLCを再び購入するしかありません。この件でBungieは大きな批判を受けることとなってしまいました。

何が悪かったのか

この件を疑問視したEurogamerは、Bungieのクリエイティブ・ディレクター ルーク・スミス氏にインタビューを行いました。そこでの同氏の対応は、問題を解決する場とならないばかりか、逆に火に油を注ぐ結果に。(前後を略しています)
Luke Smith氏

Luke Smith氏

Eurogamer: 今回追加される独占コンテンツ――3種のダンス・エモート――は、本編と2つの配信済みDLCを買い直さなければ手に入れることはできないということでいいんですね? Luke Smith: それしか方法はないんだ。『Collector’s Edition』独占だからね。 Eurogamer: 既に所有しているものを再び買うよう求められて混乱しているファンがいることは理解していますか? Luke Smith: そうだね、そういった人たちの気持ちは理解しているよ。しかし、そういったものを追いかけたい人たちにとって、『Collector’s Edition』はとてもクールなパッケージなんだ。さもなければ、単体で購入したいと言っているんだろう? Eurogamer: ええ、まあそうです。既に所有しているものにお金を払うよりも、数ポンドか数ドルかを払う方がいいですね。 Luke Smith: (笑)君が『Destiny』に更なるお金を費やす機会に関しては、『The Taken King』と発表済みの3バージョン以外に話せることは何もない(略) Eurogamer: その件にはもう触れません。私は入手できないので。 Luke Smith: でも、『Collector’s Edition』を買えば手に入るよ。 Eurogamer: 本編と2つのDLCをまた買うようなことはしませんよ。 Luke Smith: この独占コンテンツが欲しいけれど、どの程度欲しいか分からないから、君は不安なんだろう(略) Eurogamer: 欲しいですよ。単体販売されれば―― Luke Smith: 今ここでエモートの映像を見せたら、画面に向かってお金を投げるはずさ。
このインタビューの全文は以下で確認できます。
  • Choke Point | 【インタビュー】Bungieが大型拡張パック『Destiny: The Taken King』の価格設定を擁護

謝罪と撤回へ

このインタビューは当然ながら大いに炎上。Bungieは後に、「コレクターズ・エディション」限定としていた複数のアイテムの単体リリースを発表すると共に、以下の謝罪文をBungie公式サイトへ掲載しました。 “「The Taken King」のクリエイティクリエイターのルーク・スミスです。 何年も前に毎週ここで記事を書いていました。バトルライフルに関してや、話す予定ではないことについて話したり、週報で汚い手書きの開発予定のマップを投稿したりしました。 私を知っている方は、誰もが私が皮肉屋であることを知っています。ポッドキャストを覚えている方は、誰もが私がぶっきらぼうなのも知っています。ViDocで私を見た方は、誰もが私が未熟であることを知っています。 しかし、ほとんどの方は私を知りません。 Eurogamerのインタビューを、誰だか分からない開発者が、私が愛するゲームに関して行ったものだと想像して読むと、その開発者はクソ野郎です。 ただ、そのクソ野郎は私でした。皆さんが怒るのは当然です。 申し訳ありません。 私の言葉は、Bungieが熱心なファンに関心がないように聞こえたでしょう。 私達は熱心なファンを大切に思っています。耳を傾けています。そして、私達は間違いを正します。” 単体版は20ドルでリリース予定で、詳細は後日発表するとしています。 新コンテンツ「降り立ちし邪神」と、全てのDLCが含まれる完全版『Destiny』の「レジェンダリーエディション」は、国内で2015年9月15日にリリースされます。 [amazonjs asin="B00ZQZTYCE" locale="JP" tmpl="Small" title="Destiny 降り立ちし邪神 レジェンダリーエディション"] [amazonjs asin="B00ZQZTZ8C" locale="JP" tmpl="Small" title="Destiny 降り立ちし邪神 レジェンダリーエディション"] Source: Bungie, Eurogamer, Choke Point
Destiny-taken-king-collectors

FOLLOW EAA!!

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (34件)

  • スパム判定かコメンターによる削除でコメントが消えていました。申し訳ありません。
    仰るように「思います」が連発されていたので、修正してみましたがどうでしょうか。

  • 最初から完全版ださずにDLCで金取った上に完全版出して発売日に買ったやつらを舐めてるわ

  • 初期の地球穴修正からしばらくして引退したけど、なんか色々とネガティブな話題の多いタイトルだなあ。
    大体DLC関連では初期からずっと高いと言われ続けてるのに、こんな事いうのはお話にならない。
    まあこの製作者も周囲の批判的な態度にうんざりしていて口が滑ったのかも知れないけど、まったく同情はできない。
    発売当初は売れたし、そのおかげで値の張るDLCがそこそこ捌けたんだろうに、その最初からのファンを馬鹿にするような発言はおかしいだろう。
    総集編でもう一度稼ぐつもりで独自コンテンツ入れたんだろうけど、正直これは売れない事を祈るよ。
    少なくともアクティの上役たちは今いる献身的なファンから搾り取るより、新たな誇大広告の犠牲者達から搾り取る事を考えてるのは間違いないからね。

  • ユーザーを馬鹿にしすぎ

    信頼ガタ落ちで、次回作は売れないだろうね

    ご愁傷様

  • バンジーのゲームは一生買わないことにしたよ

1 2

コメントする

CONTENTS