3月の出荷を予定している「Oculus Rift」の対抗馬として、HTCとValveが共同開発を行っているVRヘッドセット「HTC Vive」。現地時間の2月29日より待望の予約販売が開始される予定ですが、それに備えてかSteamにて使用しているPCが「VRコンテンツを再生出来るか否か」を判定できる「SteamVR Performance Test」が公開されました。
「SteamVR Performance Test」は容量1.9GBのパフォーマンステストツール。デモを約2分間に渡り再生した後に、PCのCPUとGPUがVRコンテンツの再生に耐えうるかどうかの判定を行なってくれます。
基準としてはハイファイ(高忠実度)のVRコンテンツを90fpsにて再生できるかのテストとなっており、「VR Ready」となれば何の心配もなくVRコンテンツの再生が行えるスペックだとお墨付きが貰えます。
VR Readyのお墨付きが貰えなくても、テスト結果によって指摘されている部分のアップグレードを行えば快適にVRを楽しめる環境を構築することができます。
このツールはHTC Viveだけではなく、他のVRヘッドセットの基準としても利用できるようです。ただし、ヘッドセットによっては位置追跡に必要なCPUのパフォーマンスが多少増減したり、情報処理が激しいアプリケーションの使用などによっても必要なパフォーマンスが異なる場合があるとのこと。
なお、「HTC Vive」の価格はリーク情報によると799ドル(約91,000円)で、ローンチ時期は4月。PCのアップグレードも行って購入するとなるとなかなかのお値段です。
「SteamVR Performance Test」をテストした人は結果をぜひコメントにてお知らせください。VR Readyとなることを祈っています。
Source: Polygon
コメント
コメント一覧 (20件)
1080
hmm...
CPUは少しOCしています(3.64GHz)
ソフトの動作自体は問題ありませんでしたが何故かOSにエラー表示が出ました