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大成功後の生活の変化は?『PUBG』生みの親ブレンダン・グリーン氏の近況インタビュー

大成功後も生活はあまり変わらず?『PUBG』生みの親ブレンダン・グリーン氏の近況インタビュー
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販売本数が1,300万本を突破し、ゲーム市場まれに見る飛躍を遂げている『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG / プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)』ですが、本作の生みの親である”PlayerUnknown”ことブレンダン・グリーン氏のインタビューが公開。

本作の大成功によって巨額の報酬を受け取っているはずの氏ですが、その生活ぶりは意外にも以前とあまり変わっていないようです。

『PUBG』は3月にアーリーアクセスとしてローンチされ、PCゲーマーの心をつかみ瞬く間に大ヒットタイトルへと成長。流行中のサバイバルシューターの中でも販売本数1,300万本という大記録を樹立し、その数は今もなお増加中です。

さらにXbox One版は年内のプレビュープログラム開始と2018年初頭の発売が決定しており、PS4版を匂わせるニュースも聞かれていることから、本作の売上は今後も伸び続けると予想されます。

そんなヒットタイトルの生みの親であるのがブレンダン・グリーン氏。タイトルの躍進と共に彼に支払われる報酬もうなぎ登りなのが予想でき、高級車や豪邸にと贅沢を尽くしていると思いきや、その実態は全く異なるようです。

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唯一の贅沢

オーストラリアで開催されているゲームイベント「PAX Aus」に参加したグリーン氏はインタビューにて「自分の生活は変わっていない」と語り、最も大きな変化は、世界中を『PUBG』のプロモートのため飛び回っていることにより、「ホテル住まい」になった点とのこと。現にグリーン氏はPAX Ausに参加するためにメルボルン行きの飛行機に乗るほんの数日前は、アメリカのカリフォルニア州で「TwitchCon」に参加していたそうです。

今、次の食事をどこから調達するか心配する必要がなくなったという点で、私は経済的にゆとりのある状態です。これは素晴らしいことです。

私の娘も(生活の)心配をする必要がなくなりました。彼女をしっかりと養えています。日々の暮らし、という視点だと、私の生活はそれほど変わっていません。

とも語るグリーン氏。贅沢といえば、時々イカしたサングラスと美味しいワイを買うようになったことぐらいとのこと。ささやかな浪費となっているようです。

私は前と同じ服を着ていますし、どこかに繰り出して散財にふけるなんてこともしていません。プラダの格好いいサングラスをひと揃え買いましたけど、それを除けば自分のために散財はしていません。あと、美味しいワインを時々買うようになりました。それらを除けば、私の生活は変わっていません。度々遠方に行くようになりましたが、ただそれだけです。

興味は散財ではなく『PUBG』と開発チーム

グリーン氏は『PUBG』だけではなく、氏がバトルロイヤルモードのライセンスを提供している『H1Z1』からも収入を得ています。予想できるだけでもかなりの収入を得ていると予想できる氏ですが、彼の興味は財産を蓄えることではないようです。

グリーン氏は現在も、本作のクリエイティブ・ディレクターとして活動しており、日々のゲーム開発には深く関わっていないものの、ゲームの未来に関わる関する重要な決断を行っています。彼の目下の興味は散財ではなく『PUBG』と彼が信頼するチームにあるとのこと。

こんなにも素晴らしいチームがいることは紛れもない幸運です。私は関わっているメンバーのことをよく知っています。彼らはとてもスマートで、『PUBG』を台無しにするのは信じられないくらい難しいでしょう。このことが私を安心させます。我々が行っている計画はしっかりと把握していますしね。

予想だにしなかった大反響

爆発的な成長を見せる『PUBG』の同時接続数は200万人を突破しており、これはValveの『CS:GO』や『Dota2』などを、遙かに凌ぐ数字となっています。Blueholeも予想していなかったこの反響を、グリーン氏は「もう、言葉にならなかった」と振り返ります。

100万人を突破した時、それはもう「なんてこった!」という感じでした

我々は、『H1Z1』が一番の競合相手だと思っていました。当時は、同時接続数が10万から15万くらいになれば上出来だろうという考えでしたね。そしてそこを突破し、『CS:GO』を追い抜き、『DOTA2』を追い抜いて、「超やべぇ」といった感じです。我々は良いゲームを作りたいだけなのに

全てが順調に見える『PUBG』ですが、そこには課題もあるようです。ヒットタイトルでは開発チームがもたらす変化を喜べないユーザーが一定数出て来るのが常であり、『PUBG』といえどもその例外ではありません。

プレイヤー数の増加により、様々な事を行うのが以前より難しくなりました。

巨大なプレイヤーベースについて心配しなければなりません。もし、我々が未だに1万やそこらのプレイヤーベースを相手にしているとしたら、彼らは200万人の人々より多くのことを寛容してくれたでしょうね。これが新たな挑戦です。

成功を収めた今でもグリーン氏の興味は良いゲームを良いチームで作り、それを多くの人に伝えることであることが分かるインタビューだったのではないでしょうか。色褪せぬクリエイター魂を持ち続けるグリーン氏と、彼のチームが紡ぎ出す『PUBG』の今後に期待しましょう。

『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』の対象機種はPCで、現在Steamで早期アクセス実施中。

Source: GameSpot

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コメント一覧 (4件)

  • 韓国の企業だから韓国人が生みの親かと思ってました

  • 100人でできるってところがウケたんだろうか
    正直他のゲームと比べても特にこれといって目新しい要素があるわけではないし

  • ダイスがBFのエンジンで似たようなゲームを作って欲しい

  • ポケGOしかりPUBGしかり、なんか流行りはじめに興味沸かないなーって思ったゲームが後に大流行するパターンが多い
    俺は商売人にはなれないな

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