拡張コンテンツ第一弾「オシリスの呪い」が配信された『Destiny 2(デスティニー 2)』でPvEの目玉コンテンツであるレイド・ゾーン「リヴァイアサン、世界を食らう船」が解禁。 無事にクリアできたので攻略方法をまとめました。
レイド・ゾーン「リヴァイアサン、世界を食らう船」開幕
新たに解禁されたレイド・ゾーン「リヴァイアサン、世界を食らう船」(以下、世界を食らう船)は、『Destiny 2』本編でもプレイしたレイド「リヴァイアサン」の腹部を探索するスタイルとなっており、リヴァイアサンのエンジンが壊れているという設定を掘り下げるストーリーが用意されています。ノーマルの推奨パワーは300です。
突き出る足場とロイヤリスト討伐
「世界を食らう船」を選択すると「リヴァイアサン」のスタート地点近くから開始します。 今回はオープニングムービーはありません。 まっすぐ進むと入り口が開き、リボルバー型の回転する壁や落下を繰り返し進んでいくと、リヴァイアサン製ワインの沼があるレイド恒例の足場ギミック地点に到達します。
- スタート地点でしばらく待つと最初の足場が沼から出現
- そこに一人が乗ると次の足場が出てくるので一人目がそれへ移動。同時に二人目が最初の足場に移動
- 大きな足場まで移動したら次の大きな足場を目指して以上の流れを繰り返し
- 道中、ザコ敵がちょくちょく湧くのでなるべく倒す。遠距離でも対応できるベターデビルかスカウトライフルを一つ用意しておくと便利
基本的にはこれが足場移動の流れとなります。 同じ足場に同時に二人以上が乗るとその足場が赤く光り沼に沈みます。 ですのでどの足場にも常に一人しか乗らないことが重要です。また、足場はプレイヤーが乗っていた時間の累積でも沈み 六人目が乗る足場は赤く光り揺れていることが多いです。 足場は途中で左右に分かれて二手に進む必要があるので、その都度順番を決めて飛び乗っていって下さい。
正確な人数は未確認ですが、おそらくは4〜5人が安全地帯まで渡りきると全ての足場が浮上し固定され、途中で死亡したメンバーが渡ってこられるようになります。
足場を全て渡りきるとロイヤリスト達が出てくるの討伐します。敵を倒し続けるとコロッサスが出現し倒すと最初の宝箱が手に入ります。
1つ目の宝箱報酬: シェーダー、グリマー
黄色い線の内側へお下がりください
次のエリアはパイプの上を通っていきます。 ここは一定時間ごとに即死攻撃が発生するのですが、攻撃を回避できる黄色い線と囲いがある安全地帯が点在するので、それらに避難しながら螺旋を描くトンネルまで進んでいきます。 行き止まりまで全員が辿り着くと一気に射出されます。
隠し宝箱
射出後の落下中にベックスのゲートがあり、全て潜ることで着地地点に宝箱が湧きます。 この宝箱からはレジェンダリー/エキゾチックエングラムが手に入ります。
Eater of Worlds Bonus Chest
「バリアを破壊する」
隠し宝箱があったエリアから進んでいくとエンジン部に辿りつきます。
事前知識: 果樹園にはボイド、アーク、ソーラーの祭壇があります。この祭壇にはベックスの頭の形をした「ベックス・クラニウム」というレリックがあります。クラニウムを祭壇に設置して活性化させると、その祭壇の属性とマッチした「ボイド/アーク/ソーラー・クラニウム」というレリックが完成します。
このレリックはレイド「リヴァイアサン」の幸福の庭園にあるプリズムウェポンと同じように攻撃ができます。各祭壇に同時に設置できるクラニウムの数は3つまでです。
筆者たちはクラニウムのコールアウトが設置前のクラニウムなのか、活性化したクラニウムなのか困惑することが多かったので、設置前のクラニウムを「種」、活性化したクラニウムを「レリック」と名付けました。
- クラニウム(種)を回収するとフェイズ開始、「アルゴスがクアンタム地雷を仕掛けている」というログが流れ、中央の六面体の物体に光るトゲのようなクアンタム地雷が出現
- クアンタム地雷には属性があるのでマッチする属性のクラニウム(レリック)を作成して破壊
- クラニウム一つのエネルギーで破壊できるクアンタム地雷は1.5個なので、二つ以上同じ属性のクアンタム地雷があるならクラニウムを複数作成
基本的な流れは以上の通りです。
筆者たちのチームは各祭壇毎にクラニウム係と雑魚処理係をツーマンセル形式を採用しました。 このステージの厄介な敵はクラニウムを設置した後に出現するようになるクアンタム・ミノタウルスです。 こいつがかなり固く足音を響かせながら近寄ってくる様は、前作『Destiny』でまだレベルが26前後でハードモードのガラスの間のプレトリアンと対峙したときの感覚を思い起こさせられました。ガンガン接近してくるので、ロケットランチャーでは誤爆の危険性があるので、剣やショットガンなどで瞬殺しましょう。
全てのクアンタム地雷を破壊するとステージクリア。 宝箱がボイドの祭壇近くに出現します。
宝箱報酬: 防具
「アルゴスを破壊する」
先程破壊した球体からは大型のベックスハイドラ「アルゴス」が出現します。クラニウムを拾うか一定時間が過ぎるとステージが開始します。アルゴスはバリアに覆われており通常攻撃はダメージが通りません。 まずはアルゴスのバリアを剥がすためにクラニウムを活性化させます。
一連の流れ:
- 「アルゴスがエネルギー回収を開始」したらレリックでバリアを破壊
- シールドが剥がれたらDPSフェイズ
- 再び「アルゴスがエネルギー回収を開始」するが、クラニウムをスルーして雑魚処理や弾薬補充に専念
- 「ボイド測定値が急上昇」のログが流れたらアルゴスの部位破壊準備
- 「ボイドエネルギーが空気を切り裂く」と表示されたら足場を移動して部位破壊
- 倒せるまで以上を繰り返し
ステージが開始すると「アルゴスがエネルギー回収を開始」というログが流れます。 このログが流れると各祭壇のどれかが光り、その祭壇からアルゴスを見て左右と上にエネルギーの球体が出現します。 この球体はレリックで照射すると中央の装置に移動し、3つの球体が装置に触れて爆発するとアルゴスのバリアが剥がれます。 球体は攻撃をやめると元の位置に戻っていくので3人がそれぞれの球体を同時に攻撃してください。
光った祭壇に向けてアルゴスが大量のハーピーを出現させるので、雑魚処理係は光った祭壇に集まって安全確保、クラニウム回収係は足元に注意して移動を心がけて下さい。 クラニウムを作成する時間はふんだんにあるので焦らず。
シールドが剥がれたら攻撃フェイズです。 中央の目が弱点なのでそこを集中攻撃。 途中アルゴスが触れたら捕獲される(キャンペーンのケイド6と同じ状態)攻撃をしてくるので回避、捕まったら他プレイヤーが檻を破壊。 他に神風特攻をしてくるハーピーのようなミサイルが即死級のダメージなので、発射されたら即座に破壊しましょう。
前フェイズのクラニウム設置時に、設置用のクラニウムは最初は3個しか出現しませんが、設置すると新たに3個出現します。 光っている祭壇に常に3個設置できるので、バリア破壊用の3個のクラニウムの他に、攻撃フェイズ用の3個のクラニウムも作成します。集合する祭壇と同じ属性の球体があった場合、雑魚処理係が活性化したクラニウムを持ち、新しいクラニウムをその台座に設置します。
- 例: 集合場所がボイドの祭壇で球体にボイドが1つあった場合。
- まず3個のクラニウム(種)をボイドの祭壇に設置
- アークとソーラーにクラニウム(種)を一つずつ設置、ボイドの祭壇で活性化したクラニウム(レリック1)を雑魚処理係が一つ回収
- アークとソーラーのクラニウムが完成したらボイドの祭壇に集合、雑魚処理係ではなくクラニウム係が新たにボイドのクラニウム(レリック2)を持って球体を攻撃
- シールドが剥がれたらクラニウム(レリック1)を持っているプレイヤーはクラニウムで攻撃、クラニウム係は手元に残っているクラニウムを使い切ったら祭壇に用意しておいた新しいクラニウムで攻撃
クラニウムは貴重なダメージソースなので最大限に有効活用しましょう。 クラニウム係はどの球体を撃つかだけでなく、攻撃時にどのクラニウム(レリック)を拾うかも予め決めておくと時間を無駄にしません。
スーパースキルもなかなかダメージを出せるので、クラニウム(種)回収中はSCを使えなくなるクラニウム係はここで吐き出しておきましょう。
攻撃フェイズが終わると再び「アルゴスがエネルギー回収を開始」しますが、ここはあえてクラニウム(種)は放置して雑魚処理や弾薬補充に専念します。 なぜなら前の設置フェイズで別の祭壇にミノタウルスや雑魚が湧いていたり、クラニウム(種)を設置してもレリックが完成するまでにアルゴスが即死攻撃フェイズに入るリスクが高いからです。 ですのでここは地ならしとしてクラニウムは無視します。
アルゴスが即死攻撃フェイズに入ったら部位破壊をして阻止します。 腕、背中、頭に計6つの攻撃可能な光るスポットがあり、一定ダメージを与えることで破壊できます。 2箇所を破壊すると即死攻撃フェイズが終了しクラニウム設置フェイズに戻ります。アルゴス戦で即死攻撃を阻止できるチャンスは計3回。
筆者たちは3:3に分かれて頭、次に背中、そして腕の順番で左右を同じフェイズで破壊していったのですが、今考えると、1ターン目は左右どちらかの頭に全員集まって片方の頭と腕を破壊、2ターン目は反対側の頭と腕、3ターン目は背中を攻撃した方がより効率はいいと思います。
アルゴスにはエンレージがありますが、エンレージ=即死攻撃を3回阻止しているのでもう防げない=死の確定コンボに繋がります。しかし、全ての流れをちゃんとこなせばエンレージ前に無事に討伐できるはずです。
アルゴスを倒すとカルスに吸い寄せられて、レイド「リヴァイアサン」の最後の宝箱まで転送されます。
宝箱報酬: 武器
感想
レイド・ゾーンが発表されたとき、「全てを食らう船」は「リヴァイアサン」より短いと開発者が語っていたので、長さとしては前作の「クロタの最期」のような感覚をイメージしていましたがほぼその通りでした。 アルゴス戦の説明が長くなりましたが、蓋を開けてみると足場移動→バリア破壊→アルゴス戦の3ステップのみです。実に短い。
各ステージのギミックはどれも面白く、「全てを食らう船」で見かけるカバルの施設が、ライティングと合わさって前作のフォボスにあったカバルの施設を彷彿とさせる印象を受けたり、景色の壮大さに圧倒されるなど「リヴァイアサン」よりも好きになれそうな印象がありました。 特に説明が長くなったアルゴス戦はBGMとギミックが相まって、開発者が「死にまくる」と言うとおり何度も何度もあと一歩で倒せず失敗しても全く飽きがこないまま討伐できました。 Bungieのレイド開発チームはあいかわらず良い仕事をします。 唯一残念な点はアルゴス戦の報酬のパワーレベルは330固定ではないということです。
今回筆者は開幕レイドには行けないと思っていたのですが、スケジュールの変更によりプレイできる余裕がうまれたので、PC版で滑り込み募集に参加しほぼ初見の方々とプレイしましたが、それでも3時間ほどでクリアできたので、慣れたらレイド・ゾーンは1時間〜1時間半程度で手軽に楽しめるコンテンツになるのかもしれません。
余談ですが、世界最速クリアを達成したチームはこれまで誰も耳にしたことがない無名のチーム。 それもそのはず、そのチームはなんと募集掲示板で集まった全員が初対面というチームでした。
それでは、これから「リヴァイアサン、全てを食らう船」をプレイされる方はがんばってください。 また、別の攻略法を見つけた方はぜひコメント欄にコメントを残していって下さい。
『Destiny 2』の発売日はPlayStation 4/Xbox One版が2017年9月6日、PC版は2017年10月24日。拡張コンテンツ第1弾「オシリスの呪い」は12月6日に配信。
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Source: Twitch
コメント
コメント一覧 (1件)
なぬー!今回ベックスなのか!
カバルレイドだとおもってた…これはナイスバンジー!
そして攻略お疲れ様です