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Destiny 2: オシリスが失脚するまでを描く公式コミック第1話公開(日本語訳付き)、限定エンブレム「空想家」のコードあり

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ホリデーイベント「暁旦」が日本時間の12月20日午前2時から開始される『Destiny 2(デスティニー 2)』ですが、本日、拡張コンテンツ第一弾「オシリスの呪い」の前日譚にあたる公式ウェブコミックが配信。

記事執筆時点では英語版しか公開されていませんでしたので、全セリフを日本語に翻訳しました。 記事の末尾にはコミックに仕込まれている限定エンブレムのコードもあるのでぜひ取得してください。

CONTENTS

公式ウェブコミック

Bungieが公式ウェブコミック「オシリスの失墜」の第1話を、公式サイトにて公開しました。 今話ではベックスの研究にのめり込んでいくオシリス、預言者との対立、暴走するオシリスの信奉者の話がイコラの視点から語られています。 「オシリスの呪い」のキャンペーンでは、オシリスの弟子であるイコラがオシリスの信奉者バンスを見下す発言が多かったのですが、このコミックを読むとその心情も理解できます。

Destiny 2 Comic Reader | Fall of Osirishttps://comics.bungie.net/

記事執筆時点では英語版でしか配信されていなかったので、全てのセリフを日本語で文字起こしをしてみました。 上記ページを開きつつこのページをご覧ください。

「オシリスの失脚」タイトルカバー

Destiny FALL OF OSIRIS (Destiny オシリスの失脚)

トラベラーが現れた時、我々の世界は永遠に変わった。 光に満ち、人類は数世紀に渡って繁栄した --- それが終わるまで。

宇宙をとびこえトラベラーを追跡している古からの敵が人類の前に立ちはだかり滅亡にまで追い込んだ。 だが、トラベラーは自身を犠牲にすることで暗黒の勢力を追いやった。

トラベラーは最後の力でゴーストに命を分け与え、太陽系に送り出し光を纏うにふさわしい戦士達を蘇らせる任に着けた。 そして、ガーディアンが誕生した。

現在、ガーディアンの庇護のもとに人類は再建の道を歩んでいる、けれど、敵は多い。 最後の都市シティの頭上にはトラベラー --- ガーディアン達の希望の印 --- が眠りについている。

しかし、オシリス、史上最も悪名高いウォーロックでありバンガードのリーダー、にとってトラベラーは破滅への前触れであった。

「オシリスの失脚」ページ 1/10

イコラ: (あなたは真実を知っているんでしょう?)

オシリス: 奴らとは駆け引きができないのだ、イコラ。 奴らを倒してもまた新しいものが入れ替わるだけだ

イコラ: (あなただけは現実の中にいる)

イコラ: (私が誰にも本当のことを話していなくてもあなただけは知っている・・・)

オシリス: 奴らの名は「ベックス」、異世界からの脅威だ。 奴らに機会を与えれば我々は皆殺しにされるだろう

イコラ:(つまり、私が信じられるのはあなただけ)

イコラ: (私の話はいつも彼に始まり彼に終わる。 彼は最も強く、賢く、偉大だった・・・)

イコラ: オシリス、お言葉ですが、トラベラーが現れてからはベックスだけでなくほぼ全ての宇宙が我々の死を願っています。

イコラ: (・・・だからこそ我々は彼を追放した)

オシリス: その通りだ、イコラ。 他の敵は我々を諦めるかもしれない、もしかしたら彼らも死ぬかもしれない。 だがベックスにはどちらにもない。

イコラ: あなたが言うことが本当だとして、私たちは彼らを監視しなくてはならないと? 永遠に?

オシリス: 永遠ではない、弟子よ。 永遠とは一次のものだ。

オシリス: 我々は永遠よりも長く対抗せねばならない。

イコラ:(彼はいつもこのような禅問答をしていた)

「オシリスの失脚」ページ 2/10

イコラ: (私は彼の最高の弟子だった、でもあなたが知っているように、私だけが特別ではなくなった)

イコラ: オシリス! そんなことを言っていいわけがないでしょう!

サギラ: たった今言いましたけどね。

オシリス: イコラ、サギラは常に真実だけを話す。

イコラ: (すぐにシティは彼の議論を耳にした)

イコラ: 聞いて、えっと、「信奉者」たち ―― オシリスが言ったことの意味は ――

オシリス: 言ったとおりだ。 トラベラーの死は恩恵だったと。

イコラ: そんなはずはありません。 トラベラーは私達を守るために犠牲になったのですから――

オシリス: あれを見ろ、イコラ。

オシリス: 何が見えるか言ってみろ。

サギラ: 変な宇宙球体の死体? 少しボロボロですがそれでもまだカッコいいですね。 10段階評価なら8でしょうか?

オシリス: サギラ、私はイコラに言っているんだ。

イコラ: 私には我々のようなガーディアンとゴーストを生み出し、我々自身を守る力を与えたものが見えます。

オシリス: それは全て正しい。 だが、あれが我々の世界に脅威を持ち込んだのだ。

オシリス: トラベラーこそがベックスと我々が直面している脅威を連れてきたのだ。 何十億の死の責任が誰にあるか知りたいなら答えはそこにある。

サギラ: えーと・・・アハハハ! 私のガーディアンはとても冗談が上手ですね! 今聞いたことは全部私達の胸にしまっておきましょう!

「オシリスの失脚」ページ 3/10

イコラ:(当然、彼らはそうしなかった)

(ポスター):

― 真実のガーディアン
+ 今夜の日没から彼の宿舎で講演を実施
+ 講演は真実に心を開いている者すべてが受講可能、 自由な思考を経験し、トラベラーの秘密を知り、我々に知られたくない光の謎を知ろう!

イコラ: (異端のガーディアンの言葉はすぐに広まった。 禁断の真実を語る者として。)

オシリス: くだらん。

イコラ: オシリス、あなたが何を期待していたか私にはわからない。

オシリス: 私のメッセージを聞いてもらいたかっただけだ。私の教えに従いベックスの研究に協力してくれるようにと。有名人に仕立てあげるなと。

サギラ: 有名人よりも勝っている点がありますよ! 知名度です。ポートレート撮影の必要はありませんよ、だって皆さんすでにあなたの写真を撮っていますから・・・

オシリス: 我々は暗黒の勢力と終わりのない闘いをしているのだ。知名度などどうでもいい。

サギラ: いいじゃないですか。 皆いい写真は好きなんですよ。 スマイル!

イコラ:(それが最後の至福の時だった。)

「オシリスの失脚」ページ 4/10

イコラ: (懸念していたのは私だけではなかった。 セイント14はオシリスに何が迫っているのか説得しようとした。)

サギラ: どうしてセイントはこんなところで会いたいんでしょう?

オシリス: 彼は話がしたいそうだ。タイタンが話す時は周りに物的損害の被害が及ぶことがある。

オシリス: セイント14。また会えて嬉しい。最近はお前の船を灰色バトと呼ぶそうだな。

セイント14: ハトはシティに残された最後の鳥だからな、オシリス。 こいつらを見ると私は何を守るために戦うか思いだすのだ。

セイント14: それは我々が共に戦うべきものだ、オシリス。 お前は今はバンガードの指揮官だ。 人類と暗黒の間にそびえ立つ壁だ。

オシリス: 私は私のやり方で戦っている。 語る気はないがそれこそが我々が勝つ唯一の道だ。

セイント14: 父は気にしている。 私もだ。

「オシリスの失脚」ページ 5/10

オシリス: まだ預言者を父と呼ぶのか。

セイント14: 彼はトラベラーの声だ、兄弟。 彼が喋る時は我々は傾聴すべきだ。

オシリス: ぐあっ!

オシリス: 皆が一人の男に頭を垂れるのは文化的ではない。それは独裁だ! 異議、懐疑、そして調査の余地があるはずだ!

セイント14: それもあるが我々のためじゃない。 我々は戦士だ。 そしてお前は我々の指導者なのだ。 我々が辿り着けないところに導くんじゃない。

オシリス: 何がいいたのだ、友よ? 研究を放棄せよと? この世界と皆を――お前のハトも含めて全てベックスに差しだせと?

セイント14: 共に道を歩んでほしいだけだ。 頼むオシリス。 やめてくれ。

オシリス: 私の道は私のものだ。

イコラ: (あなたはオシリスがどれだけ頑固か誰よりも知っているでしょう。特に彼が正しい時は。)

「オシリスの失脚」ページ 6/10

イコラ:(彼は私達には見ることも理解することもできない戦いをしていた。 あなたには見えたのかもわからない。)

イコラ:(そしてそのせいで彼に私達の目の前にある戦いを放棄させた。)

アンダル: ファールンが動き出したぞ、サラディン。 調査員のケイド6がケルの王を見つけた。

サラディン: やつを信じるのか、アンダル?

たしかにケイドはタワーの外だと無責任なバカだが ―― それとタワーにいる時も ――
だがお前はアイツの働きをみたことがないだろう。 俺は命を懸けてアイツを信用する。

アンダル: 厄介事が迫っているとケイドが言うなら信じるべきだ、サラディン

預言者: なるほど・・・

「オシリスの失脚」ページ 7/10

預言者: ・・・オシリスはなんと?

イコラ: 預言者!

預言者: オシリスだ、子よ。 彼はどこに?

イコラ: か、彼はよろしくと。

預言者: なんだと?!

イコラ: 彼の研究は重要な場面を迎えているのです。私はジェンシム書記官の位を授与されました。 彼らは記録を相談していますが ――

預言者: ふん!

預言者: イコラ・レイ、弟子の意見など聞いていない。 オシリスはどこだ?

イコラ: 私はオシリスの弟子ではありますが同時にガーディアンです。 彼の穴は私が埋めてみせます。

預言者: シティをバンガードの指揮官なしに守れると思っているのか? ウォーロックたちを抜きで?

イコラ: ウォーロック達はいます。 私が彼らの声になります。 そして、私達がシティをフォールンとそれ以外の脅威から守ります。

セイント14: 父よ、心配するな。 オシリスは任務を放棄しない。

イコラ:(結局セイント14は正しかった。 オシリスは私達をずっと見捨てていなかったのだ。)

イコラ:(私達が彼を先に見捨てたのだ・・・)

「オシリスの失脚」ページ 8/10

イコラ: (私より当然オシリスに近い人物がいた。彼女に協力を頼んでみた。)

サギラ: 心配しないでください、イコラ。 ええ、今のオシリスは気が散っています。ええ、オシリスは何かを予見してそれがなにかを解き明かそうとしています。 けど、セイントは知っておくべきでしたね。 オシリスが政治、それかあの奇妙で気味が悪い預言者に我慢できるわけがないと。

サギラ: 計算してみましたが預言者は物理的に気味が悪いですよ。 科学的に証明しました。

イコラ: サギラ・・・

サギラ: 誰も預言者がどんなに気持ち悪いか話しませんよね、私にはわけがわかりません。

イコラ: 預言者は総意の指導者なの。

サギラ: だから? それで彼が神になるわけではありませんよ。

イコラ: 人々は心配している。 預言者はオシリスが取り憑かれている、危険だと教えている。 オシリスの信奉者達は破滅へと導かれていると預言者は主張している。

イコラ: あなたは彼のゴースト。彼と話して、サギラ。 彼はもう私を聞いてくれない。

サギラ: あー、預言者は口ばっかり。 名前通りですね。それに、オシリスの信奉者騒ぎなんてただの流行りですよ。

サギラ: 彼らもすぐに別のものを見つけますよ。 オシリスは彼自身がなにをしているか分かっていますからね。

オシリス: ありがとうサギラ、その通りだ。

サギラ: ね? 彼は聞いているんですよ。 少なくとも褒めた時は。

サギラ: さぁ、イコラ。 家まで送りますよ。 心配しないでください。これは約束します。 オシリスを信じている限り全て大丈夫です。

イコラ:(古い友人同士で嘘をつくなんておもしろいもの。私達は分かっていた。全ては大丈夫から程遠いと。 )

イコラ:(それに私達も分かっていた。 オシリスが研究をやめないと、彼がなにを発見しようと無意味なことを。)

「オシリスの失脚」ページ 9/10

信奉者A: 彼の声を聴いた。彼の教えを学んだ。オシリスが私を進化させた。 諸君も私と同じようにトラベラーの真実を理解した時、総意の嘘を二度と信じなくなるだろう!

信奉者B: 先生だ!

信奉者C: オシリス! なにが迫っているかおしえてください! 私たちが死ぬのは今日? 明日?

信奉者D: 「偉大な者」だ! 皆があなたの導きが必要なんです!

サギラ: ちょっと、その「偉大な者」は少々行き過ぎですよ。 あの人は――

信奉者D: 「偉大な者」のゴーストだ! 彼女が俺に気付いてくれた!祝福された!

サギラ: あの人はちょっと取り憑かれているどころではありませんね。

イコラ: オシリス、彼らと話をすべきですよ。 彼らに真実を直視しろと勇気づけるべきですよ。

オシリス: 研究からの気晴らしだ。 「オシリスの信奉者」どもを楽しませたのは間違いだった。 私の言葉を曲解されないためには書き下ろすしかない。

イコラ: あなたが書いたものは聖書として扱われる、オシリス。

オシリス: ありえん。わたしはハッキリとしてやる。これは研究であり宗教ではない。 イコラ、お前が何を言わんとしているかわかっているぞ。

イコラ: これは狂気だと? ええ、そのとおり。それを言おうとした。

オシリス: 言葉は注意深く選ぶつもりだ、弟子よ。約束する。 研究の成果を曲解なく読めるようになれば、信奉者達も預言者もおとなしくなるだろう。 私が語る未来とはデータに裏打ちされた予言だと分かるだろう。

「オシリスの失脚」ページ 10/10

信奉者: 予言だ! 限定だ! 列に並んで!

信奉者A: 2倍払うからくれ!

信奉者B: 3倍! 4倍だ!

信奉者C: 暗黒の時が近づいているんだ! 備えないと!

信奉者D: 邪魔よ! 私は知らないといけないの!

「オシリスの予言」

  • 未来を学べ
  • トラベラーの真の目的を理解せよ
  • 暗黒に備えよ

セイント14: 父よ、本当に必要なのか私にはわからない――

預言者: 必要だ。

預言者: あの本を全て集めろ。 全てだ。 そして燃やせ。 私のシティで異端者をこれ以上のさばらさせん。

続く。

限定エンブレム「空想家」のコード

Destiny 2: オシリスが失脚するまでを描く公式ウェブコミックが配信開始、全編英語のセリフを日本語に翻訳、コミック内には限定エンブレムのコードあり
「オシリスの失墜」第1話はただバックグラウンドをより深く理解するだけでなく、ゲーム内エンブレムのコードも仕込んでおくというBungieらしいイースターエッグがありました。 10ページ目のオシリスの預言書の上に並んだ棒線が、実はモールス信号で、これを解析することでエンブレム「空想家」のコードに変わります。 以下のコードをBungieのコードページで使用してください。

コード: xfvkhpn97

トラベラーの謎

カバー裏にはトラベラーと接触してから人類の繁栄と滅亡までを大雑把にまとめられています。 トラベラーと人類の歴史については以前動画を作成しまとめてありますので、よろしければご覧ください。

Destiny 2 世界観まとめ | 最大級の謎「トラベラー」とは? | EAA

『Destiny 2』の発売日はPlayStation 4/Xbox One版が2017年9月6日、PC版は2017年10月24日。拡張コンテンツ第1弾「オシリスの呪い」は12月6日に配信。

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Source: Bungie


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 翻訳ありがとうございます。
    なかなか興味深い内容ですね。続きが楽しみです。
    預言者はあまり好きになれないキャラでした。本編では声にやられてましたけどw

    コードも頂きました。ありがとうございます!

  • ああ…信仰者達があれなら追放はありえるのか…。
    バンスはタワーを皮肉っていたけど、お前らのせいじゃねぇか!っていいたくなるなぁ。

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