基本無料のeスポーツ志向モバイルFPS『モダンコンバット Versus(バーサス)/MCVS』(iOS, Android)へ、アップデート1.4の配信が開始されました。対象機種はiOSとSteam、Windows 10で、Android版へは間もなく配信となります。完全パッチノートは以下をご覧ください。
バグの調整などの基本的なものから、多数のエージェントの性能調整まで含んだ大型アップデートになっています。各エージェントの性能の変更には開発者のコメントも記載されており、どのような意図で調整がなされたかを確認することができます。
モダンコンバット Versus パッチノート 1.4
アップデートのハイライト
旧正月フェスティバル
- 旧正月フェスティバルに合わせたゴーストの新たなスキン。
- 新たなマイルストーン報酬とゴーストの新たなスキンが登場するスペシャルイベント。
- 旧正月をお祝いするプロモーションとギフトから目を離さないようにしましょう。
注意:旧正月祭りは土曜日の午前1時に始まる予定です。
新機能:グループプレイ
- PVPをグループでプレイしましょう!最大4人でグループを組んで一緒に遊べます。
- グループを作りプレイヤーを招待するか、作成済みのグループに参加しましょう。
- 専用の招待メニューを使えばクランメンバーを簡単に招待できます。
- 一緒に遊びたいフレンドとグループコードをシェアすることもできます。
注意:ライブトーナメント機能は通常北アメリカサーバーとEUサーバーを横断する形で機能しますが、PVPが関わるグループプレイにおいては、ラグやピンの問題があるためクロスサーバープレイは無効になっています。
新機能:無料報酬
- 動画広告を見て無料報酬を手に入れよう。
- 広告それぞれに、その日の視聴で貰える報酬に制限がかかっており、報酬を貰える広告の再生数にも制限があります。2つの無料クレート欄が新たにこのシステムに置き換えられました。
トーナメントルール
- ライブトーナメントを作成した際、そのトーナメント期間中に全てのエージェントのレベルを20に固定する「トーナメントルール」機能を有効にしました。
ゲームプレイ全般の変更点
エージェントの選択
- エージェント選択のUIが刷新されました。スクロールせずに全てのエージェントが表示されるようになっています。エージェントはそれぞれのロール毎にグループ分けされています。
- ゲームモードのイベントメッセージが試合中に表示されるようになりました。この改善により、プレイヤーは試合の状態を把握しやすくなります。
プレイヤープロフィールの表示
- 他のプレイヤーのプロフィールを見ることができるようになりました。リーダーボードおよびクラン画面でプレイヤーの名前をタップすることによりプロフィールを表示できます。
リーグエンブレムの読み込み画面
- 試合開始前のローディング画面に、トロフィーの代わりにプレイヤーのリーグエンブレムを表示するようにしました。
バグ修正と最適化
- このアップデートには多数のバグ修正と最適化が含まれています。もしプレイ中に何か問題が起きたら、カスタマーケアチームにゲーム設定からアクセスしてフィードバックを送ってください。フィードバックはゲームロフトのフォーラムからも送信可能です。
スペシャルアビリティでリロード中断
- アビリティボタンをタップすればリロードが中断されます。
クリーパーのダメージブースト時の見た目の変化
- クリーパーがボルテックスラトルを使用した後に発生する、ダメージブーストのタイミングを知ることができるようになりました。
メダル
- アチーブメントシステムにメダルと関連する項目を追加しました。
- それぞれのメダルが何を意味するかを表示するツールチップを追加しました。試合終了後に獲得したメダルをタップすれば、どのようにしてそれを獲得したのか知ることができます。
オーディオの改善
- 連続キル時のセリフが敵と味方に聞こえるようになりました。
ボットの変更
- ボットたちがあなたのチームの構成に基いて積極的にエージェントを変えるようになりました。ボットたちはチームに不足しているロールタイプのエージェントを選択します。
マッチメイキングのキュー時間
- 以前は、タイマーが切れるまでに十分な数のプレイヤーが見つからなかった場合、ボットが試合に参加していました。現在はこのシステムを変更し、高いリーグに属するプレイヤーほどロビーで長く待機するように変わりました。これはより多くの(可能であればより近いトロフィーランクの)プレイヤーとマッチングし、試合の質を高めるための変更です。
- 「予想待ち時間」がリーグ毎に変わるようになりました。属しているリーグが高ければ高いほど、予想待ち時間が長くなります。
主なエージェントのバランス調整
ノックス
- レーザーで敵のタレットを示すエフェクトが新たに追加
- 敵にもタレットの残HPのバーが表示されるようになった
- タレットのHPが100%増加
- タレットの有効射程が55メートルから35メートルへ減少
- タレットの最大旋回範囲が90度から70度まで減少
- タレットの射撃開始感知範囲が5度ではなく10度に変更
- タレットの精度が20%減少
- タレットの持続時間が25秒から30秒に増加
開発者コメント:ノックスは物議を醸すエージェントでしたが、最適なバランスを発見することができたと思います。まず、タレットが稼働していることを敵にもわかりやすくするため、赤いレーザーと閃光を追加するという視覚面での変更を実施しました。また、同時にタレットのHPを2倍にしました。現在、タレットのHPは6000で、持続時間は30秒まで伸ばしてあります。
一方で、タレットの精度と円すい角を減らしました。ノックスはディフェンダーなので、タレットはそれを反映させる存在であってほしいのです。低いDPS(秒間ダメージ)と高いヘルス(体力)を持ち合わせることにより、タレットはもう一体のディフェンダーのように機能し、敵を徐々に弱らせて、放っておくとキルへ至るものになっています。
ミヌー
- 3秒のクールダウンを挟んでスピードリンクの効果が重なるように
- ダメージを8%増加
開発者コメント:ミヌーは強さに欠ける存在で、高レベル時のダメージのスケールに問題があると考えました。スケールを修正してダメージをわずかに上昇させたのに加え、スピードリンクの効果が重なるようにすることで、俊敏なプレイスタイルを促すように変更しました。
スイフト
- ゾーンワープのコアチャージコストを3から4に増加
- 武器の射程を2m減少
開発者コメント:スイフトは最も強力なエージェントの1人としてトップの座に君臨していました。よって、ゾーンワープの使用可能な頻度を減らし、戦闘範囲をより狭くしました。
リボルブ
- ファイアーレートを7%増加
開発者コメント:全体的なDPSとガンショウを改善するため、ファイアーレートのわずかな調整が必要だったと考えています。
ローネン
- ディフレクトアーマーの効果を1回だけ重ねられるように
- ヘルスを8%増加
- クールダウンが8秒から7秒に減少
開発者コメント:ローネンは以前に比べると良い立ち位置にはいますが、ディフェンダーとしての生存能力を改善するため、ディフレクトアーマーの効果が重なるようにし、ヘルスをわずかに増加させました。
ブレイズ
- ミュータントグレネードのコアチャージコストを8から7に減少
- 射撃中の移動速度を21%増加
開発者コメント:他のエージェントのアビリティとの連携効果を向上させるため、ブレイズのアビリティのコストを減少しました。また、射程から逃げようとする敵にトドメを刺せるように、射撃中の移動速度をわずかに向上させました。
ゴースト
- ニューラルクロークのコアチャージコストを6から5に減少
- 腰だめ撃ち時の拡散精度を20%向上
- ショットガンの円すい角を10%向上
開発者コメント:パフォーマンスの低下が見られたため、ニューラルクロークのコアチャージを5に戻しました。また、より遠距離にいる敵を殲滅できるようにショットガンの精度を向上しました。
タワー
- ショットガンの腰だめ撃ち時の精度を20%向上
- ショットガンの円すい角を10%向上
- ヘルスを8%増加
開発者コメント:生存能力を高めるためヘルスをわずかに増加させたほか、他のエージェントのパフォーマンスに近づけるためショットガンの精度を向上させました。シールドが無い状態のタワーはパフォーマンスが低く感じられていましたが、今回の変更によりもう簡単に倒れることはないでしょう。
セブン
- スナイパーのダメージを10%向上
- トラックナイフの持続時間を10秒から8秒に減少
- トラックナイフの範囲を20mから15mに減少
開発者コメント:とても良いポジションに収まっているセブンですが、敵をキルするにはスナイパーのダメージがほんのわずかに足りていないことに気付きました。同時にトラックナイフの範囲が広すぎて、持続時間も長すぎることに着目しました。今回の変更によりトラックナイフではより正確なタイミングが求められ、スナイピングではより致命傷に至る攻撃が可能となります。
モナーク
- チャージ時間が9%増加
- 射撃レートが11%減少
- ヘルスが17%減少
開発者コメント:モナークはゲーム中で最も危険なエージェントであり、ワンショットキルの仕組みはとてもエキサイティングです。しかし、追撃やチャージタイムが早すぎるため敵には反撃の余地がなかったとも考えています。また高いダメージの代償としてヘルスは低くあるべきとも考えています。今回の変更により、ワンショットキルができることには変わりはありませんが、そのペースが落ち、敵にとってはより反撃の余地が与えられます。しかしそこはモナーク。彼に匹敵するエージェントは存在しません!
ジューク
- タッチダウンのダメージを33%減少
- タッチダウンのコアチャージコストを7から6に減少
開発者コメント:ジュークのプレイスタイルはとても楽しく、さらにそれを推進して行きたいです。最高のイニシエイター(戦闘の口火を切る役割)であるジュークには、より頻繁にタッチダウンを使ってほしいのですが、それにはダメージの減少が必要でした。今回に変更でダメージは減少しますが、より多くの敵をスタンさせることができ、チームメイトがとどめを刺すチャンスを与えることができます。
クルト
- ヴェノムガジェットのコアチャージコストを6から5に減少
- 武器の射程を1メートル増加
- マガジンに5発の弾薬を追加
開発者コメント:パフォーマンスの低下が見られており、以前のパフォーマンスを取り戻すにはわずかな変更が必要でした。射程と弾薬のわずかな増加により、交戦と殲滅がより簡単に行えるようになるでしょう。
カン
- ヘルスが8%増加
- ディフェンシブドームの効果時間が1秒増加
開発者コメント:多くのディフェンダーがカウンターとなるような存在と比べ、良いパフォーマンスを発揮できていないことに着目。ヘルスの増加を行い、より長く生き残れるようにする決定をしました。カンは安定したディフェンダーではありましたが、戦闘において彼の特性をより活かすためにも、ドームの効果時間はあと1秒長くあるべきだと考えました。
『モダンコンバット Versus』はGoogle PlayとApp Storeで基本無料アプリとして配信中。
Source: Facebook
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