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ゼンハイザー製ゲーミングヘッドセット「GSP500」「GSP600」簡易レビュー

ドイツの老舗音響メーカー「ゼンハイザー」がゲーミングヘッドセット「GSP500」「GSP600」発売
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ドイツの老舗音響メーカー、ゼンハイザーが新たに投入するゲーミングヘッドセット「GSP500/600」の発表会で、実際に製品を触れる機会もいただいたのでレビューをしたいと思います。発表会や簡単なインタビューは以下の記事からご覧ください。

【関連記事】ドイツの老舗音響メーカー「ゼンハイザー」がゲーミングヘッドセット「GSP500」「GSP600」発売、今後も日本のeスポーツ業界に注力

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ゲーミングヘッドセット「GSP500/600」レビュー

発表会の説明にもあったように、「GSP500/600」は「サウンドクオリティ」「通信機能」「快適な装着感」「信頼性&耐久性」の4つの柱を軸に競合他社と差別化して設計されたヘッドセットです。今回、「通信機能」のマイクは使用できず、また触る時間も短かかったため「信頼性&耐久性」についても本稿では触れることができないこと、加えて音質面についても、特定のヘッドセットとの比較ではなく、あくまでも筆者の個人的感想であることを先に断っておきたいと思います。

体験会の環境はPCにオーディオアンプ「GSX1000」をかませた「GSP500/600」に触れることができ、ゲームは『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』でした。

オーディオアンプ「GSX1000」とは

ゼンハイザー GSP500 GSP600

GSX1000は既に発売済みのゲーミングオーディオアンプです。7.1チャンネルのサラウンドシステムをバーチャルで構築することができ敵の足音、銃声、周りの音の方向が正確に聴こえます。イコライザーは映画、音楽、FPSモードが用意されており、ゲームの没入度をより高めることができるアンプです。

ゼンハイザー ゲーミングオーディオアンプ GSX 1000
https://www.youtube.com/watch?v=8q9iPT687Lk

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ゲーミングヘッドセット「GSP500/600」

ゼンハイザー ゲーミングヘッドセット GSP 600
https://www.youtube.com/watch?v=GvTBBgtZZOA

細やかな気配りの塊「GSP500/600」

ゼンハイザー GSP500 GSP600

ボリュームコントロールがヘッドセット右耳側についてるのが意外と便利。ゲーブルの途中にコントロール機能がついていたりするとその部分に重心が来てしまい、ケーブルが邪魔な場所に来てしまったり、コントロールをたぐりよせたりする苦労がなくなります。また、ゲーム中でも別画面に移行すること無く瞬時に音量調整ができるのもけっこう便利。

ゼンハイザー GSP500 GSP600

着圧の調整を頭に装着したまま試してみたところ、装着者自身にはわかりづらいところがありましたが、イヤーパッドの微妙な調整により耳への圧力が均等になるような感じがしました。これによってより長時間ヘッドセットを装着したままでも痛みを感じづらくなるのかと思います。恐らくですが。

ゼンハイザー GSP500 GSP600

イヤーパッドの肌に当たる部分と、その他の部分で素材が異なっている点に芸の細かさを感じました。肌に触れる部分は表面がフカフカした生地で、外の部分は皮の様な生地でできていて見た目の高級感バッチリ。イヤーパッドは通気性の高い素材なので、熱がこもりにく設計です。パッドの穴も大きめで耳がすっぽり入り、長時間つけても痛みを感じにくそうです。

開放型ヘッドセット?

開放型はハイエンドなヘッドフォンに多く、あまり馴染みの無い方が多いと思います。構造的にはその名の通り、イヤーカップに穴が開いているヘッドフォンです。密閉型と違って、音を出す部分が自然な設計になっているので、開放型のほうが音質が良く、音がこもらないようになっています。その代わり、外からのノイズも聞こえますし、ヘッドフォン内部の音も外に漏れてしまいます。

実際に開放型のGSP500を装着してみたところ、開放型はスピーカーが近くに置いてあるという感じで、空気を通って耳に音が伝わるのがわかりました。しかし会場には多くの人がいて雑音が入ってきてしまい、音質の真価は測れませんでした。

また、音漏れについても簡単にですが動画を撮ってみました。カメラと装着者との間隔だいだい10cmほどです。自分の部屋や一人暮らしの方は、家の外部まで聞こえるほど、音は漏れていませんが、実家ぐらしの方はリビングでの使用は控えたほうが吉かもしれません。

GSP500 | 開放型ヘッドセットの音漏れはいかに? | EAA

最後に

体験会という都合上、触れられる時間が決まっており、売りである長く装着できる点が感じられなかったのと、体験できるゲームがFPSではなく、FPSモードの真価を体験できなかったという点は残念でしたが、環境音がリアルに聞こえるだけでなく、BGMの音楽にもより深みを感じられました。勝つためのフラッグシップモデルのヘッドセットとして、充分に購入対象になりうる製品だと思います。

GSP500製品概要

  • ヘッドフォン部
    • 周波数特性:10 ~ 30,000 Hz
    • インピーダンス:28Ω
    • 感度:112dB(1kHz,1Vrms)
  • マイクロフォン部
    • 周波数特性:10 ~ 18,000 Hz
    • ピックアップパターン:Bi-Directional ECM
    • 感度:-47dBV/PA
  • 発売日:3月21日(木)
  • 店頭展示開始日:3月15日(木)
  • 価格:オープンプライス ※店頭想定売価 30,000円(税別)

GSP600製品概要

  • ヘッドフォン部
    • 周波数特性:10 ~ 30,000 Hz
    • インピーダンス:28Ω
    • 感度:107dB(1kHz,1Vrms)
  • マイクロフォン部
    • 周波数特性:10 ~ 18,000 Hz
    • ピックアップパターン:Bi-Directional ECM
    • 感度:-47dBV/PA
  • 発売日:5月24日(木)
  • 店頭展示開始日:5月17日(木)
  • 価格:オープンプライス ※店頭想定売価 28,000円(税別)
ゼンハイザー GSP500 GSP600

真剣にプレイする筆者

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ドイツの老舗音響メーカー「ゼンハイザー」がゲーミングヘッドセット「GSP500」「GSP600」発売

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