Electronic Artsの収支報告でのレポートから、PS4の販売台数がXbox Oneの2倍以上であるという情報が明らかになり話題を呼んでいます。また、マイクロソフトがその報道について事実を否定する声明を出したものの、詳細を語らなかったことが話題に拍車をかけています。
PS4がダブルスコアで圧勝か
これは、EAの収支報告にて、CFOであるBlake Jorgensen氏がゲーム業界全体の状態と予想について語ったことに端を発しています。
氏は「2019会計年度(2018年4月1日 - 2019年3月31日)の予想では、マイクロソフトとソニーによる現行機の販売は依然として勢いのあるものとなり、2017年のインストールベースである1.03億台から、2018年には1.3億台まで成長する」と発言。
Xbox Oneの落ち込みが激しい?
Xbox OneとPS4のそれぞれの台数に関しては、ここでは言及されませんでしたが、プレイステーションの公式発表では2017年の販売台数は累積で7,360万台とされていることから、残りの2,940万台がXbox Oneの2017年の販売台数と計算できます。
また、EAは2016年の1月にも収支報告にてXbox Oneの販売台数に言及しており、その時は約1,800万台から1,900万台の間であったとされているので、そこから2017年の終わりまでに1,000万台から1,100万台を販売していることになり、販売台数に大きな落ち込みがあることが見て取れます。
マイクロソフトがここ数年、販売台数に言及しなくなった理由も、この大きな落ち込みが要因ではないかと予想されています。
Nintendo Switchと肉薄?
さらに、Blake氏はNintendo Switchの販売台数が今年中に3,000万台に達する見込みであることも言及。2018年で合計で1.3億台に達成する見込みに、現在のPS4とXbox Oneの比率を考えると、Nintendo SwitchがXbox Oneに肉薄する可能性も出てきます。
その他にも、Blake氏はPCゲームの成長はほぼ横ばいになると予想。爆発的な成長を見せたモバイルシーンの成長は10%台半ばとなると予想しています。
数字を否定するも詳細は語らず
この情報がニュースとして報じられた後に、マイクロソフトは海外メディアに対して数字が不正確であるという声明を出しています。
スポークスマンは「その見積もりは不正確です」「何であれ、素晴らしいゲーム体験を全てのデバイスのプレイヤーに届けることにフォーカスしており、エンゲージメントがその進捗を示すものです。Xbox Liveの月間アクティブユーザーが5,900万人の13%アップという記録で今年度がスタートしたことは発表したとおりです」と語っています。
なお「数字のどこがどのぐらい不正確なのか」という質問に対しては、マイクロフトは回答を拒否したとのことです。
どうなるマイクロソフト
深刻なタイトル不足とも報道されたXbox。マイクロソフトはXboxのヘッドを務め続けたフィル・スペンサー氏をマイクロソフトゲーミングにおけるエグゼクティブ・バイス・プレジデントに抜擢するなど、大きな動きを見せています。
さらには「完全新規のタイトルを作るスタジオ」を設立すべく、採用にも動き始めているという情報もあります。マイクロソフトの今後の動きに注目が集まります。
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Source: Variety
コメント
コメント一覧 (43件)
Oneの下位互換はPS4も見習って良いと思う ソフト版は無理でもDL版なら互換性持たせるのもそう難しく無いはず
PS4のゲームがしたい→PS4で
出先でゲームがしたい→スマホで
Xboxでゲームがしたい→PCで
任天堂のゲームはしたくない
これが全てだろ
HALOはCS機の為のソフトでもあるのでその辺も343に頑張って頂きたい