「子供たちのために」Ninja、KingGothalion、ProfessorBromanなどの有名配信者が集ったチャリティ配信マラソンが約3億円の募金集めに成功

「子供たちのために」Ninja、KingGothalion、ProfessorBromanなどの有名配信者たちが集ったチャリティ配信マラソンが約3億円の募金集めに成功
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2016年に『Destiny (デスティニー)』のコミュニティから発祥したチャリティ配信マラソンが今年で3回目を迎え、昨年の約1億1千万円を大幅に超える約3億円の調達に成功しました。 その中には匿名人物が約1,100万円の募金をするなど大きなニュースも生まれました。

今年で3回目を迎えるチャリティ配信マラソンの歴史

約3億円というとてつもない額を集めることに成功したチャリティ配信マラソン「GuardianCon Charity Marathon For St. Jude」は今年で3回目となります。 第1回目の2016年、有名配信者のKingGothalion氏とProfessorBroman氏の二人が、『Destiny (デスティニー)』ファン主催のコミュニティイベントとして「DestinyCon」を企画。そのイベントの一環として、難病と戦う子供たちを支援する団体St. Jude Children’s Research Hospitalへの募金を募るチャリティ配信マラソンが始まりました。 このマラソンは発起人の二人を中心に、賛同した有名配信者達が7日間24時間体制で配信し、集まった募金を全額St.Judeに送るというものでした。

2016年は約5,000万円の募金集めを達成し、ビデオゲームでもっとも募金を集めたチャリティ配信マラソンとしてギネス記録を樹立。2017年は「DestinyCon」から「GuardianCon」に名前を変え、前年の記録を大幅に塗り替える約1億5,000万の調達に成功。 そして今年は昨年と同額を目標にスタートしながら初日で約1億円の募金が集まり、それから1週間後の本日は当初の目標の倍の約3億円に到達しました。

Destiny:有名配信者たちのチャリティ募金配信マラソン、目標を大きく超え“ゲーム業界最高”の募金額達成
Destiny: 有名配信者達のチャリティ募金配信マラソン、昨年の5,000万円を上回る1億円の募金集めに成功

匿名人物が約1,100万円の寄付

本日、チャリティ配信マラソンの最後の枠を務めるNinja氏の配信中に、「匿名人物」と名乗る人物が約1,100万円相当の募金を実施。 Ninja氏と共にチャット欄では大きな騒ぎとなりました。

チャリティ配信マラソン最終ランナーとして『Fortnite Battle Royale (フォートナイト バトルロイヤル)』をプレイしていたNinja氏。 この枠内での配信中は募金額に応じて全ての素材をドロップしたり、一切の建築と回復を禁じたりなど縛りプレイを自分に課しつつ目標金額に辿り着こうと配信していました。

フロリダで開催される「GuardianCon 2018」に出席するための飛行機の時間が迫るなか、本来の配信終了時刻より1時間延長しても目標金額にはまだ届いていません。 そうして迎えた最後の試合は縛りを解禁。必ず勝って終わらせると意気込みつつ、脇に抱えた愛犬と戯れながらティルテッド・タワーに着陸。 その時に募金通知欄に「$100,0000(約1,1000万円)」という巨額の表示が。 突然の大金を振り込む「匿名人物」の登場にチャット欄は騒然としますがNinja氏は気がついていません。 それから約30秒後、奥様を交えて引き続き愛犬と戯れているNinja氏がチャット欄を確認したところ思わず二度見。寄付画面を確認してようやく事態に気がついたNinja氏は言葉を失います。

目標の2,7ミリオンダラー(約3億円)に向けて大きなブーストを得たNinja氏は勝利を約束。 チャット欄は盛り上がり多くの募金が集まった結果、ついに目標金額に到達します。

「子供たちのために」のセリフでビクロイ

1週間かけて約3億円もの募金を集めたチャリティ配信マラソン、そして、無事に最終ランナーとしての役目を果たしたNinja氏。 しかしそこは絶対的なカリスマ。 負けても制限時間が過ぎても終わりという場面の中、必ず勝つという宣言どおりに最後まで生き残り、「子供たちのために」という言葉と共に最後の敵を撃ち抜きこれ以上ない有終の美を飾りました。

筆者はこの枠の配信をリアルタイム視聴していましたが、ずっと縛りプレイを続けていたNinja氏が最後の最後で縛りを無くして本来の実力を発揮。約3億円の調達達成からの美しいフィニッシュの流れには、素晴らしい映画を観たあとのような余韻と感動を与えてもらいました。

多くのドラマ

Ninja氏の他にも「子供たちのために」立ち上がった配信者たち。Gigz氏の枠ではBungieのコミュニティマネージャーが募金額に合わせて次週配信のパッチのパッチノートを公開。

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Ninja氏の相棒のDr.Lupo氏の配信ではアメリカンフットボールのBlake Martinez選手が約168万円の募金をするなどそれぞれにドラマが生まれました。巨額の募金を称えたDr.Lupo氏にMartinez選手は「いつも子供たちのために!」と返信しています。

1年目、2年目の合計額を超える3億円という大金を集めることに成功したGuardianCon 2018。昔とは世界のゲームとの向き合い方が変わったとは言え、まだまだ否定的な意見もある中、これほどの可能性と善意を見せてくれたチャリティ配信マラソンとゲームという娯楽産業。来年も開催するならさらに多くの子供への支援ができるわけですが、はたして一体どこまで巨大なイベントへと進化し続けていくのでしょうか。

チャリティ配信が終わったGuardianCon 2018ですが、イベント本番は北米時間7月13日から14日の間にフロリダで行われます。このイベントには『Destiny 2 (デスティニー 2)』の新コンテンツ「孤独と影」の試遊ビルドをBungieが提供するほか、コミュニティマネージャーと開発者も直接現地に赴いてファンと接するほか、『Warframe (ウォーフレーム)』のDigital Extremesも出資するなど、Destinyの枠を越えて他のゲームもイベントに参入し始めています。
イベントの様子はこちらの公式Twitchからご覧になれますので、興味のある方はご視聴ください。

Source: GuardianCon 2018

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