アンセム : ドロップ率とレアリティに影響を及ぼす「サポート運」の詳細判明、効果があるのは190まで *追記あり

02/28/201903/03/2019

Ethan

Anthem（アンセム） : ドロップ率に影響を及ぼすサポート運について開発者が回答、効果があるのは190まで

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コミュニティからの意見を受けてルートドロップ率に変更が加えられるはずの『Anthem (アンセム)』ですが、ルートドロップの質と確率に影響を及ぼすとされている「サポート運」の仕組みについて開発者が細かく回答しています。

*追記: 開発者が新たな情報を公開したので追記しました。

CONTENTS

サポート運とは

本作では各装備に刻印(Inscription)というオプションが付与されます。この中にサポート運という項目があるのですが、この項目の効果についてリードプロデューサーのBen Irving氏は先行プレイが始まった初日に「ドロップのレアリティが高くなる」と回答していました。

Chance to drop higher rarities https://t.co/2hlhHYxico

— Ben Irving (@BenIrvo) February 15, 2019

しかしながら、サポート運が及ぼす効果はどれほどのものかといった詳細は不明でした。そこでRedditユーザーのMrSiippyfist氏がミニボスのアーシックスを対象に、サポート運が0、100未満、100以上の状態で100体ずつ倒した結果を投稿しました。そのスレッドにテクニカルデザインディレクターのBrenon Holmes氏がサポート運の仕組みについてデータを添えて解説しています。

サポート運の恩恵は190以上が最高

サポート運は一定のしきい値ごとに効果が高まっていく方式で計算されています。各しきい値は以下の通り。

0-100 / 101-109 / 110-119 / 120-129 / 130-139 / 140-149 / 150-159 / 160-169 / 170-179 / 180-189 / 190+

サポート運は190までは効果が上がっていき、それ以降は190だろうと300だろうと効果は同じになります。

筆者やフレンドたちは先行プレイのかなり早い段階からサポート運の効果を把握しており、200%を超えると効果を実感しやすくなるという経験則がありましたが、あながち間違いではなかったようです。

ドロップ率とレアリティへの影響

サポート運がルートのドロップ率とレアリティにどのような効果を及ぼすかも説明されています。

ドロップ率の計算式にサポート運の補正が加わる（敵の種類など、途方もなく様々な要素が値に影響を及ぼす）
レアリティも計算式サポート運の補正が加わるが、最終的な変更値（難易度、サポート運と倒した敵の強さに基づいたもの）は、その時のレベルで入手できる最高のレアリティの物にのみ適用される（マスターワーク/レジェンダリーが入手可能なレベルならそれに適用）
- もしレベル30なら（マスターワークとレジェンダリーが入手できるレベル）マスターワークとレジェンダリーの入手確率がアップする

レアリティの説明について補足すると、レベルに合わせて入手できるレアリティの上限がコモン、アンコモン、レア、エピック、マスターワーク/レジェンダリーの順番に上がっていきます。つまり、レベルが低くてまだマスターワーク/レジェンダリーが手に入らない時はその時に入手できる最高のレアリティのもののドロップ率が上がりますが、それより低いレアリティには影響を及ばさなくなります。

その他のゲーム内の仕様

サポート運はグループで共有されない
ドロップ品は戦闘に参加していなくても近くにいれば入手できる。近くといっても半径は広大
回収ボーナスはエンバーやキメラ化合物などの採取系の取得数に影響する。なお宝箱や採取物からエンバーが出る確率とサポート運は無関係
補給ドロップは回復と弾薬のドロップ率にのみ影響
ギアのクールダウンはしきい値ではなくそのまま計算される

以上がBrenon Holmes氏が解説してくれたサポート運の仕様でした。190%以上は付ける意味がないということが判明したので、ファーミング用装備はサポート運が190、残りはボーナス回収にふるのが今後の主流になっていくのかもしれません。

*追記: Holmes氏が新たな情報を公開し、ジャベリンはデフォルトでサポート運が100%あるとのこと。つまり、装備品のサポート運はたった90%足しただけで効果の上限に達します。

そもそもサポート運は必要か？

ここからはは筆者の個人的な意見ですが、そもそもハクスラ系やルーターシューター系にドロップに直接関わってくる要素を持つ装備は他の装備の価値を曇らせてしまうと感じています。ライバル作品の『ディビジョン』ではサポート運と似た特性の「スカベンジング」がありましたが、人気を取り戻したアップデート1.4で廃止されてコミュニティからは好意をもって受け入れられた歴史があります。

上記の情報が開示されたスレッドではサポート運は不要という意見もあり、Holmes氏は「その意見を否定はしません。これからもっと話し合っていきたい事項だと思います。システム担当者たちにも必ず伝えます」とコメント。いっそのことサポート運は削除してその分をグランドマスターの難易度ドロップ補正に乗せてしまえば、現在挑む価値がまるでないグランドマスター2や3にも意味が生まれるのではないでしょうか。

『Anthem (アンセム)』の発売日は2019年2月22日で、対応機種はPlayStation 4/Xbox One/PC。

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Source: Reddit