オーバーウォッチ：攻守に長けた強力な新ヒーロー「バティスト」は3月20日正式デビュー

03/14/201912/16/2023

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Blizzard Entertainmentは、『Overwatch（オーバーウォッチ）』の30番目となる新サポートヒーロー「バティスト」を日本時間3月20日に正式実装となることを発表しました。現在はPCのPTR（パブリックテスト環境）で使用することができます。

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バティストの概要

ヒーラーとしての役割はもちろん、特に「イモータリティ・フィールド（後述）」の対処が浸透していない実装初期は猛烈な殲滅力を見せていました。アルティメットも強力で、うまく使えばラインハルトの「ファイア・ストライク」などで3〜4連キルも夢ではありません。

アビリティ

バイオティック・ランチャー

武器はダメージに優れたミドルレンジの「メディックSMG」。3点バーストのバイオティック・ランチャーで、性能をフルに発揮するには、精度と反動のコントロールが求められる。また、着弾点周囲の味方を回復する弾を射出する回復デバイスとしても機能する（ヒール・グレネード）。このヒール・グレネードでは自分自身は回復できない。

リジェネ・バースト

強力な再生バーストを発動し、自分と周囲の味方のライフを継続的に徐々に回復する。「バティスト」のメインとなるアビリティ。
オーバーウォッチ：新ヒーロー「バティスト」詳細、弾丸ダメージを増加させるULTを持ち、メインヒーラーとして活躍可能

イモータリティ・フィールド

デバイスを射出し、地面に接着すると大きなフィールドを展開する。このフィールド内の味方はヘルスが一定の割合から減少しなくなる。ただし中心にあるデバイスを破壊されると停止。ここ一番の踏ん張りや奇襲にも使えそうです。

エグゾブーツ

しゃがんで力をためることで、より高くジャンプする。メーターのたまり具合でジャンプの高さを調整できる。ヒール・グレネードでの回復や撤退にも活用でき、あまり使う機会がないしゃがみキーを頻繁に使うことができそうです。
オーバーウォッチ：新ヒーロー「バティスト」詳細、弾丸ダメージを増加させるULTを持ち、メインヒーラーとして活躍可能

アルティメット

アンプリフィケーション・マトリックス

マトリックスを展開し、そこを通過した味方の弾のダメージおよび回復効果を倍増させる。メイのアイス・ウォールのような専用の展開用UIが表示されるので、できるだけ多くの味方がマトリックスを介して多くの敵を攻撃できる箇所に置くと効果的。

オーバーウォッチ：新ヒーロー「バティスト」詳細、弾丸ダメージを増加させるULTを持ち、メインヒーラーとして活躍可能

Blizzard Entertainmentのジェフ氏によると、オリーサのULTやマーシーの攻撃力強化、アナのナノ・ブーストとも効果が重複するようなので、併用すれば敵を一瞬で殲滅することもできそうです。また、ジェフ氏は「バティスト」がメインヒーラーとして活躍できるとしています。

開発アップデート | バティストの紹介 | オーバーウォッチ

バティストのストーリー

ジャン＝バティスト・オーギュスタン, 年齢：36歳
職業：コンバット・メディック
活動拠点：ハイチ、トルトゥーガ（当時）
所属：元・カリブ海連合、元・タロン

「俺が死なせるものか」

かつてタロンに所属していたコンバット・メディックのバティストは、戦争で被害を受けた人々のためにその力を振るう。

3,000万人もの孤児を生んだオムニック・クライシス――ジャン＝バティスト・オーギュスタンもその1人だった。決して豊かとはいえない厳しい環境で育ったバティストは、生きていくための手段として軍隊に所属する。クライシス後に結成された対抗組織、カリブ海連合が彼の新たな家となり、人々を助けたいという強い意思から、連合の精鋭特殊部隊所属のコンバット・メディックとなった。

軍役を終えたバティストは、自分の能力を活かせる仕事が見つからず苦労していたが、やがて限られた選択肢の中から、戦後の混乱を利用して利益を得る数多くの組織のひとつ、傭兵部隊のタロンに加わる道を選んだ。

そこでバティストは初めて、豊かな暮らしというものを味わった。タロンの仕事は容易なうえ報酬も良く、彼は故郷で診療所を開くための貯蓄を始めることもできた。ところが、部隊に課される指令は徐々にエスカレートしていき、任務のなかには暗殺や市民の犠牲を伴うものが増えていった。部隊の行動に疑問を持ったバティストはそこであることに気づいた――故郷の破壊を招いた暴力の連鎖に、彼自身が加担していることに…自らの行いを悔いたバティストはタロンを離れ、新たな道に進もうと決意する。

だがタロンはそれを見過ごしはしなかった。バティストは知り過ぎていたのだ。彼を粛清するべく、タロンは数々の刺客を送り込み、そのなかにはかつての仲間たちもいた。バティストは身を潜めるために各地を転々としながら、世界中で人道援助活動に参加するようになった。彼の居場所を突き止めた数少ない刺客たちは皆、その後ぴたりと消息を絶っている。

より良い世界を目指すバティストは、助けを求める人々に手を差し出し、彼らを害す者には制裁を下す。過去の行いを消すことはできない。重要なのは今何をするかだ――彼はそう理解している。

オリジン・ストーリー：バティスト | オーバーウォッチ