ユービーアイソフトの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』は、日本時間12月4日ごろから今年最後のシーズン「オペレーション シフティングタイド」を開始しました。
しかしまだ数日しか経っていない日本時間12月6日午前0時ごろ、テストサーバーにおいて「テキストチャットを廃止する」旨のアップデートが施されました。
突然のテキストチャット廃止
本来テキストチャットは、マイクを使わないプレイヤーや敵チームに対してコミュニケーションを図るために設けられた機能でした。しかしRedditのTTSサブレでも報告されている通り、「非常に高い比率で悪用されていた」そうです。テキストチャットを使った害悪行動についてはこのゲームのリリース当時から注意が向けられていたようで、これまでも以下のような対策が講じられてきました。
- 2016年秋頃:テキストチャット全体のオン・オフ切り替え機能を実装
- 2018年4月:チャットフィルターを実装。差別的な言葉などを書き込むとオートBANの対象になり得る仕様に
- 2018年9月:「オペレーション グリムスカイ」のスタートと同時に、プレイヤーを個別にミュートできる機能を実装
- 2018年12月:チャットフィルターをアップデート。どの単語が問題となったのか、プレイヤーが確認できる仕様に
しかしゲームを健全なものにしようというユービーアイの努力はすべて徒労に終わったのか、今回は敗北宣言にも等しい唐突なテキストチャット廃止テストでした。
突然のテキストチャット復活
ところがそれから約8時間が経った日本時間午前8時頃、今度は突然の「廃止するのを廃止する」宣言がなされ、テキストチャットは復活しました。
「本日行ったテストサーバへのアップデートでは、害悪行動対策の一環としてクロスチャット・テキスト機能を撤去しました。その後チーム内で議論し、さらにいただいたフィードバックに基づいて、将来のアップデートでテキストチャットのオン・オフ切り替え機能を実装する方向で固まりました。つまり、1.テストサーバーでは再びテキストチャットが使えます。2.現行サーバーでも同様にテキストチャットを利用可能なままとします」
今回のアップデートの背景にどんな事情があったのかは、プレイヤー側には知る由もありません。一方で、ユービーアイの開発スタッフがその気になれば、今回のような柔軟なアップデートとその撤回が可能であることも判明しました。今後もゲーム内で賛否両論ある部分については、テストサーバーに投入することでコミュニティに議論の機会を提供してくれることへの期待がもてるでしょう。皆さんの意見は?
『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
[wpap service="with" type="detail" id="B08512CDDS" title="レインボーシックス シージ YEAR5デラックスエディション - PS4"]
Source: Reddit
コメント
コメント一覧 (13件)
定型文作ってps4でも使えるようにしてくれ〜