最近になってUbisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』を始めたという方に向けてお届けするEAA!!の「初心者講座」。今回はサブガジェットのクレイモアについて、その仕様や、敵を引っかける可能性を高めるポイントを紹介します。
対人地雷クレイモア
Y5S2時点では以下のオペレーターがサブガジェットに「クレイモア」を持っています。
- Thatcher(サッチャー)
- Thermite(テルミット)
- Twitch(トゥイッチ)
- IQ(アイキュー)
- Buck(バック)
- Capitao(カピタオ)
- Jackal(ジャッカル)
- Zofia(ゾフィア)
- Lion(ライオン)
- Maverick(マーヴェリック)
- Amaru(アマル)
- Kali(カーリー)
クレイモアは基本的に、自分たちの背後を狙ってくる敵の動きを制限するためのガジェットです。防衛側の罠系オペレーターと同様、引っかかるかどうかは敵のミスに期待しなければならない部分もあるので、効果はケースバイケースになりがちです。
それでも、このクレイモアについて深く理解することで、たとえクレイモアに気付かれても敵の時間を削るように仕向けることができます。確定でキルや負傷が狙えるこの対人地雷を存分に活用しましょう。
今回もテキストだけでは理解できない部分は、同じテーマを扱った動画で補完しています。こちらも合わせてご覧ください。
クレイモアの仕様
クレイモアからは3メートルの赤いセンサーが3本出ています。
まず重要なポイントは、3本のセンサーの範囲内に正面から踏み込んだ場合でも、左右の一本にわずかに触れた場合でも、受けるダメージは同じという点です。
そこで、曲がり角にクレイモアを置くときは、3本のセンサーのうち2本を壁にぶつけるようにしてみましょう。こうすると敵に気付かれにくくなります。たとえ気付かれても角度がついているので、普通に置くよりもやや壊しにくくなります。
爆発ダメージ
クレイモアの爆発ダメージはアーマー値と距離によって異なり、具体的には以下の表のようになっています。
ほとんどのオペレーターは確定キルできますが、アーマー3のオペレーターだけは(体力が100であれば)キルではなく負傷状態になるという点を覚えておきましょう。
もちろんアーマー1やアーマー2のオペレーターも、Rook(ルーク)の「アーマープレート」を着ていれば負傷で済みます。
アーマープレート
オペレーターの体力はすべて100と表示されていますが、実際には追加で20ダメージ分の余力があります。敵から受けたダメージが100以上119未満だった場合、そのオペレーターは「キル」ではなく「負傷」状態になります。
Rookの「アーマープレート」は、装着したオペレーターに「ダメージ軽減(約20%)」と「確定負傷」の効果を与えるガジェットです。たとえばクレイモアにひっかかって一度に120以上のダメージを受けても、アーマープレートを着ていれば負傷状態で済み、味方に蘇生してもらえるチャンスが残ります。
ただしヘッドショットによる確定キルや、近接攻撃による確定キルはアーマープレートでも防げない点も合わせて覚えておいてください。
爆発の範囲についての補足
クレイモアの扇状の範囲内で発生するダメージは上に掲載した通りですが、他にも半径1メートルほどの範囲内にも爆発ダメージが生じます。たとえば敵が正面からクレイモアを起爆させ、そのときたまたま自分がクレイモアのすぐ後ろにいた場合は、自分も爆発ダメージを受けてしまいます。
起き得る状況としては「クレイモアをドローン穴にセットした直後」など限定的ですが、一応覚えておきたい知識です。
クレイモアの置き場所
クレイモアには主に「敵の遊撃を捕らえる」、「敵の飛び出しを捕らえる」という2つの使い方があります。
敵の遊撃を捕らえる
防衛側の遊撃オペレーターは、現地に押し寄せてきた攻撃側へのカウンターとして、マップを大回りして攻撃側の背後を狙おうとします。
こうした遊撃を封じるためのクレイモアは、階段に置いておくのが無難です。遊撃プレイヤーは、攻撃側が1階を攻めているなら2階を通って、2階を攻めているなら1階を通って背後に回ろうとするケースが多いため、どんなルートを通るにせよいずれかの階段を使うことになるからです。
階段でも、センサーが一本だけ出るように設置することで、たとえ気付かれても壊すのに時間を消費させることができます。
一本線だけが見えるようにするクレイモアの置き方でも十分ですが、踊り場がある階段なら他の工夫もできます。
画像のように3本の線すべてが階段の段差にあたるように置いてみましょう。遊撃側は階段の踊り場を通る際は頭上も警戒しなければならないので、足元のクレイモアが視界に入りにくくなります。
カフェの赤階段など、ちょうど床面とセンサーが同じ色になっているような場所では特にクレイモアの視認性が下がり、効果的です。
敵の飛び出しを捕らえる
建物の外に飛び出してくる敵に対しては、窓の下や出入り口のところにクレイモアを設置することで対処できます。
マップによっては定番の飛び出しポジションがある程度決まっているので、典型的なものを以下に紹介します。
どんな場所であれ、遊撃側が意識している視線の方向を考えて、その反対側にクレイモアを設置すると良いでしょう。
クレイモアの小技
他にも、クレイモアを使ったさまざまな小技を紹介します。
ドローン穴に差し込む
使える場所は限定的ですが、ドローンが通れる小さな穴にはクレイモアのセンサーも通せます。通りかかった敵を簡単にキルできる上、敵はいちいち伏せなければクレイモアを破壊できません。
壁に殴って穴を開ける
破壊可能な壁に向かってクレイモアを設置し、一本のセンサーだけが通るように壁を殴って穴を開けます。同じ要領で、Maverick(マーベリック)の「ブリーチングトーチ」を使えば補強壁にセンサーを一本通るようにもできます。
Maverickはフラググレネードを持っているため敢えてクレイモアを持たせる必要性は低いですが、チームにフラグ持ちが他にも複数いたり、作戦に変化をつけたい場合などに覚えておきましょう。
ガジェットでセンサーを塞ぐ
防衛側は、銃で破壊したりインパクトグレネードで爆破することでクレイモアそのものを排除できますが、他にもクレイモアをやりすごす方法があります。
たとえばクレイモアのセンサーはEla(エラ)の「ギズモットマイン」など防衛側の投擲ガジェットで遮断できます。実戦で使うことはほぼないかもしれませんが、センサーを遮断する方法があること自体は覚えておきたいところです。
いかに敵の心理を読めるか
クレイモアを含めた罠系ガジェットは、フリーキルを狙うよりは、相手がクレイモアに気付いても壊しにくい角度で設置して時間稼ぎを試みる方が効果を計算しやすいでしょう。
また、遊撃プレイヤーをうまく罠にかけるには、自分自身が遊撃プレイヤーとなって練習し、その考え方や視線の動きを理解しておく必要もあります。
クレイモアは「置くだけ」のようで、研究の余地が大きなガジェットでもあります。自分が防衛側ならどんな場所に置かれるのが嫌かを考えながら、これまでにない新しい設置法を考案してみましょう。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
コメント
コメント一覧 (3件)
ラグパワーかわからないけどドローン穴クレイモアでノーダメージだった時があった気がする、自分は見ただけだからなんかしたのかはわからないけど
遮蔽物があれば、クレイモアの線に一瞬触れてすぐに離れると爆発躱せるよ
クレイモアで倒せたときの喜びはひとしお
最近は実装時より破壊されたときの音が小さいから適当において対裏取りセンサー!というわけにいかないから置き方工夫しないとね