Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン1「オペレーション・クリムゾンハイスト」が進行中。国内競技シーン最大規模の「Rainbow Six Japan League 2021」(RJL2021)では28日、第3節DAY2「NORTHEPTION vs Crest Gaming Lst」と「FAV gaming vs EVA:e」の2試合がオフライン会場にて行われました。
NORTHEPTION vs Crest Gaming Lst
第1マップ:オレゴン(NORTHEPTIONピック)
計6マップに渡る激戦が繰り広げられたDAY1の2試合に続き、28日のDAY2でも4チームによる2試合が行われました。
NORTHEPTION対Crest Gaming Lst。試合開始からまずはオフラインの空気感で負けないよう、NORTHEPTIONはWendyzera選手を中心に積極的に声出しをして士気を高めます。対するCrest側は見た目は静かながら、地下からの進行でキッチンを攻略してしまうなど大胆な作戦でそれに応じます。序盤はお互いに探り合い、3-3のイーブンで攻防を交代します。
防衛に回ってからのCrestは、地下と2階でのガンファイトをそれぞれ凌ぎ、ラウンドスコア5-3とタイトな局面を抜け出してリードに成功します。一方NORTHEPTIONも、SpeakEqsy選手が味方のフラググレネードと一緒に飛び込むアイデアが刺さり5-5へ。Crestはタイムアウトを挟むも、お互い譲らず6-6でオーバータイムへ突入します。
Crest Gamingは最後の地下攻めをWh1skey選手のラストキルで成功させ、8-6でNORTHEPTIONのピックした第1マップ「オレゴン」を取得しました。
第2マップ:クラブハウス(Crest Gaming Lstピック)
相手のピックマップを制したCrestは、今度はクラブハウスでNORTHEPTIONを逆襲を阻みます。
Crestは防衛から始まり、NORTHEPTIONが勢いをつけて取りたい局面でも、RABBIT選手の前がかりのブラックミラーを軸にした作戦が機能します。Thatcher(サッチャー)とMaverick(マーヴェリック)BANの環境を活かして4-0のリードに成功すると、さらにNORTHEPTIONのプッシュに対応して5-1で攻防を交代します。
Crestはそのまま5-2、6-2と先にマッチポイントに到達します。詰められたNORTHEPTIONはタイムアウトを実施。ここから試合が大きく変化していきます。
NORTHEPTIONは的確な修正ができたのか、今度は防衛を4ラウンド連取して6-6へと追いつくことに成功。試合は2マップ連続でオーバータイムへと突入すると、そのまま7-7とフルラウンドに。この大激戦の中でNORTHEPTIONは、情報収集の過程を省きつつ、独特の勢いのあるラッシュが機能して地下拠点を制圧。ついに8-7でCrestの用意したクラブハウスを制しました。
ディサイダー:ヴィラ
二度のオーバータイムを経て決戦はいよいよ「ヴィラ」へ。防衛から入ったNORTHEPTIONはSpeakEqsy選手がショットガンを駆使して対面で圧倒。乱戦になった場面でも確実にカバーを成功させていったことで、気付いてみれば5-1という大差で防衛を終えていました。
攻撃に転じてからは、やはりSpeakEqsy選手の突破力を活かして1ラウンドを取り、早々に6-1とマッチポイントを迎えます。しかし今回はCrestがその後3ラウンド連続で防衛に成功して6-4まで迫り、クラブハウスと逆の状況が発生してしまいます。第3マップは一転して複雑な展開となり、NORTHEPTIONにタイムアウトを強要します。
そして迎えた最終ラウンド。再びAsh(アッシュ)をピックしたSpeakEqsy選手がN階攻略に成功すると、その後は落ち着いて着実なステップを踏みCrestの逆転を許さず、最終スコア7-4でこの試合をしめくくりました。
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