Respawn Entertainment(リスポーンエンターテインメント)は1月10日、『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の最新アップデートをリリース。
更新内容は前日のパッチノートで公開されていたが、ノートに記載の無かった「キルカメラ」機能がミックステープ・プレイリストに突然実装。FFイベントにやって来たプレイヤーたちが驚きの声を上げている。
『APEX』にキルカメラが実装
日本時間1月10日より、『エーペックスレジェンズ』ではスクウェア・エニックスが手がける『FINAL FANTASY 7 REBIRTH(ファイナルファンタジー7 リバース)』とのコラボイベントを開催中(詳細記事)。アップデートに先がけてパッチノートも公開され、ここではR99やCARの弱体化などに注目が集まった。
しかしイベントスタート後、パッチノートに記載が無かった「キルカメラ」が発見され、注目を集めている。
キルカメラとは、「自分をキルした敵のカメラ映像」のこと。敵の視点で数秒間の映像を流すという、大抵のFPSには実装されている機能だ。
どのような流れで自分が倒されたのかが確認できるので、長距離から撃たれた際や、想定外の場所に隠れていた敵の存在を知るのに役立つ。
ちなみに以前は、「チートっぽい」として追加予定はないとされていた。
「みんな欲しがってたよね」
キルカメラこと「キル・リプレイ」が実装されたのは、ミックステープ・プレイリストでプレイできる「チームデスマッチ」、「ガンゲーム」、「コントロール」。自動リスポーンが可能な各モードだ。
キルカメラの実装に、Redditなどのコミュニティではプレイヤーたちが驚きの声をあげている。
- 「みんなめちゃくちゃ欲しがってたよね。みんながこれを嫌いにならないことを祈るよ。とある理由で」
- 「『なんてこった、こいつチーターじゃないのかよ』、『ワーオ、俺はほとんど動いてないし、エイムもトロすぎじゃん』みたいなのが見られるわけだな(笑)」
- 「勘弁してくれよ!自分がガチ勢のレイスにぶっ潰されるところを、2回連続で見られるってことかよ」
敵の視点で自分のちょっとまずいプレイを見ると、実際ショッキングに感じることもあるだろう。エーペックス以外にFPSをやっていないプレイヤーには新鮮な体験になりそうだ。
バトロワでも導入されるか
なお、メインコンテンツであるバトロワには、現時点でキルカメラは導入されていない。
『エーペックスレジェンズ』にキルカメラが無い理由については、過去に開発者から説明されていた(詳細記事)。要点のみ抜粋すると、以下の事情がある。
- カメラの情報がチートっぽい(敵チームのメンバーの位置が見えてしまうケースが想定される)
- 対戦終了時キルカメラについては、サーバーのメモリを消費する
- 対戦勝利後、何が起こったのかを知る必要があるのは稀だと思うので、優先度は高くない
一方で、同じバトロワジャンルの人気タイトルである『コール オブ デューティ ウォーゾーン』には、キルカメラが実装されている。もちろんチームメイトの位置が映ることもあるが、全チーム同様であるためか、問題視はされていないようだ。
キルカメラにはチーターが一発で分かるというメリットもある。自分のプレイを客観視して学びの機会にしつつ、もしチーターを発見したら遠慮無く通報しておこう。「ミックステープでテストした後、バトロワでキルカメラ導入」という流れに期待したい。
Source: In-game, Reddit
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