『レインボーシックス シージ』新オペレーターDeimos解説:敵と情報を強制トレード! ヘイトを煽ってかき乱す極悪ハンター

『レインボーシックス シージ』新オペレーターDeimos解説:敵と情報を強制トレード! ヘイトを煽ってかき乱す極悪ハンター
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Ubisoft(ユービーアイソフト)は『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の次回大型アップデート、イヤー9シーズン1(Y9S1)「オペレーション・デッドリーオーメン」の全情報を公開。

この記事では新コンテンツのうち、新オペレーターDeimos(デイモス)を解説。Deimosは自分の位置情報を差し出す代わりに、防衛オペレーターの位置情報を暴くというユニークなガジェットを駆使する。

CONTENTS

『R6S』Y9S1新オペレーターDeimos

お互いの位置情報を強制トレード!新攻撃オペレーター”デイモス(DEIMOS)” 徹底解説 | レインボーシックス シージ Y9S1 オペレーション・デッドリーオーメン
『レインボーシックス シージ』新オペレーターDeimos解説:敵と情報を強制トレード! ヘイトを煽ってかき乱す極悪ハンター
Deimosがプレイアブル化

元レインボーのオペレーターであり、傭兵組織ケレス・リージョンを率いる仮面の男Deimos(デイモス)が、イヤー9シーズン1でついにプレイアブル化。

彼は攻撃オペレーターであり、固有ガジェットとして小型探査機「DEATHMARK(デスマーク)トラッカー」を所持。レインボーにとっては宿敵だが、攻撃ラウンドで勝てずに困っているプレイヤーたちの救世主になってくれるかもしれない。

Deimosのロードアウト

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新武器「.44ヴェンデタ」。2発キル+ほぼ無反動+スコープつきの壊れ性能(TS時点)
  • 専門分野:インテル、マップコントロール
  • 難易度:2
  • スピード:2
  • 体力:2
  • メイン武器:
    • AK-74M(アサルトライフル)
    • M590A1(ショットガン)
  • サブ武器:
    • .44ヴェンデタ
  • サブガジェット:
    • フラググレネード
    • ハードブリーチングチャージ

注目はサブ武器。Deimosが開発したカスタム・シックスシューター「.44ヴェンデタ」。6発装填のスコープつきリボルバーで、ベースダメージは78。20メートル以降は減衰して46ダメージ。

後述の通り、固有ガジェット起動中はこの.44ヴェンデタを装備して戦うことになる。一見すると制約のようだが、実は大したデメリットではない高性能な武器だ。

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.44ヴェンデタの腰だめ撃ち反動パターン(60発分、10m)。腰撃ちで連射してもブルズアイの中にほとんど収まる
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.44マグセミオートの腰だめ撃ち反動パターン(70発分、10m)。半分くらいブルズアイの外に飛んでいったので、少なく見える

似た武器であるNomad(ノーマッド)らの.44マグセミオートと交互に撃ち分けてみると、その強さが分かりやすい。反動は驚くほど小さく、1発撃ってから銃口が中心に戻るスピードも速い。腰だめ撃ちの拡散度も低いので近距離で乱射しても命中しやすい。

DMRのように扱える武器なので、メイン武器はショットガンにして、遠距離はこの.44ヴェンデタで戦うのもアリだろう。

固有ガジェット:DEATHMARKトラッカー

Deimosの固有ガジェットは、これまで『レインボーシックス シージ』に登場してきたガジェットの中でも特に過激。「Deimosの位置を敵に教える代わりに、防衛側オペレーター最大3名の位置情報を追跡する」という、いわば情報のトレード能力を持っている。トレードと言いつつ決めるのはDeimosであり、強制なので、Deimosの方が基本的に有利だ。

『レインボーシックス シージ』新オペレーターDeimos解説:敵と情報を強制トレード! ヘイトを煽ってかき乱す極悪ハンター
手の平サイズのヘリ型ドローンを呼び出し、ターゲットをマーク

Deimosの「DEATHMARKトラッカー」はおもちゃのヘリコプターのような手の平サイズのガジェット。ドローン系の一種だがカメラで操作する必要が無く、自律飛行する。

Deimosがこれを起動すると、発見済みの防衛オペレーター1名をターゲットにし、その位置を自動的に特定。専用のリアルタイムピンで15秒間追跡し続ける。しかし同時に、ターゲットにされたプレイヤーの画面にもDeimosの位置がピンで表示され続ける。Deimosの方のピンは、更新頻度は高いがリアルタイムではない。

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起動すると、ターゲットにリアルタイムでピンがつき続ける(Deimosの画面のみ)
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ターゲットにされたプレイヤーにも、Deimosの位置が見える
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防衛側は、誰がターゲットになっているのかを確認できる

どこからでも、指定した防衛オペレーターの居場所を確認できるのは大きな魅力。この効果は途中でキャンセルもできる。もし相手の情報がもう十分つかめたり、逆にDeimosが自分のピンのせいで危険な状況に陥ったときは、ピンを消せばいい。

(実用的ではないが)Deimosとターゲットとで、互いのピンを追いかけて1v1の決闘を演じるのもロマンがある。このハンターのような立ち回りが本来のコンセプトと思われる。

  • 「DEATHMARKトラッカー」使用方法
    • アクションフェーズ開始時は使用不可。20秒ごとに1回ずつチャージ。最大3回まで起動可能
    • ガジェットの切り替えキー(デフォルトはB)を使って、防衛オペレーター1名を選択
    • 「?」のアイコンになっている防衛オペレーターは指定できない。事前にカメラスキャンなどで特定しておく必要がある
    • 起動すると15秒間継続。Deimosの武器が.44ヴェンデタに切り替わる
    • お互いの距離に関係なく、ターゲットの位置に専用のピンをリアルタイム表示し続ける。
    • ターゲットの画面には、Deimosに更新頻度の高いピンが表示され続ける
    • このピンは、Deimosとターゲットの画面にしか映らない。ただし他の防衛オペレーターたちには、誰がDeimosのターゲットになっているかがアイコンで表示される
    • 同じ相手に3回起動することも可能
    • 同時に3人分起動させることは不可能。1回の効果が切れてから次の起動が可能になる
    • 途中でキャンセルも可能。キャンセルするとDeimosとターゲットのピンが両方消える

専用のピンアイコンは、Deimosとターゲットの画面にだけ表示され、それぞれのチームメイトには共有されない。味方に協力して欲しい場合はボイスチャットなどを使おう。

Mute、Vigil、Tubaraoで対抗可能

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MuteやVigilで対抗可能。Tubaraoも、凍結効果で強引に停止させられる

ターゲットにされたオペレーターの画面には「DEATHMARKトラッカー」本体が表示される。これはGrim(グリム)のビーボットと同じで衝突判定がなく、撃っても破壊できない。

対策として防衛側は、Mute(ミュート)のシグナルディスラプター、Vigil(ヴィジル)のレンダリングクローク、Tubarao(トゥバラオ)のZotoキャニスターで、ターゲット状態を停止できる。

ただしこれらは効果を終了させるわけではない。たとえばディスラプターの範囲に出てしまうと、効果時間が切れるまでは再びターゲットにされ続ける。

遊撃対策? アンカー探し?

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遊撃対策ならこの2人でもできるが、サブガジェットが異なるので使い分けが可能

「DEATHMARKトラッカー」はどんな用途で使えるだろうか。防衛側の遊撃やハイドを阻止するならJackal(ジャッカル)やDokkaebi(トッケビ)でもできる。しかしDeimosの場合、得られる敵の位置情報は他の2人よりもはるかに正確である点に強みがある。

また、Jackalとは異なり、Echo(エコー)やMaestro(マエストロ)など、大抵は遊撃に出ない現地守りのオペレーターの居場所も特定できる。他にもSolis(ソリス)や、ニトロ突き上げを狙っていそうな防衛オペレーターをターゲットにしたりと、ラウンド終盤の駆け引きで役立つだろう。

サブガジェットを理由に選択するのもアリ。Deimosはフラググレネードとハードブリーチングチャージにアクセスできる。JackalやDokkaebiと柔軟に使い分けたり、同時運用も考えられる。

強烈な「ヘイト煽り」オペレーターか

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「Deimosが来るぞ!」と防衛側の意識を一方向に寄せてみたい

「Deimosの位置を敵に(わざと)教えられる」という唯一無二の特性を、攻撃側の作戦に活用したい。情報をトレードすると言っても、互いの情報の価値が常に同じとは限らないからだ。むしろ、DEATHMARKトラッカーの使いどころ、使う相手はDeimosに決定権があるので、攻撃側だけが得をするような情報交換もできるはず。

防衛側の立場で考えてみると、攻撃側が決めたタイミングでDeimosの位置を教えられても嬉しくはない。むしろ罠だと思った方が賢明だ。しかし、こちらの位置情報も知られてしまった以上、嫌でも対応をしなければならない。

Deimosのピンがどんどん近づいて来るなら、チームメイトにカバーを求めたい。単独行動と見せかけて向こうは2人いるかもしれない。しかしDeimosにばかり注意を奪われていると、別方向への警戒がすっかり薄れてしまう恐れがある。他の攻撃オペレーターたちはこの時、どこで何をやっているのだろうか。

つまりDeimosが自分自身にピンを立てることで、強烈なヘイト煽り効果が期待できる。ハンターを演じて防衛チームの意識を引きつけ、リアクションを強制してラウンドをかき乱せるのは、まさに悪役にふさわしい大胆な能力だ。

2月26日よりテストサーバー開放

『レインボーシックス シージ』新オペレーターDeimos解説:敵と情報を強制トレード! ヘイトを煽ってかき乱す極悪ハンター
オペレーターメニューも(さらに)変更。役割別のフィルター機能がついた

Deimosを使った新しい作戦は思い浮かんだだろうか。新コンテンツをいちはやく試してみたいという方に向け、現地時間2月26日からはPC版テストサーバーがスタート。日本時間では26日深夜から27日未明の時間帯と思われる。

新コンテンツの他にも、例によってプレゼンでは発表されなかった細かな変化が見つかるかもしれない。テストサーバーに参加し、開発者にデータやフィードバックを送ってみよう。

  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
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Source: Press Release

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • サブHGで一発で壁をぶち抜けるのは二発以降の減衰を防げて強いだけかと思ったけど
    視界が通るから相手の反撃チャンスにもなるんだな

  • パーティで使った時のインパクトがクソでかいな
    ドローン回しでエントリー補助からのウォールハックは中々きつい
    サブガジェもサポートにピッタリだし

    リボルバーはストーリー的にもバランス的にもアイアンサイトにしろよと思うが

  • 能力はある程度しっかり強いけど、イヤー最初のオペレーターにしては"デイモスである事"以外のインパクトが薄くて正直期待はずれだな
    ソロで使うと「俺全部一人で解決できます」って強者以外地雷だしパーティで使うと理不尽位置把握オペでしかないし何処で出ても結局使ってる側使われてる側共に面白くはなさそう

  • 特徴的なリボルバーの形状でミスディレクションさせられた
    ゴースト部隊、具体的に言えばウォーカーが出てくると思ったが元レインボーは最初から示唆されてたな

    PvPゲーの都合で外せないだけでリボルバーに倍率サイトなんざ無粋な物を絶対付けないタイプでしょ彼

  • 今までのムービーでリボルバー(ハリー殺し)やヘリコプター(タワー襲撃)が出てたのはデイモスの能力の伏線だったんだな

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