本日2024年6月9日、Riot Games(ライアットゲームズ)は無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』に実装予定の新規マップ「アビス」を発表。同日に実施されたVALORANT Champions Tour「Masters Shanghai」では、アビスを用いたショーマッチも実施された。
秘密の聖域 // アビス マップ紹介トレーラー - VALORANT
本日発表された新規マップ「アビス」は、スタンダードな3レーン2サイト構成。しかし初の「境界のないマップ」と紹介されているアビスは、独自の特徴として「落下がデスに直結するポイント」がマップ上に複数設定されている。
そのため、落下デスへの注意は当然として「跳ね返りを利用した定点」や「オブジェクトとの接触で起動するアビリティ(“リコンボルト”や“ゼロ/ポイント”など)」の使い方にも工夫が必要になってくるだろう。
しかし「境界がない事」は単なる制限でなく、壁がない事を利用してアビリティ(“テイルウィンド”や“シュラウドステップ”)による大胆なエントリーや索敵が行えるため、プレイヤーの想像力が試されるマップとなっている。
特に戦闘が激化しやすい「サイト周り」に関しても、AサイトとBサイトの両方に壁のないエリアが存在しており、被フラッシュ状態での迂闊な操作は危険。逆にノックバック(“ローリングサンダー”など)を利用してキルを狙う動きも面白そうだ。
その他、マップの特徴として「破壊可能な壁(ロータスのものと同じ性質)」の存在や、サイト周りの「高低差」が確認できた。サイト周りの高低差は、チェンバーやオーメンといった縦の機動力を持つエージェントの立ち回りに幅を持たせてくれるだろう。
「アビス」を用いたショーマッチは、パッチ8.11が適用された状態で実施されており、弱体化されたレイズや強化されたネオンなどの様子も確認できた。残念ながらアイソの姿はなかったが、新環境がどのようなものかいち早く知りたいプレイヤーには、ぜひ見てもらいたい内容となっている。
本日のMasters Shanghai Grand Finalで競技シーンは一度落ち着くことになるが「CS版のリミテッドベータ」「エージェントのパワーバランス大幅調整」「新規マップ“アビス”の実装(+ マップローテーション)」と、VALORANTの盛り上がりはまだまだ続きそうだ。
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
Source:VALORANT
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