Ubisoft(ユービーアイソフト)が手がける『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、他のオンラインタイトルと同じくチーターなどの不正行為者が長らく問題視されている。
一方で同社の新作『XDefiant(エックスディファイアント)』を含め、両タイトルで猛威を振るっていたとされるチートツールがついにBANされたとアンチチートの専門筋から報じられている。
『R6S』と『エックスディファイアント』でさらなるチート排除
Anti-Cheat Police Departmentは、オンラインゲームの闇とも言えるチートツールとそのコミュニティに密着し、その動向を報じる稀なアカウント。
6月19日のXでの投稿によると、Ubisoftが手がける『レインボーシックス シージ』と『エックスディファイアント』において、チートツール「Ring-1」の検出に成功したとのこと。リプ欄には、実際にBANされたと思われるチーターからの報告も見られる。
掲載されたスクリーンショットは、同コミュニティのDiscordでのやりとりのようだ。どちらも検出可能になったことを受けて当該ツールはテスト状態へと移行し、業者側が調査を実施中。ツールを使う場合は「自己責任で」とことわっている。
「Ring-1」は、ウォールハックやエイムボットなどの不正行為を可能にするチートツール。3年ほど前からシージで猛威を振るい、界隈では相応の認知度を誇っていたとされる。
今回の件に関連したUbisoftからの公式発表はない。しかし「Ring-1がBANされた」という話が真実であれば、ランクマッチに打ち込むプレイヤーたちにとって励みとなるだろう。
『R6S』では昨シーズン比でBAN率が60%上昇
以前からアンチチート技術を発展させ続けているシージだが、イヤー9でもさらに注力。
シーズン2の公開イベントでも、プレイヤー保護やアンチチートの取り組みをアピールした。シーズン1と比較して、不正行為者へのBAN率は60%上昇。Steam版でも、サブアカウントの作成をさらに困難にしている。
とはいえ一夜での環境正常化とはいかないだろう。新シーズン「オペレーション・ニューブラッド」では、引き続きチーター被害を訴えるクリップがXなどで投稿されており、他にも不具合の確認とその修正報告が目につく。それでもアンチチートの進化とともに、今後のさらなる改善に期待したい。
シージと同じくBattleEyeを使う『エックスディファイアント』からは、アンチチート関連の情報はまだ少ない。しかしプロデューサーのMark Rubin氏はコミュニティに対する透明性を重視している。アンチチートに関するデータも、今後共有されていくだろう。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: X
コメント
コメント一覧 (7件)
3年も前から横行してたチートを今頃になってようやく排除する段階って遅すぎだろ。こいつら一体今まで何してたんだ?
頑張ってほしいぜー
youtubeにチートツールの宣伝してる動画あるし、購入先URLも明記されてるんだけど、動画うp主は指がそれを1つ手に入れるだけでディスアセンブルかけて解析されるとか思わんのやろな。
悪いものほど有名になって認知度があがればそれだけ淘汰される危険性も大きくなるって理解しとらんのやろな
EA、Activisionと違ってやる気がある分まだ指はマシよな
banも大切やけどランク切断バグどうにかしろ
XDはコンバーターは?あれもチートなんじゃないの?
サブアカ作成阻止は良いね