Game Passが値上げでUltimateは月1,450円に 『CoD:BO6』ほか最新作目当てのユーザーに影響

Microsoftは同社のゲーミング・サブスクリプションサービス「Game Pass」各プランの価格改定を発表。日本も対象に含まれており、240円～1,122円の値上げとなる。

同時に、Xboxユーザー向けの新プラン「Xbox Game Pass Standard」を設定した。新規加入者には現地時間7月10日より、既存加入者には現地時間9月12日より、この新価格が適応される。

10月25日にリリースされるCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6（コールオブデューティ: ブラックオプス6）』をGame Passで初日プレイしたいユーザーも、今回の値上げから影響を受けることになる。

Game Passが値上げ発表、Ultimateは月額1,450円に

Microsoftは、同社のXboxゲーミング事業が展開するサブスクリプションサービス「Game Pass」各プランの価格改定を発表した。「PC Game Pass」および「Game Pass Ultimate」の月額サブスク料金、さらに「Game Pass Core」の年額サブスク料金が影響を受ける。

プラン	旧料金	新料金
PC Game Pass	850円/月	990円/月
Game Pass Ultimate	1,210円/月	1,450円/月
Game Pass Core	5,378円/年	6,500円/年
Xbox Game Pass Standard（新設）	-	約2,500円/月

Xbox Game Pass for Consoleは終了予定で、Xbox Game Pass Standardが新設される。こちらは月額14.99ドル（約2,500円）。

この新価格は、新規加入者には現地時間7月10日より適応される。既存加入者は現地時間9月12日より適応。

また、Xboxユーザーに向けて新しい「Standard」サブスクリプションを導入。こちらはファーストパーティーの新作タイトルへの初日アクセス権がついていない代わりに、バックカタログと各ゲームのマルチプレイヤー機能にアクセス可能。クラウドゲーミング機能はなし。

既に「Xbox Game Pass for Console」に加入しているユーザーは9月から最長13か月、プランを変えずにサブスクを継続できる。

『CoD:BO6』にも影響

10月25日にリリースされる『CoD:BO6』がGame Passで初日プレイ可能であることを踏まえると、今回の発表は残念なお知らせだ。値上げについては以前から噂があったが、このときの懸念が現実のものとなった。とはいえもちろん、Activision Blizzardの買収と関連があるかどうかは説明されていない。

世界的に、物やサービスの価格はここ数年上昇傾向にある。今回のGame Passの値上げもその延長上にあると解釈でき、仕方がないとも言える。将来さらなる値上げがあるかが争点になるだろう。

Game Passで『BO6』をプレイすることを検討していたプレイヤーは、改定後の価格をチェックしたうえでサブスクしよう。

Source: Microsoft