Ubisoft(ユービーアイソフト)の基本プレイ無料アリーナシューター『XDefiant(エックスディファイアント)』は、新コンテンツの追加以外にもプレイヤー保護に注力。シーズン1が始まったばかりの本作だが、リリース以来12,000ものチーターをBANしていることが発表された。
『エックスディファイアント』ではチーター12,000をBAN
オンライン対戦型ゲームではチート対策が欠かせない。放置すると真剣勝負が台無しになり、プレイヤー人口の減少にもつながりかねない。有名タイトルでは特に、アンチチートの取り組みをアピールすることがほとんど義務のようになっている。
『エックスディファイアント』も例外ではない。シーズン1でランクマッチが正式に始まったこともあり、アンチチートの重要度がいっそう高まった。そんな中で北米公式Xが、これまでのチーターBANの成果について報告している。
「皆さんと私たちの両方にとって、対戦における競技の完全性を維持することが重要です。リリース以来、12,000のチーターをBANしてきました。
仕事はこれで終わりではありません。その出現に際し、チーターの検出と対処を引き続き向上させていく予定です。私たちのADSは有効化されています」
XDプレイヤーの反応
ゲームタイトルによっては、いくら開発側がアンチチートの成果をアピールしても「まったく減ってない」と返され、コミュニティが揉めることもある。
そもそもチート対策は、チート業者とゲーム企業の間でいたちごっこのような状況になりがち。たとえ企業側が新しいアンチチートを作っても、業者側はそれを分析して回避しようとする。現時点の技術では、根絶は困難と思われる。
今回の発表を、『エックスディファイアント』のコミュニティはどう受け取っただろうか。Xのリプ欄やRedditなどから抜粋する。
- 「その調子でがんばれ。感謝する」
- 「それで12,000人の“新規プレイヤー”がやって来るんだろ」
- 「基本プレイ無料のゲームならハードウェアごとBANしないと。5分で新しいアカウントを作って戻って来るだけ」
- 「ランクで毎日チーターに会うんだが」
- 「80時間プレイしたけどあったことない」
- 「そろそろレベル140だが、自分は一度もチーターに会ったことない。みんなが何を言ってるんだか理解できん」
- 「チート使ってるやつらのことが分からないんだけど、お金を払ってチートを買って、『You Win!』とか言われても、それに何の意味があるんだ?」
- 「『Escape from Tarkov(エスケープ フロム タルコフ)』でインタビュー受けてたチーターによると、"時間の節約"なんだとさ。あとはチーターと戦うためにチートを使うとか、低質なネットコード対策とか」
- 「勝ちたいんじゃなくて、人のゲーム体験を台無しにすることを楽しんでるんだ」
- 「チートっていうのはもう新しい文化なんだよ。多数派意見になってる。もっと悪くなる一方だろう」
- 「FPSではずっと"文化"だったよ。みんなは"少数派"だと思い込まされてきただけで」
- 「いいね。ネットワーク問題とスナイパーを治したらまた戻るかも」
他のタイトルからの出身者も多いためか、やはりチート対策が簡単でないことは心得ており、もはや悟りの粋に達しているプレイヤーも。
同じUbisoftが手がける『レインボーシックス シージ』も、有料タイトルであるにも関わらずチーター報告が後を絶たない。『エックスディファイアント』は基本プレイ無料であるため、新規だけでなくチーターにもいっそう有利と思われる。今後もチート業者との長い戦いが予想される。
一方でコミュニティではシーズン開始前から、キルカメラを導入して不正なプレイヤーを通報しやすくすることが提案されている。こうした機能向上を含めた、『エックスディフアイアント』の今後に注目したい。
- タイトル:『XDefiant(エックスディファイアント)』
- 発売日:2024年5月21日
- 対象機種:PC / PS5 / Xbox Series X|S
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: X
コメント
コメント一覧 (5件)
このゲームデバイスでの振り分け切れるんじゃなかった?
俺からしたらチートも強い奴も変わらんな
どのみちボコボコ
チーターは基本PCのキーマウ環境
デバイスマッチだからチーターに会いにくいのはパッドプレイヤーだろうね
140までやって認知できんのか
蔓延ってるぞ
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