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『オーバーウォッチ2』15名のヒーロー調整:8名が体力減少でキルコンボ増加、ライフウィーバーは“自動チャージ”とプラットフォーム“自動降下”獲得

オーバーウォッチ2 シーズン12:体力減少ヒーローは「8名(ダメージ3+サポ5)」ライフウィーバーは自動チャージとプラットフォームの降下機能を獲得
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本日2024年8月21日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 で、シーズン12「ニュー・フロンティアーズ」を開幕。事前に予告されていた内容を中心に、15名のヒーローにバランス調整が行われた。

CONTENTS

OW2ヒーローのアップデート

一部ヒーローの体力減少

今回の調整方針の1つとして「高機動ヒーローの体力値減少」が予告されており、実際に8名のヒーローに体力-25の調整が行われている。調整対象となったヒーローは以下のとおり。

  • 体力減少ヒーロー(250から225に)
    • エコー
    • ハンゾー
    • ソンブラ
    • ジュノ
    • キリコ
    • マーシー
    • モイラ
    • ルシオ

D.Va(弱体化)

  • “ディフェンス・マトリックス”
    • 最大持続時間が3.5秒から3秒に減少

D.Vaは、前回のアップデートで“ディフェンス・マトリックス”の強化が行われ、環境の中心とも言えるヒーローに登り詰めた。しかし、多くの攻撃と回復を無力化できてしまう“ディフェンス・マトリックス”は、あまりに強力すぎた(対面時のストレスが大きすぎた)ため、調整前に差し戻される。

昨今の「タンクロールの全体的な強化」と残された「“マイクロ・ミサイル”の強化点」でどこまで戦えるのか、今後に注目したい。

オリーサ(強化)

  • “エネルギー・ジャベリン”
    • 直撃ダメージが60から80に増加

長らく優れたパフォーマンスを発揮できていないオリーサには“エネルギー・ジャベリン”のダメージ強化が行われる。ヒット時の追撃を前提としたアビリティであるため上昇量は控えめだが、複数ヒーローの体力減少と相まって、それなりに機能してくれるのではないだろうか。

ザリア(強化)

  • “パーティクル・キャノン”
    • サブ攻撃の最小ダメージが47から55に増加
    • サブ攻撃の最大ダメージが95から110に増加

爆発によるマルチヒットを狙う場面が多い“パーティクル・キャノン”(サブ)は、シーズン9での投射物サイズ拡大調整の恩恵を上手く受けられていないため、それを補う目的でのダメージ増加が行われる。

エコー(弱体化)

  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少

体力値減少の調整を受けたヒーローには、代わりに何らかの強化が今回の調整では行われている。しかし、昨今活躍の目立つエコーに関しては、強化は不要と判断されこの内容に。一応「“トライ・ショット”と“スティッキー・ボム”」を全弾ヒットさせることで、今回増加した225族を倒せるようになった点は環境的強化。

ハンゾー(弱体化)

  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少

エコーと同じく体力減少の弱体化のみとなっているハンゾーだが、こちらはメイン射撃の“嵐ノ弓”フルチャージヘッドショットでワンショットキル可能な225族の増加という大きな環境的強化を受けている。そのため225族に対するカウンターとしての運用に期待でき、ミラーマッチのシーンではお互いにワンショットキルが可能な緊張感のある戦いになるだろう。

ジャンクラット(バランス調整)

  • “フラグ・ランチャー”
    • 今後は弾が2回跳ね返ると、弾のサイズが半分になる
    • 跳弾後の弾速の減少をわずかに低減

“フラグ・ランチャー”が、2回の跳弾後にサイズ縮小される仕様に変更。2回跳弾させて弾を当てる難易度は上昇したものの、同時に跳弾後の弾速が減速されているので跳弾の弾道をコントロールしやすくなっている。

また、ジャンクラットも“フラグ・ランチャー”+“コンカッション・マイン”のコンボが、225族増加の恩恵(連携でキル可能なヒーローが増加)を受けている。

ソジョーン(強化)

  • “レールガン”
    • メイン攻撃の拡散を2度から1.6度に縮小
    • クリティカル・ヒットを当てるとエネルギーが10貯まる
    • エネルギーの7秒後の低下率を33から15に変更

前回の弱体化から大きくピック率が低下してしまったソジョーン。シーズン12では“レールガン”に大幅な強化が入り、再びの環境入りを目指す。特に、クリティカル・ヒット時のエネルギー獲得量の増加は、2023年1月25日のアップデートで弱体化される前の仕様となっている。

『OW2』のリリースから数カ月で弱体化された要素の復活という事で強力であることは保証されており、サブ射撃自体の決定力は据え置きではあるが、ソジョーンの「エイム力に応える性能」というキャラクター性の復活という意味でも嬉しい調整だ。その他調整点も、集弾性の向上やエネルギー維持難度の低下など、優秀な強化調整となっている。

ソンブラ(バランス調整)

  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少
  • ウイルス
    • 直撃ダメージが25から35に増加
  • ステルス
    • 移動速度のボーナスが45%から60%に増加

基礎ライフの減少と引き換えに、さらなる機動力と火力を獲得したソンブラ。“ウイルス”の直撃ダメージは、ハック状態の場合にダメージが2倍になるので、その際の直撃ダメージは70。持続ダメージを加えると、非ハック状態で125、ハック状態では160となる。

トールビョーン(強化)

  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少
    • 基礎アーマーが50から75に増加

他と同じ体力減少に見えるが、その分がアーマーに置き換わる強化調整。一応、相手の“モルテン・コア”の有効度が上がる欠点はあるが、マッチを通してみた場合はアーマーが持つダメージ軽減効果の有効性が勝るだろう。

イラリー(バランス調整)

「オーバーウォッチ2:インベージョン」開幕、新サポート「イラリー」/新PvPルール「フラッシュポイント」/PvE「ストーリー任務」実装など
  • “ソーラー・ライフル”
    • 最大弾薬数が16から14に減少
  • “キャプティブ・サン”
    • マップ環境に対する追加の当たり判定が0.15メートルから0メートルに減少

最近の強化調整により存在感が増してきているイラリーの“ソーラー・ライフル”は、バランス調整のために最大弾薬数を減少。サポートヒーローでありながら、攻撃弾を撃ち尽くすシーンがよく発生するイラリーにとってなかなかの痛手。

“キャプティブ・サン”は、当たり判定が対マップオブジェクト限定で縮小されており、障害物への誤射減少に期待できる。また、不具合の修正として“ソーラー・ライフル”の回復ビームに関しても、オブジェクトへの誤射が減るように判定が変更されている。

ジュノ(実装&バランス調整)

オーバーウォッチ2:新ヒーロー「ジュノ」の先行プレイ実施中(21日まで)、押さえておきたい基本性能を紹介!
  • 一般
    • ジュノをラインナップに追加
    • ジュノがライバル・プレイで選択可能に
    • 基礎ライフが250から225に減少
  • “メディブラスター”
    • バースト連射の速度が毎秒34発から28発に減少
  • “パルサー・トーピード”
    • ダメージ量と回復量が75から85に増加
    • 継続回復量が60から50に減少
  • “ハイパー・リング”
    • 展開距離が3.5メートルに増加
    • クールダウンが16秒から14秒に短縮
  • “オービタル・レイ”
    • 展開距離が3.5メートルに増加
    • クールダウンが16秒から14秒に短縮

トライアル後にコミュニティから寄せられた意見は「強すぎる」と「弱すぎる」に大きく分かれたが統計としては、ほぼすべてのカテゴリで高いパフォーマンスを記録、回復量に関しては想定を上回る数値になっていたとのこと。しかし、ジュノのプレイスタイルを研究、学習する過程で「ジュノが弱すぎて出せない」という事がないよう、有用性を高めつつ回復量を減少させる上記の調整が行われている。

また、トライアル時のフィードバックを参考に、ゲームプレイの快適性向上を目的とした以下の仕様変更も実施されている。

  • “メディブラスター”
    • 武器モデルのビジュアルと発射音が新しくなった。今後は残弾数の減少を音やビジュアルで確認可能
    • ジュノを操作するプレイヤーのみに聞こえる回復音が新しくなった。今後は回復している味方のライフがフルに近づいた際の音をより鮮明に聞き取れる
  • “パルサー・トーピード”
    • ロックオンに失敗してキャンセルした際のクールダウンが5秒から2秒に短縮
    • ヒットボックスが露出しているターゲットをより的確に捉えられるよう、射線を確認しやすくした
    • ターゲットが40メートルの射程圏外に移動した際に、5メートル分継続してロックオンできるようになった
    • ジュノを操作するプレイヤーにのみ聞こえるロックオンのキャンセル音を大きくし、聞き取りやすくなった
    • ジュノを操作するプレイヤーが敵や味方へのヒット音をより鮮明に聞き取れるよう、該当のサウンドを新しくした
    • 回復弾が敵のバリアまたは壁付近に着弾した際のビジュアルを新しくした
    • 出入口などの構造物に当たった際の挙動を改善
  • “グライド・ブースト”
    • 出入口などの構造物に当たった際の挙動を改善
  • “ハイパー・リング”
    • 自ら展開したリングにはじめて突入する際の効果音をリング展開時の音に変更
    • リングに再突入する際の効果音を新しくし、より聞き取りやすくした
  • “オービタル・レイ”
    • “オービタル・レイ”発動時のボイス・ライン(敵側)を新しくし、味方用ボイス・ラインとの差異を明確にした
    • “オービタル・レイ”発動時の効果音(敵側)を新しくし、より聞き取りやすくした

キリコ(バランス調整)

オーバーウォッチ2 キリコ
  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少
  • “クナイ”
    • クリティカル・ダメージの倍率が2.5倍から2倍に減少
    • ダメージが45から60に増加
    • リカバリー時間が0.5秒から0.55秒に増加

基礎ライフと引き換えに、キリコは“クナイ”の瞬間的なダメージ出力に強化が行われている。通常ヒット時のダメージ量の増加により、ボディショットやバリアなどの対物ダメージが向上し、クリティカルヒット時のダメージ量も112.5から120に増加している。唯一、射撃レートに関しては、若干の弱体化。

ライフウィーバー(バランス調整)

  • “ヒーリング・ブロッサム”
    • パッシブでもチャージするようになった(パッシブのチャージ率は通常よりも低め)
    • 今後はフルチャージしても移動速度が減少しない
  • “ペタル・プラットフォーム”
    • 持続時間のカウント方法変更。今後はプラットフォームが上昇している間に限り、カウントダウンする
    • 2秒間誰も立っていないと、プラットフォームが下降するようになった
    • 持続時間が10秒から12秒に増加
    • ライフが400から300に減少
  • “若返りの風”
    • 回復量が60から45に減少

ライフウィーバーには、使用感の改善を主とした複数のバランス調整が実施されている。

“ヒーリング・ブロッサム”は、これまで通りの手動チャージに加えて、使用していない状態で自動的にチャージされる仕様が追加された。自動でのチャージ速度は、手動でのチャージに劣るものの“ソーン・ボレー”などの他アビリティ使用中もチャージを行ってくれる。これにより、攻撃から回復に切り替えた直後の回復動作がスムーズに(フルチャージでない場合も途中からチャージ可能)。

“ペタル・プラットフォーム”にも大幅な仕様変更が行われており、肝となるのはプラットフォームが下降するようになった点。取り残されたチームメイトの合流が容易になり、一度のプラットフォーム展開で何度も上昇できるため、頂点到達時のハイジャンプを繰り返し行うこともできる。また、それを利用してスナイパーヒーローでトリックショットを何度も狙う運用も面白そうだ。

“若返りの風”は、回復量減の純粋弱体化。使い勝手の良くなった“ペタル・プラットフォーム”を上手く扱うことで、低下した自衛力を補っていきたい。

マーシー(バランス調整)

OW2 マーシー
  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少
  • “カデュケウス・スタッフ”
    • メイン攻撃の回復量が毎秒55から60に増加
    • サブ攻撃のダメージ・ブーストの効果が25%から30%に増加

マーシーは、基礎ライフと引き換えに“カデュケウス・スタッフ”の出力が両用途共に強化。ダメージブーストが活躍していた環境に比べ(今回の調整は体力値の減少が主となっているが)昨今の環境全体を見てみるとみると体力値は増加傾向にある。そういった中でダメージ・ブーストの+30%がどのような影響を与えるのか注目したい。

モイラ(バランス調整)

  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少
  • “バイオティック・グラスプ”
    • サブ攻撃の1秒あたりのダメージが60から65に増加

モイラは、基礎ライフの減少と引き換えに“バイオティック・グラスプ”の火力が僅かに上昇。マーシーの“カデュケウス・スタッフ”による回復で相殺されない程度の数値を保つことができた。

他のライフ減少ヒーローに比べると少々地味な強化だが、バイオティック・グラスプ(サブ)の比較的有効な高機動ヒーローの耐久値が低下しているため数値以上の活躍に期待できるだろう。

ルシオ(バランス調整)

  • 一般
    • 基礎ライフが250から225に減少
  • ソニック・アンプリファイア
    • メイン攻撃のダメージが18から22に増加

「高機動ヒーロー」と言えばのルシオも、もちろん基礎ライフ減少対象。代わりに“ソニック・アンプリファイア”のダメージが1発あたり4増加したことで「“ソニック・アンプリファイア”1ショット全弾ヘッド+“サウンドウェーブ”+クイック近接」で一般体力帯(現250族)のキルが再び可能に

マップのアップデート

フラッシュポイント

  • リスポーンエリアのドアにスピード・ブーストを設置。リスポーン時にドアにあるバリアを通過すると、移動速度が一時的に上がり、目的のキャプチャー・ポイントへより素早く移動できる
  • スピード・ブーストの効果は、ダメージを与えたり受けたりすると切れる
  • スピード・ブーストはデフォルトのリスポーンエリア、前線のリスポーンエリアの両方に用意される
  • スピード・ブーストの発動中は、移動速度のボーナスに75%の上限が設けられる

プッシュ

  • プッシュ・ボットの当たり判定を変更し、特定の高所からプッシュ・ボットを阻止・奪取できてしまう問題に対処

マップとモードのアップデート(一般)

  • マップのサイクルを調整。今後はデビュー・シーズンの開幕直後に限り、新マップや新モードの登場頻度が増加
  • (クラッシュとフラッシュポイントが対象)アンロックされたキャプチャー・ポイントの外形を壁越しに確認できるようになった
  • クイック・プレイとライバル・プレイの両方で、選ばれるライティングをランダム化

不具合の修正

全般

  • 実績「もらった」を正しく獲得できない不具合を修正
  • 武器スキンが武器のメニューで表示されない不具合を修正
  • 新規プレイヤーがマッチの待機中にスカーミッシュをプレイできない不具合を修正

ヒーロー

  • アッシュ
    • Steam版でアッシュのミシック・スキンを装備すると一部エフェクトが再生されなくなる不具合を修正
  • イラリー
    • “ソーラー・ライフル”のサブ攻撃(回復ビーム)をプレイヤーの当たり判定の境界線付近で撃つと、ビームがプレイヤーを通過して環境に当たってしまう不具合を修正
  • ジュノ
    • D.Vaがメックに乗り込んだタイミングでトーピードが着弾した際の一部エフェクトをクリーンナップ
  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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Source: Overwatch

オーバーウォッチ2 シーズン12:体力減少ヒーローは「8名(ダメージ3+サポ5)」ライフウィーバーは自動チャージとプラットフォームの降下機能を獲得

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