CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』は日本時間11月14日午前2時よりPC版が正式リリースされる。リリースと同時にプレイを開始できるよう、Activisionより予約者向けの事前ダウンロード日程と、PC版プレイヤー向けの要求スペック表が公開された。
『CoD:BO7』事前ダウンロード&正式リリース時間をチェック
2035年の近未来に舞台を移したブラックオプスシリーズ最新作『ブラックオプス7』は、日本時間11月11日午前2時よりいよいよ事前ダウンロード(プリロード)が可能になる。
事前ダウンロードはデジタル版の予約購入者が対象。このダウンロードファイルには、Co-Opキャンペーンモード、マルチプレイヤー、ゾンビモードが含まれる。

プレイ可能になるタイミングは、プラットフォームごとにやや異なる。
- PC版(Battle.netとSteam):日本時間11月14日午前2時
- PlayStation版:地域によって異なる。日本時間11月13日午後8時~14日午前3時
- Xbox版(Game Pass含む):地域によって異なる。日本時間11月13日午後8時~14日午前3時
なお、1時間でも早く『BO7』に乗り込みたいという熱心なプレイヤーには、「ニュージーランドのサーバーに無理矢理入り込む」という手法がある(参考:CharlieIntel)。
去年はここのサーバーが最初に開かれたため、ニュージーランドのゲーマーが瞬間的に増加するという珍事が見られた。コミュニティでは「ニュージーランド・トリック」などと呼ばれている(参考:Reddit、IGN)。
とはいえ、今年も同じことができるかは不明な点は注意が必要だ。また、IGNによると地域変更でBANされた報告はないそうだが、プレイヤー・プロフィールを偽ってシステムを乱用している点は事実なので自己責任で。
PC版要求スペック
PC版の要求スペックは以下のとおり。例年同様、「最低」から「4Kウルトラ」まで幅広いスペックのPCに対応している。今年はさらに、人気の高まるポータブルゲーミングPCへの案内も追記されており、さらに遊びやすくなった印象だ。

最低
『BO7』をプレイするのに最低限必要なPCスペック。
- OS: Windows 10 64ビット(要最新版アップデート)
- CPU: AMD Ryzen 5 1400 または Intel Core i5-6600
- RAM: 8 GB
- ビデオカード: AMD Radeon RX 470 または NVIDIA GeForce GTX 970 / 1060 またはIntel Arc A580
- ビデオメモリー: 3 GB
- 容量: SSDに116 GBの空き容量(リリース時)
推奨
グラフィック設定をすべて「高」にし、大半の状況下を60FPSで動かすのに推奨されるスペック。
- OS: Windows 11 64ビット(要最新版アップデート)
- CPU: AMD Ryzen 5 1600X または Intel Core i7-6700K
- RAM: 12 GB
- ビデオカード: AMD Radeon RX 6600XT または NVIDIA GeForce RTX 3060 または Intel Arc B580
- ビデオメモリー: 8 GB
- 容量: SSDに116 GBの空き容量(リリース時)
競技向け+ウルトラ4K
競技志向のプレイヤーが、高リフレッシュレートのモニターを使い、高FPSで動かすためのスペック。4K解像度で高FPSを出すウルトラスペックもこちら。
- OS: Windows 11 64ビット(要最新版アップデート)
- CPU: AMD Ryzen 5 5600X または Intel Core i7-10700K
- RAM: 16 GB
- ビデオカード: AMD Radeon RX 9070XT または NVIDIA GeForce RTX 4080 / 5070
- ビデオメモリー: 16 GB
- 容量: SSDに116 GBの空き容量(リリース時)
推奨ドライバ
- AMD: 25.9.2
- NVIDIA: 581.42
- INTEL: 32.0.101.8132
ポータブルゲーミングPC対応

『BO7』は、ROG Xbox AllyやROG Xbox Ally Xなど、Windowsがインストールされたほとんどの端末でもプレイできる。
外出先でも楽しめるよう、ビジュアルとパフォーマンスはポータブル端末用に最適化。小型の画面でも見やすいようテキストがシャープになるなど、独自の調整が見られる。また、バッテリー消費量も『BO7』向けに最適化されている。
全スペック向け注記
- すべてのPCスペックで、ブロードバンドインターネット接続とDirectX12対応必須
- ゲームの強制アップデート時に追加の容量が要求される場合がある
- スペック表はリリース時点のもの。今後アップデートされる場合がある
- TPM 2.0とセキュアブート必須。その他のセキュリティ処置が求められる場合がある(詳しくはActivisionのサポートページ参照)
- Intel ARC GPUはResizable Bar必須
- IntelまたはAMDプロセッサのみサポート(Intel AVX含む)
気になる「サブフレーム・マウスポーリング」とは

事前ダウンロードの話とは別に注目されているのが、『BO7』の主な機能の一つとして小さく記載された「Sub-frame mouse polling(サブフレーム・マウスポーリング)」なるものだ。XでHopeがそのさわりを解説している。
これはPC版プレイヤー向けの新機能。ゲーム側が、FPS値よりも高い頻度でマウス側の入力を読み取るというものだ。このサブフレーム・マウスポーリングにより、FPS値が低下する状況下でもマウス入力時のレイテンシ(遅延)が軽減され、スムーズかつ安定感のあるゲームプレイができるという。
もともと高ポーリングレート+高FPSなPC環境のプレイヤーにどのくらい影響があるかは不明ながら、ハイエンド環境というほどではない多くのPCゲーマーに恩恵がありそう。『BO7』で早く試してみたいところだ。
FPS POWER TUNE
Source: CoD Official







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