いよいよ発売直前となった次世代機PlayStation 4ですが、ゲームアナリスト 平林久和氏が、PS4に期待するのはリアルな「実存(感)」だとするコラムをGame*Sparkに寄せています。
【PS4発売特集】目の時代、手の時代を経て脳の時代へ
PlayStation 4は思い切った決断をした。ここ数年来の次世代機開発の流れを拒み、コンピュータとしての演算処理能力に的を絞って、その性能を前世代機から劇的に進化させた。
(略)
現在、PlayStation 4はPlayStation 3よりも「きれいになった」と言われているが、これはまったく核心からはずれた説明である。プレイステーション4は写す物体のみならず、高い演算能力によってその物体の周りの空気や光、場合によっては湿気なども描写できるマシンだ。
今まで演算できなかった物体とカメラの間にあるもの、その中間を描いて、本当にリアルな空間を私たちの目の前に再現してくれる。ゲーム専用機が3D CGを取り入れてから、かれこれ20年が過ぎたが、今までユーザーが見てきたものは計算を省略した立体空間だった。PlayStation 4は、計算を省略しないでより本物に近い立体空間を映し出す。
「ここ数年来の次世代機開発の流れ」といえば、世界的に大ヒットしたWii Uのスティック型コントローラーやニンテンドーDSの2枚画面、3D化などが記憶に思い起こされます。
近年の「流れ」でもWii Uのタブレット型コントローラー“GamePad”、Xboxの“Kinect”などの外部デバイスへの注力が挙げられますが、平林氏はこれらとは違う方向を目指したPlayStation 4の「正当進化」を評価しているようです(PlayStation Cameraはあるにしても)。
興味深い全文は以下でご覧ください。
Playstation 4 First Limited Pack with Playstation Camera (プレイステーション4専用ソフト KNACK ダウンロード用 プロダクトコード 同梱)
コメント
コメント一覧 (5件)
やっと家庭用でもここまでできるのがでたんだ!
でもFPSをパッドでやるのは・・・
PlayStation 4は物体の周りの空気や光、場合によっては湿気なども描写できる(フリーズしないとな言ってない)
この性能をフルで活用できるように日本企業も頑張ってほしいね
自分は、普段PCでゲームをしてるのですが、殆どのゲームが、今の旧世代コンシューマ機が基となってゲームが開発されていたので、どうしてもPCでプレイすると、PCメインで開発しているゲームと比べて、グラフィック面で劣るゲームがありましたが
次世代コンシューマー機のグラフィック質が底上げしてくれる事で、それと共にPCゲームの質も上がってくれるので、本当に嬉しいです。
ありがとう、次世代機!
発想の転換