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「Swatting(スワッティング)」を行った自称“神”、懲役5年

「Swatting (スワッティング)」
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EAAでも幾度となく取り上げていた、アメリカで問題となっている「Swatting (スワッティング)」ですが、判決を待つ実行犯へ「イタズラ」では済まされない実刑が言い渡される模様です。

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スワッティングで“神”逮捕

「スワッティング」は報復や驚かす目的で、嘘の情報で警察へ通報、相手の家に特殊部隊の「SWAT」を送り込むというとても悪質なもの。一般のプレイヤーはもちろんのこと、配信者やプロゲーマーまでもが被害者になるケースが報告されています。

今回話題に上がったのは、ラスベガス在住のブランドン・ウィルソン被告(19歳)。ウィルソン被告は去年7月、イリノイ州のとある住所で「殺人が起きた」と虚偽の報告を行った容疑がかけられています。

ブランドン・ウィルソン被告(19)
ブランドン・ウィルソン被告(19)

警察の「SWAT」に並ぶ、軍の特殊部隊である「SRT」が彼の通報を受けて現場に駆けつけたところ、殺人現場は確認できなかったとのこと。

神に懲役5年

ブランドン・ウィルソン氏は"Famed God(著名な神)"のハンドルネームを持つゲーマーでもあり、このSwatting以外にも同一の被害者への脅迫や、他の被害者のゲーム機にハッキングを行い個人情報の閲覧や改ざんなどの余罪が発覚。確認されている余罪を合わせて、州刑務所での懲役5年の求刑が行われています。

当局はその他にも余罪があるものとして捜査を進めており、発覚すれば更なる懲役を求刑されるものと思われます。イリノイ州では多発するSwattingを重罪としようとする動きもあり、緊急対応に要した費用を被告が負担するのを義務付ける動きもあるようです。

日本だと「SAT」や「SIT」が、「SWAT」に近いものになりますが、面白半分で真似をしてみようなどとは思わないで下さい。繰り返しますが、Swattingはイタズラではなく犯罪です。

ゲームで負けた悔しさは、次に勝つためのバネにするのがゲーマーの嗜みではないでしょうか。

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Source: Polygon

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