来週、新しい武器バランス調整が実装される『Destiny(デスティニー)』ですが、本日そのプレビューとなる臨時修正2.5.0.2のTwitch配信が行われました。その配信の中で、武器バランスだけではなくゲームバランスも大きく揺るがす変更がされることが明らかになりました。
以下の内容は配信中に口頭で語られた変更点のみであり、実際の変更点や数値などの詳細な内容、その他の変更内容は来週15日のパッチノートで披露されます。
サイドアーム
- 変更なし
ショットガン
- PvEでのダメージ上昇
- 腰撃ち時のエイムアシストが無くなり、銃口の吸い付きが大幅低下
- 空中での命中精度低下
- ショットガンから精密ダメージ削除。シャペロンは従来のまま。ユニバーサルリモートはADS時のみ精密ダメージ発生
- レンジファインダー付きショットガンのADS完了時間まで25%増加
- ショットガン装備時の敏捷性低下デバフを削除
- いくつかの1年目ショットガンにクラウドコントロールが付くと、ニーパッドも隠し効果として付与していた問題を修正
パルスライフル
- パルスライフルの大口径弾が相手に与えるブレを低下
- パルスライフルが相手に与えるブレを低下
- 空中での命中精度増加
- 最高レート帯(マロックの支配、巧みな龍、ワルツ)のレートを7.7%低下。次トリガーまで1フレーム分増加
- マロックの支配、巧みな龍のマガジン数を低下。(例: 巧みな龍のマガジンが30から24に減少、補強フレーム付きは24発から18発に)ワルツは言及されず不明
- 低レート帯(メッセンジャー、スペアチェンジ)のレートを5.3%上昇
オートライフル
- 空中での命中精度増加
- 低レート帯(スロスレジーム、シャドウプライス)のベースダメージを増加
- 精密ダメージが1.25倍から1.3倍に上昇
ハンドキャノン
- 大口径弾が正しく機能していなかったバグを修正
- 初弾のみ命中精度を1年目と同等の値まで大幅に上昇、2発目以降連射時の命中精度は変更なし、1年目の精度をコンスタントに出すには毎回しっかり狙うこと
- ベースとなる射程を5m減少。これによりエイムアシストが低下、ダメージ減衰が早くなる
- 現在は最長射程だと最大ダメージの50%のみ入るが、今後はベースダメージの33%しか入らなくなる
スカウトライフル
- 大口径弾が正しく機能していなかったバグを修正
- 空中での命中精度増加
特殊弾薬の変更点
- 試合開始時は特殊弾を持っているが、死亡後はすべての特殊弾を失う
- 特殊弾薬箱は試合開始から60秒毎に出現
- 他の味方が特殊弾薬箱開けた時に、特殊弾薬を回収できる範囲が100mから75mに低下
- サバイバル形式では最初のラウンドのみ特殊弾薬を所持
- アイスブレーカー、インベクティブ、サイドアームは影響なし
ハンター
- ブレードダンサーの渇望の刃の回復が、体力のみ一定値即座に回復するように変更。シールドは回復せず
- ガンスリンガーの投げナイフにソーラー属性付与
ウォーロック
- 地削りを選択すると、ストームマスターの発動時間が減少
- ストームマスターの近接の射程が他のサブクラスと同等の6mに低下
- 近接の射程を伸ばすパーク「寛容」について、TwitterでBungieの中の人Josh Hamrick氏に確認したところ、パークが付与する射程に変更なし。
@asacre45 Amplitude still buffs it and makes it longer, but the base range has been normalized.
— Josh Hamrick (@Josh_Hamrick) February 8, 2017
@asacre45 We only normalized the base range, anything that previously added to the longer old value will now add to the new shorter value.
— Josh Hamrick (@Josh_Hamrick) February 8, 2017
タイタン
- ジャガーノートが空中で起動しなくなり、空中で消滅するのが早くなった
言及されたが詳細は明かされなかった項目
- ブリンクに調整、配信だとブリンク中はレーダーを含むHUDが消えることを確認
- トゥルース、忍びの誓いに調整
- 若き狼の遠吠えの消費量減少
最重要項目
- 日本時間15日に公開されるパッチノートでは、より多くの調整項目の詳細を披露
総評
これまで、特殊武器でのキルのうち50%がショットガンだったというデータが公表されましたが、その解決策が、まさかの「死亡=特殊弾薬をすべて紛失」という強烈な答えが明かされました。ピストルに変更はないので、今後はエキゾチックピストル「侵入者」や「ヨモギ」の使用頻度がグッと上がりそうです。
関連記事: Destiny: アイアンバナー報酬「結合する炎」を含むレジェンダリーピストルのキルタイム、ダメージ減衰検証、隠された仕様を徹底解説
オートライフルは精密ダメージが増加し、最高レート帯の代表である「消滅のドクトリン」の精密ダメージが再び16に戻ることで、使用者が増えるかもしれません。
パルスライフルは最高レート帯にかなり強烈な弱体化が入りました、このレート帯で24発は厳しすぎます。これにより高レート帯の「鷹の爪」、「見えない地獄」や、レート速度上昇により全レジェンダリー武器での最速2トリガーキルを狙える「スペアチェンジ」や「リュドミラ D」が台頭するでしょう。
ハンドキャノンは初弾の性能が1年目に戻ったことで、射程が下がる代わりに悪名高い「ゴーストバレット問題」が改善され上方修正となりました。ただし、全体の射程が5m下がったことで、元から射程も威力も低い高レート型HCだけは、ますます陽の目を見ることがないかもしれません。
スカウトライフルは1年目の時点で調整がほぼ完了していましたが、今回のアップデートで大口径弾がちゃんと機能するようになり、空中での精度も上昇したことで、上方修正となりました。
ブレードダンサーとボイドウォーカーのブリンクですが、配信中はレーダーを含むHUDと武器の表示が消えていました。もしかしたら、ブリンク中は武器を構える速度が低下するというデバフが削除されるのかもしれません。
個人の意見では、特殊弾薬を失うというデスペナルティがついたことで、オブジェクティブルールで旗に絡まないキャンパーが、より増えるのではないかという懸念を覚えました。弱い人ほど特殊弾薬を失うので、より強者との格差が広がる可能性もあります。メイン武器での撃ち合いがこれまでより重要になる新しいDestinyがどうコミュニティに受け入れられるか、来週の水曜日以降に判明します。
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Source: Twitch
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コメント
コメント一覧 (3件)
メインの修正はいいよね。SGも使用率が高すぎだったからいい。ただ特殊弾が死んだら0はねぇ…。強い人が特殊持って死んだ人が0だと対抗するのが難しくなるから総評に書いてある通り強者との格差が広がるような。まあやってみないとどうなるか分かりませんね
メインはパルスが弱体化されたことで高レートオート(大口径弾付)一択になる予感がする
ショットガンの弱体化は大歓迎、FR使いには良い修正だが死んだら0はやり過ぎかな
ゴーストバレットって2発目以降の集弾性がランダムになるんじゃなかったけ?1発目の精度が上がっても結局ゴーストバレットは改善されたことにはならないんじゃ…