SCUF対抗馬:eスポーツ向けハイエンド・ゲームパッド「Evil Shift Controller」詳細

SCUF対抗馬:eスポーツ向けハイエンド・ゲームパッド「Evil Shift Controller」詳細

ゲームパッド(コントローラー)はゲーマーにとって自分の意思をゲームに伝える重要な入力機器ですが、長らくプロも使用している「SCUF(スカフ)」が鉄板とされてきました。そのSCUFの対抗馬となりえるPS4、Xbox One、PC向けのゲームパッド「Evil Shift Controller(イビルシフトコントローラー)」をご紹介。

Evil Shift Controllerとは?

Introduction to the Evil Shift

  • 価格 : 99.95ドル – 370ドル(約1,1300円 – 42,000円)
  • 日本までの送料 : 49.88ドル(約5,670円)
  • PS4、Xbox One、PCに対応
  • 公式サイト : Evil Shift Controller(英語)

「Evil Shift Controller」はPS4とXbox Oneの純正コントローラーをベースにしつつも、より早く正確な射撃とスムーズな移動を実現するという、MLG承認のeスポーツ向けハイエンド・ゲームパッドです。純正コントローラーDUALSHOCK 4を元に、SCUFのように豊富なカスタマイズオプションやパドルスイッチをフィーチャーしていますが、大きな違いは独自のカスタム要素と4つの背面パドル、超高感度のボタン、そしてソフトウェアの改造です。

パドルスイッチなしのベースコントローラーは99.95ドル(約1,1300円)で、そこに本体カラー、ボタンカラー、パドルスイッチ、スティック、グリップ、グリップへの文字やグラフィックの印刷など、様々なオプションを加えることで自分好みに仕上げることができます。オプションを購入すると、純正品のパーツをより使いやすい高機能パーツへとカスタマイズすることが可能だとしています。

さらにプレイしているタイトルに合わせてソフトウェアを改造することで、連射や伏せ撃ち(ドロップショット)、高速リロードなどを実現することも可能。もちろんソフトウェアの改造はeスポーツトーナメントでは未承認です。

4つの背面パドルスイッチ

パドルスイッチ

SCUFとは異なる特徴的なパドル形状と設置位置は、プレイヤーの手のサイズとは無関係に、複雑な操作を素早く行えるよう人体工学に基づいて設計。スイッチの真上にパドルが直接設置されているので、高速な反応が実現されています。

パドルは4つ設置されており、全てのパドルを同時押しすることも可能。ラバー加工が施されておりグリップのしやすさも担保されています。前面にある全てのボタンを各パドルにマッピングすることが可能で、PS4ではシェアボタン、Xbox Oneではセレクトボタンを長押しすることで、ゲーム中でもマッピングを変更することができます。

価格は通常のリマップ可能なパドルスイッチが29.95ドルで、『フォートナイト』への対応は39.95ドル、リマップと『フォートナイト』への対応は69.95ドルとなっています。

精密な操作ができるスティック

スティック

正確な操作を実現する「Evil Stick()」は、指との接地面は大きめに作られており、正確かつ緻密な操作が可能。自分に合いそうな3つのサイズから選ぶことができ、スティックのテンションも80gから、プロ仕様の200gに変更できます。

価格は通常のスティックから「Evil Stick」への変更が10ドル。テンション変更は左右のスティックで選ぶことが可能で1箇所で24.99ドルとなっています。

軽いトリガー

トリガー

ミリ秒の反応が勝負を分けるプロシーンにも耐えうるトリガーは、通常のトリガーと比べてテンションが50%以上削減されており、優れた反応速度と素早い連続射撃を可能にしています。トリガー自体は押し込んだ時の深さが制限されておらず、必要であれば深く押し込むことも可能。

トリガーの変更価格は、下記の超高感度のボタンへの変更に含まれています(Xbox Oneでは別途選択も現在は無料)。

超高感度のボタン

超高感度ボタン

クイックタッチ技術により、ほんの少しの力でボタンが反応。従来のコントローラーよりも浅い押し込みでも反応してくれるので、反応速度を向上させることが可能。ボタンを押したときにはマウスに似たクリック音がするのに加え、気持ちの良い打鍵感も特徴だとしています。超高感度のボタンへは29.95ドルで変更できます。

MASTER MOD : ソフトウェア改造

様々なFPSタイトルに対応したソフトウェアの改造を行うことで、連射やスコープの息止め、ドロップショットなどの動作を自動化できるオプション。39.95ドルで追加が可能ですが、個人的には正々堂々勝負してほしいところ。

対応タイトルごとに可能な動作が異なっており、『フォートナイト』、『PUBG』、『CoD:WWII』、『BF1』、『SWBF2』、『Gears of War 4』、『GTA V』などに対応。全ての対応タイトルと可能な動作はEvil Shift公式ページで確認できます。

MASTER MODは15種のプロファイルで構成されており、十字キーの押下とボタンの組み合わせでプロファイルを選択することで機能が有効化。プレイ注でもプロファイルの選択、有効化、無効化ができる仕組みとなっています。

フォートナイトの場合

Xbox One Modded Controller for FORTNITE – Fast Build, Weapon Hotkeys, and Remapping

  • クイック建築 : パドルによって建築が行える。建築モードの開始と終了も自動化
  • 武器ホットキー : 4つのパドルのうち2つを、ゲーム内の1と5の武器スロット割り当てられる
  • ボタンのリマップ : ゲーム中でもパドルをどのボタンにもリアルタイムにリマップできる

CoD:WWII の場合

odded Controller for COD World War 2 – Master Mod (FAST RELOAD MOD)

  • 連射 : ピストルやセミオートの発射レートが最大化されるように連射を行う。様々な連射モードが存在
    • 通常の連射
    • 調整可能な連射
    • タクティカル連射
    • アキンボ連射
  • ドロップショット : 射撃後にすぐ伏せることで、頭の位置を変えて反撃を受けにくくする
  • 高速リロード : 詳しい記載はないもののリロードキャンセルを行う機能と予想。簡単に調整可能でほぼ全ての武器で使用可能とのこと
  • オートスコープ : スコープ時の息止めを自動化
  • オートラン : スプリントを自動化

繰り返しになりますがMASTER MODは公平性を保てないので非推奨です。

グリップとパドルの感触がキモとなるか?

プロ向けのゲームパッドとしてメジャーな「SCUF(スカフ)」との最も大きな違いは背面パドルや高感度ボタンとなりそうです。SCUFに見られるトリガーの調整システムや十字キーを円盤型にするオプションがありませんが、カスタマイズをパドルやボタンに絞ることで値段はSCUF Infinity Proと大きな差は無いので、グリップとパドルの感触がキモとなりそうです。価格は全部載せで3-4万円といったところ。

国内での流通はまだまだのようで、実際にパドルやグリップが試せる環境があれば、国内プレイヤーの新しい選択肢となってくれそうです。

Source: Evil Controller