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R6PL:リオ世界大会1日目 “野良連合”インタビュー「ワケが分からない」

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現地時間11月17日からリオデジャネイロで開幕した『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』プロリーグSeason8 FinalはEU王者のG2優勝によって幕を閉じました。こちらは1日目の第2試合Rogue戦後の野良連合のインタビューをお届けします。試合のアーカイブと共に、念願の初戦突破を果たした野良連合のユルい雰囲気をお楽しみください。

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野良連合インタビュー(現地時間11月17日、試合後)

野良連合 vs Rogue : 2-1

  • 第1マップ:領事館 4-6
  • 第2マップ:オレゴン 6-3
  • 第3マップ:海岸線 6-4

ハイライトが以下の映像にまとめられています。

Rogue vs NORA-Rengo | R6 Pro League S8 Finals Highlights

配信アーカイブ(03:51:20頃~)

【タイムシフト】レインボーシックス Pro League Season 8 Finals Day1 野良連合 準決勝進出なるか!?

野良連合インタビュー

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EAA:おめでとうございます!勝ちましたね!率直に今の感想を聞かせてください。

JJ選手(以下JJ):「やってやった!」ですね。やっとリベンジできたので「ほっとした」というのが正直な感想です。

Merieux選手(以下Merieux):もう本当にこの一勝に懸けてずっと練習してきたので、「ただただ嬉しい」。それだけです。

貴族オーナー(以下貴族):僕はもう「ワケが分からない」ですね。僕らはPS4版から始めたチームで、JJは当初からいましたけど・・・(PC版の世界大会で)勝ったことはもちろん実感がないというか、何が起こっているのか分からない(頭が追いついていない)状態です。

この場を借りて話すと、昔は結構ユービーアイさんにも迷惑をお掛けしましたし・・・何が起こったのかよく分からないです・・・本当にありがたいですね。すごいことを選手達がやってのけてくれたなと。

UBI:どうしてタイムアウトは取らなかったんです? 海岸線で連取されたときに敢えてそのまま臨みましたよね。

貴族:Rogueの方がよく取っていたので、そのタイミングでコミュニケーションは取れていましたから。海岸線でのシーンは取ろうかと思ったんですが、そこは選手を信じました。

EAA:試合前に貴族さんがインカムを通して指折りカウントしていたのは何をされていたのですか?(Rogueの機材調整待ち時間のこと。配信でも少し確認できます。)

貴族:あれは深呼吸ですね。集中力が高まる深呼吸の方法があるんです。ゲーム内の指示などは選手の方が優秀で僕はできないので、その分フィジカルトレーニングやメンタルとレーニングは過去に勉強したことがありますから。僕はもともとガチのスポーツ選手だったので、その時の自分の経験をもとに選手に教えました。

R6PL:リオ世界大会1日目 “野良連合”インタビュー「ワケが分からない」 count 1

EAA:(他メディアの取材を終えたWokka選手がここで合流)Wokkaさん、今の感想を聞かせてください。

Wokka選手(以下Wokka):(両手を挙げて)やったーい!

貴族:いやユルすぎ~(笑)

Wokka:(笑)いや、本当に嬉しかったです。

EAA:秋葉原でも「ブラジルにもファンはいるらしいから心配していない」と言われていた通り、野良連コールが起こったりとウェルカムな雰囲気でしたね。サインを求めて囲まれたりもしたとか。

Wokka:嬉しい限りですよね。やっぱり、ファンからの声援やサインくださいとかそういう声が自分たちの力に変わってくるので。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

EAA:2マップ目後半あたりから、観客も戻ってきて野良連コールがどんどん大きくなるにつれて選手たちの様子もどんどん生き生きした様子に変わっていたので、声援の力は大きかったですね。

貴族:第1マップの時に、JJとReyCyilが・・・JJはマシだったかな、ReyCyilが緊張で顔が死んでたんですよ。それで領事館負けちゃって。緊張していなかったら多分、領事館も勝ててオレゴンも勝って2-0でいけたとも思うんです。それでも、声援と共に徐々に緊張もほぐれてきて、こちらが煽れば応えてくれるオーディエンスもいて、それは選手たちにも聞こえていました。VCで「今何て言われてるの?」「多分、Let's GO NORAって言ってくれてるよ(貴族)」「あ、そうなん?おっしゃー、がんばるー!」なんてれいちるが言い出したんです。「よっしゃ!よっしゃー!」って。それが2マップ目の後半くらいで、(本来のReyCyilが)戻ってきた瞬間、ガラっと変わったのかなと思います。それと第1マップで大人しかったJJが覚醒しましたね。

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EAA:第1マップから正面での撃ち合いの強さは圧倒していましたが、無防備な状態で撃たれたシーンも多かったように感じました。Rogue側の動きを追い切れていなかったのでしょうか?

貴族:動きは追いきれていたんです。ただ、ドローンロックを忘れたりだとか、緊張していたメンバーがバグっていた(本来の力を出せていない状態)ので・・・誰かがバグると他のメンバーにしわ寄せが来てその結果、後半ドドドっとくる(崩れる)感じでしたね。最初の方は、Rogueがリテイクに来てもWokkaがペペペペペってやっつけたんですけど、あれは隠しドローンでどこからリテイクが来るか情報入っていたからできたので。バグが原因でした。

EAA:APAC大会で見ていた連携力やカバーの速さではなく、いつもよりバラバラしていて、個人技でねじ伏せている感じがしたのはバグだったんですね。

貴族:そうですね。ReyCyilは世界大会が初めてだったのでやっぱり緊張したんでしょうね。逆にWokkaとMerieuxは落ち着いていつも通りだったので。

Wokka:はい。

貴族:もう、大丈夫です。チーム「ゼロ・バグ」なので。

Merieux:隣見て、「ああ、これね。」って思った。「世界大会のアレか!やっぱり来るんだ!」って(笑)

Wokka:すぐ分かったね。キタァ!ってなってたね。

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貴族:まあ想定の範囲内ですから。ここら辺のメンバーはもう経験ありますし、僕も一度後ろ立たせてもらってますから。世界大会のプレッシャーで絶対一人や二人はバグるの想定してたんで。

Wokka:やっぱり世界大会ってプレッシャーがすごいんですよ。アジア代表として行ってるんで、負けたり活躍できなかったらどうしようってなるし。そういうプレッシャーに潰されちゃうってことは絶対あり得ることなので。

貴族:だから僕からは事前に3人(Wokka、Merieux、JJ)には言っておいたんです。「絶対誰かがバグるけど、お前らは大丈夫だと思うからバグったやつカバーしてな」って。「あっはい、そうっすねー。バグるのは仕方ないと思います。わかってます。」なんていつもの会話もしてました。海岸線はゼロバグでいけたので勝てましたし。

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EAA:Merieux選手とWokka選手も織り込み済みだったと。

Merieux:まーあ、そうですね。自分も初めてオーストラリア行ったときは緊張して、何度か経験するうちに緊張しなくなったので。やっぱり世界大会初だとそういうことも想定しておかないとダメだったので、貴族さんとそういう話もしました。

Wokka:自分の経験があるからね。

Merieux:そうそう。

Wokka:れいちるが緊張で変なことになっちゃってもそれはしょうがないから、俺らが盛り上げたりだとか、声掛け合ったりだとかはしようと元々思ってたので、まあ別にそんなにね。

EAA:海外初進出の頃、一番メンタルが危うかったのはJJ選手かなというイメージがあるのですが...(チラ見)

JJ:・・・?(視線を逸らす)

Wokka:大正解です。大正解です。

貴族:(指を鳴らして)That's right.

EAA:でももう大丈夫なんですよね?(笑)

Merieux、JJ:(笑)

Wokka:だって緊張した顔してたもん、左で!

JJ:まあギア入らなかったね、1マップ目はね。

Wokka:「緊張してない」って言ってたけど、オレ横で見ていつもと違うの察してたからね。

貴族:緊張してたの?

JJ:1マップ目・・・いや、緊張は特にしてないよ俺は。けど、1マップ目はギア入ってなかった。

Wokka:あのね、緊張してないけど心配してた、顔が。めっちゃ心配してた。横で見たとき「コイツめっちゃ心配してるな」って。

JJ:やややだってさ!あのプレイ見ちゃったらさ!俺だって心配しちゃうんだよちょっと!それは言わせて!

貴族:まあでもこれはいい傾向で、JJはいつも後半で集中力が切れる傾向があったんですよ。でも今回は後半盛り返してきたので、この辺りは大きな進歩なのかなと。そこは良かったです。今までのJJなら、多分ね?

Wokka:ほんとに経験積んできてJJも全然もう大丈夫になってきた。

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EAA:経験が人を育てる、と。

Wokka:(JJに)それまでが長かったけどね?

JJ:それはね、いや、あの・・・うん。緊張するって分かってたんで!何しても緊張はするんですよ!正直。

Wokka:(笑)

Merieux:何回目やねん! 初期メンバーやろ。

JJ:ただ、自分が普通にできることを探してるうちに、そういうのもまあ、結果的に(カバーできた)。

Wokka:結果的にスーパープレイも生まれたしね。あのラウンド取れてなければ「終わったー」と思った。(海岸線5ラウンド目)

Merieux:あれ取れてなかったら終わってたね。

EAA:明日はFaZe戦ですね。eiNsとの因縁もありますから日本としてはリベンジになりますが。

貴族:そうですね、eiNsさんのリベンジは僕らがしたいなと思います。また、今日の試合でデータが出てますからこれを活かせるかと。

EAA:FaZeへの声援が凄まじいのも見てましたよね。

貴族:すごかったですね。ただ、声援が起こる前に潰しちゃえばいいかと。

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EAA:先手必勝で。

貴族:先手必勝で。ただ、撃ち合いはRogueよりFaZeは強いと思うのでそこがどうかなって感じですね。ただ、ウチらも撃ち合いは強いと思うんで。

EAA:わかりました。では“ゼロ・バグ”で。

貴族:ゼロ・バグで。ゼロ・バグだったら勝ちます。

Merieux:ゼロ・バグだったら、優勝いけます。

貴族:いやでもG2は絶対ずっとゼロ・バグだから。

Merieux:それじゃ一生無理じゃないですか。

貴族:うん、だから、G2に1バグ起こさせるしかない。

Wokka:バグらせるか、俺らがスーパーサイヤ人になるか(笑)

貴族:そうそう。どっちか。

Wokka:急に5人でスーパーサイヤ人になり始めるか。

貴族:スーパーサイヤ人ブルーくらいにならないと。

EAA:わかりました。楽しみにしてます!

おまけ

このツイートの写真1枚目、真ん中にいる彼が会場で真っ先に「せーの!野良連合頑張れーッ!」と序盤から何度も野良連合コールを起こしてくれていたご本人です。名前はKENZO(ケンゾー)さんといい、母方が日系で彼は四世に当たるそうです。8月のParis Majorで日本のチームが出ていることを知り、APAC大会の配信を見て野良連合の強さとReyCyil選手のダンスで胸が高鳴ってしまい(トゥンク)、「強くて楽しい!!」と大ファンになったのだとか。将来は日本で働くために英語と日本語を勉強中で、早ければ2020年の東京オリンピックには来日できると熱く語ってくれました。

他にも、観戦中に私たちが日本人だと分かると「野良連にサインを頼みたい!写真を撮ってほしい!」とあちこちのファンから頼まれるなど、注目の高さとウェルカムな雰囲気をとても感じられました。

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『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

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