『Call of Duty: WWII(コール オブ デューティ ワールドウォー 2)』のライブシーズン中にSledgehammer Games(SHG)からActivisionへ転職した元共同創設者のマイケル・コンドリー氏が、テイクツーインタラクティブ傘下の2K Gamesに移籍したことが報じられました。
コンドリー氏は新スタジオのプレジデントに就任
マイケル・コンドリー氏はVisceral GamesにてサバイバルホラーTPS『Dead Space』シリーズを開発。その後Sledgehammer Gamesをグレン・スコフィールド氏と共同で設立し、『CoD:MW3』(Infinity Wardと共同)、『CoD:AW』、『CoD:WWII』を開発。2018年の初頭には本体であるActivisionに移籍し、エグゼクティブのポジションについていました。
テイクツーはその手腕を高く評価し、2Kが新たにシリコンバレーで設立するスタジオのプレジデントに指名。新スタジオの設立に尽力するとされています。
他の開発陣も続々退社
コンドリー氏と共にSledgehammer Gamesを設立し、Activisionへ転職していたグレン・スコフィールド氏も、2018年12月をもって退社しています。
I’ve had a great run here at Activision; 3 COD’s- MW3, AW and WWll- that I’m proud of. I feel it’s time to try something new tho. I’ll be leaving Activision end of Dec. and taking some time off to relax. Then off to something else exciting.
Thank u Activision for everything!— Glen A. Schofield (@GlenSchofield) 2018年12月10日
更に、スコフィールド氏の転職後に『CoD:WWII』ゾンビモードのディレクターを務めていたキャメロン・デイトン氏も退社。現在はBiowareに転職し、ナラティブディレクターとして『Anthem(アンセム)』の開発に従事しています。
I'm incredibly honored to join the talented team at BioWare as Narrative Director. Storytelling in games has always been my passion, and no other studio in the world has the narrative legacy like this one. This next year... it's going to be BIG.https://t.co/39X0oOAcx7
— Cameron Dayton (@CameronDayton) 2018年12月7日
同じく『CoD:WWII』ゾンビモードを開発していたジェイソン・ワーンケ氏も退社を発表しています。
I have an announcement. I have taken a flying leap from SHG, working with some of the best in the industry to ascend into the new and unknown! I can’t wait to share it with you.
Zombies community, thank you. I enjoyed your antics. You are incredible.
I have a parting gift...
— JaW (@JasonAWarnke) 2019年1月30日
原因は?来年の『CoD』はどうなる?
最近では『CoD:IW』の不発を受け、ActivisionがInfinity WardやBeenoxの従業員を一部解雇しています。しかし『CoD:WWII』の売上はむしろ好調とされており、独自集計ではありますが先日公開された『CoD』シリーズ各タイトルの予測プレイヤー数からも分かります。
Activisionは「CoD史上最高の3ヵ年計画がある」としていますが、Sledgehammer Gamesが組織再編に追われることは必至。2020年までに組織を整え、Activisionやファンの期待に応えることはできるのでしょうか。
現在、Sledgehammer Gamesを率いているアーロン・ハロン氏の手腕が試される時となりそうですが、Activisionから何かしらの介入があっても不思議ではありません。スタジオの顔であるメンバーの相次ぐ脱退への対応に注目が集まります。
『CoD:WWII』は絶賛発売中で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Business Wire
コメント
コメント一覧 (13件)
クソ社員が続々と退社か!やったやん!
awのキャンペーン面白かったからいっそのことキャンペーン無くしたcod本編と、世界観共通のシングルゲームで分けてみてはどうか