現地時間2月15日からカナダ、モントリオールで開幕した『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の公式大会「Six Invitational 2019」はG2の二連覇で幕を閉じました。こちらでは準決勝Team Empire戦を終えた野良連合のWokka選手、Merieux選手、貴族オーナーからのインタビューをお届けします。
野良連合インタビュー(現地時間2月16日、試合後)
Team Empire vs 野良連合 : 2-1
- 第1マップ:領事館 4-7
- 第2マップ:銀行 7-2
- 第3マップ:海岸線 7-4
試合のハイライト映像は以下で確認できます。
NORA-Rengo vs Team Empire | Six Invitational 2019 Highlights
配信アーカイブ(00:36:00頃~)
【タイムシフト】レインボーシックス Six Invitational 2019 Day5 野良連合、準決勝!決勝まで進めるか?
左からRamu選手、Papilia選手、Merieux選手、Wokka選手、Reycyil選手、貴族オーナー
Team Empire戦 試合後インタビュー(Wokka選手、Merieux選手、貴族オーナー)
EAA:お疲れさまでした。改めて試合を振り返っていかがですか?
Wokka:自分たちはグループ予選でEGに負けてそこから上がってきたんですけど、EGに負けたときは戦術なり作戦なり純粋に相手が一枚上手だったと感じる敗北だったんですが、今回は自分たちの細かいミスや相手のマンパワーで負けて「うわぁ・・・負けたかぁ・・・」とモヤモヤする負け方でした。
Merieux:予選では一敗したものの、Fnatic戦で勝っていい流れで来ていたので、みんな全員このまま決勝ステージでは、ワンチャン優勝もあるんじゃないかって思っていたんですけれども、Empire戦は対策していた以上のことを見せられて負けてしまいました。自分も、悔しいというよりもモヤモヤした気持ちがまだありますね。
貴族:モヤモヤ連合の貴族です。選手たちが話した通りなんですが、野良連合メンバー全員、撃ち合いはトップクラスで強いメンバーが揃っているので、こうも簡単にマンパワーで負けるものかなと感じるところはあります。それがモヤモヤのもとだと思います。後ろに立っていて、盛り上げることはできても助けてあげることはできないので...力不足でした。
EAA:1マップ目は圧倒する形でしたが、2マップ目で向こうがノリ出したなという感じですか。
貴族:マンパワーに勝てなかったですね。Merieuxは振り返って苦笑いしてました。「つんよ~」しか言ってなかったと思います。
Merieux:向こうが強いのは分かっていて、1マップ目は押さえることができましたが2マップ目に関してはこっちのミスもあって、3マップ目には集中力が切れたというか、流れに乗って取られてしまったのだと思います。撃ち合いにも発展しないというか。対応できないタイミングを押さえられてしまった感じです。
Wokka:一瞬の隙をつくタイミングが、ことごとくヤバかったです。
EAA:観客は早い段階から野良連サイドについていて、最後の最後まで野良連コールをして応援してくれていましたが、それは届いていましたか?
Merieux:今回は結構聞こえてましたね。はい。
Wokka:聞こえてました。だからこそ頑張らなきゃって思ってたし、ありがたかったです。
貴族:頑張らなきゃって思ってたけど...高すぎる壁が立ちはだかっていました。相手チームは全然喜んでもいなかったもんね。俺たちだったらどうする? 何買う? って盛り上がるのにね。
Merieux:こっちは騒ぎすぎですけどね。
EAA:今回の試合でも、平日深夜にも関わらず5~6万人の視聴者が見守っていたそうです。今まで大会を見ていない層も注目しているのはTwitterの反応からも分かるほどでした。応援していた皆さんに一言お願いします。
Wokka:約1週間、深夜にも関わらず多くの方からの応援コメントや配信の視聴、力になりました。本当は決勝に行って、皆さんに更なる感動を与えたかったですけど、次回はもっと上を狙えるように頑張りますのでこれからも応援をよろしくお願いします。
Merieux:前回の世界大会でTOP4だったので、今回はそれ以上をと思っていたのですが、同じ結果になってしまってすみませんという気持ちです。すぐに次の大会が始まってしまうのですが、そこではより良い結果が出せるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
貴族:まずはこんなに長期間応援いただきまして、ありがとうございました。.......(しばし堪える)。選手たちは本当によくやってくれたなという気持ちです。前回は一勝してTOP4で、今回もTOP4とはいえ、出場チームが16あり、予選ではEU3位のPENTAに2回勝ち、予選無敗のFnaticにも勝ったうえでのTOP4なので、前回よりは価値があると思っています。これは選手たちの実力と、応援してくれたファンの皆様、ならびにスポンサー様のおかげです。
ただ、日本のeスポーツを応援してくれる個人の熱は世界に引けを取らないものの、選手を応援してくれる企業様の数は圧倒的に足りていないのが現状です。Team Liquidには日本の企業のHondaがついていたりもしますが、日本の企業には日本のチームについて欲しいというのが正直な本音です。
僕らも実際にこうやって何回も世界で結果は出していますし、他タイトルでは日本企業が主導している例もあります。この記事をご覧になっている企業様には、ぜひ、法人様からのサポートもお願いしたいです。僕らが売上に貢献できる部分はあると思っています。個人だけではなく法人様からもお力添え頂けたらなと。
やっぱり、野良連合だけなんですよね、世界大会に出るのにブートキャンプができないというのが。日本は島国なのでピンの問題で、普段は出場するような強豪チームとスクリムができず...直前に現地に入ってから強いチームとスクリムできるのを本当に楽しんでいますし、そこは経験差が出てしまう部分なので。できるならそうした機会を与えてあげたいです。
逆に言えば、それがなくてもここまで来れたので、可能になれば優勝できる確率は100%なのかなと。よろしくお願いします!
貴族氏のビデオメッセージ
(2/2) pic.twitter.com/sRHsvy8bl2
— EAA!! FPS News ?? (@EAA_tw) 2019年2月18日
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『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
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