2016年から始まり毎年行われている海外の有名配信者達のチャリティ配信マラソンが今年も敢行されました。昨年は約3億円を募金を集めるという記録を打ち立てた配信マラソンですが、今年はその記録を1億円近く上回る約4億円の募金調達という偉大な業績を成し遂げました。
2016年に『Destiny (デスティニー)』のファンイベント「DestinyCon」の一環として始まった「GuardianCon Charity Marathon For St. Jude」は今年で4年目を迎えます。有名配信者のKingGothalionとProfessorBromanが始めた「DestinyCon」は「GuardianCon」に名前を変えてDestinyだけでなくゲームコミュニティへの影響を大きくし、昨年はNinjaが配信マラソンのトリを飾り匿名人物が約1,100万円も寄付するなど様々なドラマを生みトータルで270万ドル(約3億円)の募金に成功しました。
それから一年が経ち4回目となる今年の「GuardianCon Charity Marathon For St. Jude」ではついに『Destiny』の開発元のBungieも配信マラソンに参加。コミュニティマネージャーのDeeJ氏やフランチャイズディレクターのLuke Smith氏が出演して今後のアップデートや9月に配信される「影の砦」で登場するレジェンダリー武器のイラストが公開された他、『Destiny 2』の伝承や絵本を読むという演出や、ViDocで奇抜な効果音を自ら表現するDave Samuel氏がゲームのプレイ動画にアテレコするなど4時間に渡ってバラエティに富んだ配信を行い約40万ドル(約4,200万円)の募金が集まりました。
Destiny 2 | 1分で彼に夢中になる動画(擬音マン・サミュエル氏) | EAA
Bungieが打ち立てた記録の勢いは今年のトリを務めるDrLupoにバトンタッチされます。本日行われた約4時間半の配信では、一定の目標額に到達するごとに、DrLupoだけでなく息子や夫人がゲーム配信するなどのイベントを行いなんと配信しているDrLupo自身も寄付しつつ、相方のNinja達も募金やTwitterでの告知を行い配信は加熱。 匿名人物から4万ドルと2万ドルの寄付の他、さらにはゲームのチャリティ配信にアメリカの大手保険会社State Farmが1万ドルの募金を行うなどし、1分で募金平均額が3,400ドル(約36万円)にまで高まるという事態にまで白熱した配信は約92万ドル(約9,900万円)の募金調達という大成功を達成します。
Today, gaming raised $920,343.98 in 4 hours and 30 minutes. ❤️?
— DrLupo (@DrLupo) June 23, 2019
1週間を通して行われたチャリティ配信マラソンは最終的に3,721,097ドル(3億9959万5440円)という昨年を大幅に上回る記録に達して幕を閉じました。 これらの寄付金は全て「St. Jude Children's Research Hospital」という小児科のガンなどの治療を研究する組織に募金されます。
毎年素晴らしい成果を残しているチャリティ配信マラソンを行うGuardianConは来月7月にフロリダ州オーランドで開催されます。 今年は『Destiny 2』のBungie、『Warframe』のDigital Extremeだけでなく、『Borderlands 3 (ボーダーランズ3)』のGearboxも出展してそれぞれのゲームの新情報が期待されます。
Source: GuardianCon
コメント
コメント一覧 (1件)
わざわざSGQDにぶつける意味ある?
正直ゲーム関連のチャリティイベントを同時に行うなんて、もちろん両方に寄付する人もいるだろうけど、効果的だとは思えない。