レインボーシックス シージ： Y4S4.3パッチリリースへ、オペレーター3人弱体化・6人が強化

ユービーアイソフトは、『Rainbow Six Siege（レインボーシックス　シージ）』イヤー4最後のオペレーター・バランス調整を含む、Y4S4.3パッチを間もなくリリースします。PC版は日本時間1月28日の深夜から29日にかけて、コンソール版はその1日後、日本時間1月29日の深夜から30日を予定しています。

ADSの低速化・Echoの弱体化を含むオペレーター・バランス調整

以前からテストサーバー上でテストされていた通り、多くのオペレーターが強化・弱体化の対象になります。

特筆すべきは、全武器に渡ってADS速度が増加すること。そしてこれまでEcho（エコー）だけが持っていた、Dokkaebi（トッケビ）への耐性設定が消されることです。以下にその要点を再掲します。

• ADSの時間が全武器で増加[弱体化]
  • アサルトライフル：0.30秒から0.40秒に
  • DMR：0.30秒から0.40秒に
  • SMG：0.20秒から0.30秒に
  • LMG：0.40秒から0.45秒に
  • ビストル：0.10秒から0.20秒に
  • セカンダリーのSMG：0.10秒から0.275秒に
  • ショットガン：0.20秒から0.25秒に
• ECHO（エコー）[弱体化]
  • Echoと彼のヨーカイはDokkaebiにハッキングされるようになります
  • EchoはDokkaebiのロジックボムに対する無効能力が無くなります。さらに、ラウンドにDokkaebiがいた場合は、Echoはキルされたときに携帯端末を落とします。Dokkaebiが防衛側の監視ツールをハッキングすれば、攻撃側はヨーカイのカメラ映像にもアクセスできるようになります
  • 今回の変更に加え、ヨーカイには透明化していないときのみライトがつくようになります。ハッキングされるとヨーカイのライトの色も変化します。
• JAGER（イェーガー）[弱体化]
  • Jagerの416-Cのダメージを43から38に減少
• MAESTRO（マエストロ）[弱体化]
  • MaestroのALDAからACOGを取り除く
• ELA（エラ）[強化]
  • Scorpion Evo3の最初の16発分はリコイルが減少する。それ以降は現在の状態と似たようなリコイルになる。
• FINKA（フィンカ）[強化]
  • FinkaのSpear .308のダメージを、38から42に増加
• NOKK+SMOKE（ノック+スモーク）[強化]
  • FMG9のダメージを30から34に増加
• YING（イン）[強化]
  • カンデラはYingだけに見えるアウトラインが追加される
  • クラスター・フラッシュによる光のばらまき方を、より信頼性の高いものへと改善する
  • カンデラ内のペレット数を6から7に増やす（1つは床、3つは腰の高さ、3つは頭のあたりで起爆）
  • ペレットが起爆するまでの時間を0.3に減らす（投げると1秒、設置したときは2.5秒だった）
  • ペレットがマップ内の物に当たったとき、落下したり床で起爆したりせず、速度を保ったまま跳ね返る
  • カンデラが爆発するときのVFXを少し改善
• BLACKBEARD（ブラックビアード）[強化]
  • シールドなし+アングルグリップあり=ADS時間は「現在の速度」の60%=0.18秒
  • シールドあり=ADS時間は「新しい速度」の200%=0.8秒
  • アングルグリップあり+シールドあり=ADS時間は「新しい速度」の160%=0.64秒

Vulkan API

Y4S4.3パッチでは、テストサーバーでは以前からテストされていたグラフィック処理プロセス改善用API、VulkanがPC版現行ゲームにも実装されます。Vulkanの詳細はUbisoftの公式サイト（日本語）で確認できます。

「VulkanのAPIには、DirectX 11よりも「レインボーシックス シージ」のグラフィック性能の向上に貢献できるというメリットがあります」とのことで、CPUやGPUへの負荷に悩んでいたプレイヤーには朗報となるでしょう。

『レインボーシックス　シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

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Source: Ubisoft