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『レインボーシックス シージ』Lag Gamingシージ部門独占インタビュー:野良連合から移籍の経緯 / LAGの魅力 / デビュー戦など

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チームとしての5人の活動状況・スタッフについて

EAA!!:2020年の入れ替え戦からはCandy選手が復帰しましたね(野良連合NRG→Sengoku Gaming→野良連合)。今の5人になってその後、チーム内での役割や決まり事については既に固まってきたでしょうか。

lag_candy
Candy選手

Papilia選手:Candy選手が加わった際にそれぞれの役割の当てはめはしたんですが、実を言うと入れ替え戦のときは競技シーンのメタに対応したスクリムを重ねられなかったんです。でもこれからは大会映像などを通して自分たちを客観的に見られる機会も増えるので、せっかくならこれから攻守ともに新しいことを試していこうと思います

EAA!!:野良連合と契約終了した現在も、スクリムなどの活動は続けているんですよね?

Papilia選手:はい、もちろんです。日本チームだけではなくて、韓国とか東南アジア、オーストラリアのチーム間でローテーションするみたいにスクリムをしています。

EAA!!:ちなみに新チームのコーチやアナリストなど、裏方メンバーはもう決まっているんですか?

Papilia選手:入れたいという話はみんなでしてるんですが、具体的な候補はおらず、決まってないですね…。今後、公募するかもしれません。

Simotuki選手:アナリストはいなくても何とかなるかもしれませんが、コーチは必要だと思っています。試合やスクリムの後でみんなで話し合うにしても、疲労していると反省会もうまくいかないんです。でもコーチがいてくれれば、プレイヤー同士だと気付かない部分も俯瞰視点で補ってくれて、効率化ができるので。

EAA!!:だそうですが、平野さん…。

LAG平野:分かりました(笑)。選手たちが必要としているのなら、要望を叶えられるようにLAGとしては可能なかぎり動いていくつもりです。

2020年のシージ競技シーン

EAA!!:競技シーンの話ですが、2020年はいわゆるガジェットメタが環境を席巻していました。イヤー5後半からメタに深く関与していたオペレーターに調整が入り、現在はまたメタが変化しつつあります。Y5S4の環境については、皆さんどう感じているでしょうか。

Simotuki選手:僕的には、今の環境は自分たちにとって良い方向に向かっていると思います。これまでは攻撃側は敵のガジェットを全部壊して残り30秒くらいで勝負していく感じだったんですが、メタが変わって、僕たちが得意な個人個人の撃ち合い能力を活かせるようになったと思います。

EAA!!:APACのさまざまなチームとスクリムをしているそうですが、2020年はGiants Gamingを始めとする東南アジア勢が活躍していましたね。どのチームも入れ替え戦とは関係がありませんでした。彼らと戦っていて、日本のチームとの間にどんな違いを感じるでしょうか?

Papilia選手:彼らはシージというより、FPS的な戦い方が上手いですね。

YoshiNNGO選手人間的な隙もついてくるよね。「そこは来ないだろう」ってところで来たり。

SouLBoi選手:そうそう(笑)。割り切りがすごいよね。

Papilia選手:GiantsやCloud9は、オペレーターとかガジェットの組み合わせで動くんじゃなくて、枚数(プレイヤーの数)を合わせて、タイミングだけしっかり取って寄せてくる感じです。それで撃ち合って、結果を見て、また組み立て直してくる。

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YoshiNNGO選手(左)とSouLBoi選手(右)

Papilia選手:日本チームの場合は順序立てて味方のタイミングを待ったりするんですが、海外チームはそこが早いんです。浮いてる敵がいたら、ドローンも回さずにすぐ2対1の状況にして、「行こう!」って飛び込んで来る。

SouLBoi選手:日本チームは5人で合わせる一方で、向こうは2、3人でも細かく合わせてくるんです。

Papilia選手:早いよね。国内だとCAG(CYCLOPS athlete gaming)も早いチームです

ジャパンナショナルズ予選に出場予定

EAA!!:センシティブな話になりますが、シージ競技シーンの現状をどう捉えていますか?シックスインビテーショナル2019での世界ベスト4や、常滑で行われたシーズンファイナルでは確かに日本のシージ界は大きく盛り上がりましたが、それから他のeスポーツタイトルも力をつけており、日本の競技人口や視聴者を取られてもおかしくない状況ができつつあります。

Papilia選手:競技シーンには中間層が少ないので、僕としてはまだまだこれからだと思っています。

Simotuki選手日本のシージがいちばん盛り上がるのは、日本チームが世界大会に出場して良い成績を残せたときだと思っています。そうなればコアなシージファンじゃない人でもきっと興味を持ってくれるはずなので、そうなるように僕たちが頑張っていきたいと思います。

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Simotuki選手

EAA!!:皆さんのLAGとしてのデビュー戦はいつになるんでしょうか?

Papilia選手:2月7日に行われる「ジャパンナショナルズ」の予選に出場する予定です。

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★2月解禁★レインボーシックス シージ:Lag Gamingシージ部門独占インタビュー、野良連合から移籍の経緯 / LAGの魅力 / デビュー戦など

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 確かに野良連の運営はあり得ない事態でした。
    だけど「ライセンス譲渡or売却」に関しては冷静に考慮が必要だと思う。
    nR側からすれば価値ある北APACライセンスは簡単には離さない。
    ならば有資格選手を集めて新生nRで出場が優先順位では一番になると思う。
    (北APACのレギュレーションをよく知らないですが)
    次に来るのが売却先を見つけるで、今はまだ売却先を見つける段階ではないのでしょう。
    (ライセンス売却ができるのなら)

  • これまでのゴシップとかでなかなかやばそうな感じ出てたけど今回の脱退とapac出場権も譲るつもりがない姿勢みるとほんと野良連やばいな
    シーンを盛り上げるきっかけになったけど経営母体としてはちょっとどうしようもない

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